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諏訪この1年 2006(H18)
2016年1月12日【1月】
▽一日=初もうででにぎわう諏訪大社上社本宮で「蛙(かわず)狩之神事」。JA信州諏訪いちご園元日オープン。
▽八日=第五十六回諏訪市成人式。市内では六百人の男女が大人の仲間入り。無火災への誓いも新たに市消防出初め式。
▽九日=諏訪八剱神社が渋崎沖の旧六斗川河口付近から延びる氷のせり上がりの調査を行い「御神渡り」と確認。二年ぶりの出現。拝観式を十三日午前に行うことを決めた。
▽十三日=八剱神社の宮坂清宮司らにより、全面結氷した諏訪湖で御神渡りの拝観式。三本の筋を認定し、ご託宣による今年の世の中は「経済は上向く兆し」と。
▽十四日=三月下旬の暖かさと降雨により、諏訪湖が一気に氷解。
▽十五日=昨年十二月三日から行方がわからなくなっていた高島小五年男子児童が、最後の姿を見かけられた付近の岡谷市釜口水門近くの湖岸で遺体で発見される。諏訪大社上社で田遊神事と新年祈請祭。
▽十九日=児童生徒の安全見守る青色回転灯付き市公用車の出発式。
▽二十九日=地域づくり未来塾修了生が自主運営サークル「すわ未来塾」設立。
▽三十日=旧東洋バルヴ諏訪工場跡地を総額二十億八千百四十万円で一括取得する方針を市が市議会に報告。
【2月】
▽二日=諏訪実高が、校外発表会を初めて実施し好評得る。ドライ方式の中洲小給食室完成し市が引き取り。
▽八日=市議会臨時会で旧東バル諏訪工場跡地取得関連の議案を可決。
▽九日=市職員の公金着服が発覚し、市長らが報告するとともに陳謝。綱紀粛正の徹底をはかる。
▽十四日=すわっこランドの入館者が二十万人に。
▽十六日=十八年度予算案を公表。一般会計は当初比二・七%減の百七十五億円の緊縮型に。
▽十九日=前県議の金子ゆかり氏が後援会総会で次期選挙に強い意欲しめす。
▽二十一日=市とサンリッツロード商工連が、災害時の帰宅困難者対策として応急措置協定を締結。
▽二十五日=将来の産業を担う人材育成に向けた「キャリア教育プロジェクト」で市内の小、中学生が自分たちの作った商品を販売し人気を博す。
【3月】
▽四日=諏訪市内三高校で一斉に卒業式。みそ天丼発売開始一周年記念イベント。
▽五日=諏訪大社上社本宮で御神渡り注進奉告式。
▽十六日=市内四中学校で卒業式。
▽十七日=市内七小学校で卒業式。
▽十九日=すわっこランドマレットゴルフ場の一日百円の有料化決まる。芝地管理も市マレットゴルフ協会に委託。
▽二十日=県下の革新的技術などを表彰する信州イノベーション大賞に、初の大賞(五団体)に諏訪市四賀のサンメディカル技術研究所が選ばれる。
▽二十一日=豊田文出の有志が諏訪湖畔でヨシ焼き。宅老所「こころ 岡村」が開所。
▽二十五日=諏訪サプリの「4サタ」が長年閉鎖されていた旧富士銀行建物で開かれる。
▽二十六日=保育園がなかった四賀飯島地区に、聖母の会が運営する聖ヨゼフ保育園諏訪がしゅん工。
【4月】
▽一日=ザゼンソウの里公園で第八回ザゼンソウ祭り始まる。
▽二日=聖ヨゼフ保育園諏訪で初めての入園式。
▽三日=団長に牛山智明さんが着任し市消防団が新体制でスタート。
▽五日=市内小中学校、諏訪清陵、諏訪二葉高校で入学式。
▽六日=諏訪実高で入学式。
▽八日=中心市街地活性化に向けマイスペースHAKOが新規オープン。
▽十三日=午前零時二十五分ころ豊田小川の農作業小屋で不審火。のちに連続放火事件として世間を騒がせる最初の放火事案となる。
▽十七日=午前二時三十五分ころ、湖南北真志野で資材置き場を全焼する不審火。
▽二十日=二十日午前二時過ぎ、湖南北真志野の西山公園付近の畑で農作業小屋として使用していた軽ワンボックスくるま全焼する不審火。
▽二十二日=湖南南真志野の習焼神社で草もち祭り例祭。
▽二十三日=霧ケ峰高原で火入れ。
▽二十四日=城南、八剣両保育園を統合する新保育園で起工式。
▽二十七日=諏訪六市町村が県に対して、諏訪地域に救命救急センター設置要望。
▽二十九日=諏訪地方に本格的な観光シーズン到来を告げる第四十七回諏訪湖開き。
▽三十日=午前一時過ぎ、高島三のスロット店駐車場で、長期間放置されていた普通乗用車が燃える不審火。続いて、午後十時四十分ころ湖南北真志野の空き家から出火する全焼火災。四月は五件の連続不審火が発生する異常事態に。
【5月】
▽一日=不審火を警戒するパトロール始まる。
▽七日=守屋山で開山祭。
▽十日=健康被害が問題となっているアスベストを、諏訪市役所地下機械管理室で撤去始まる。農業委員会の公選委員二十人が無投票当選。
▽十一日=午前零時二十分過ぎ、湖南南真志野の諏訪西中学校で旧体育館と隣接する木造渡り廊下を全焼する不審火による火災発生。
▽二十七日=来年のNHKテレビ大河ドラマ「風林火山」にちなみ諏訪地方観光協会が募集した由布姫・湖衣姫・八重垣姫コンテストで姫役の三人と、信州諏訪の観光シンボルマーク及び「風林火山 ロマン息づく 信州諏訪」のキャッチフレーズ決まる。
▽二十八日=存続の危機にある諏訪赤十字看護専門学校の存続を願った初めてのシンポジウム開かれる。
▽二十九日=諏訪市長が諏訪赤十字看護専門学校の存続に向けて財政支援に前向き検討示す。
【6月】
▽四日=五穀豊じょう願い諏訪大社御田植祭。市消防団が水防訓練。
▽九日=国際ソロプチミスト諏訪が認証二十周年記念式典。
▽十一日=諏訪六市町村を駆け抜ける初めての自転車ロードレース大会「サイクルマラソン」が諏訪湖畔から八ケ岳山ろくの四二・一九五?气Rースで行われる。
▽十二日=諏訪赤十字看護専門学校存続に向けて生きがいをつなぐ会など七団体が存続を望む会設立。
▽十五日=山田市長が、諏訪赤十字看護専門学校存続に向けて十九年度から五年間で一億円の財政支援を市議会一般質問で表明。市が湖畔公園駐車場の有料化を検討。
▽二十日=ローソンで、信州みそ天丼発売を開始。昨年六月のセブンイレブンについでコンビニでは二例目。
▽二十五日=市消防団ポンプ操法大会。ポンプ車の部は第八分団、小型ポンプの部は第五分団が優勝。
▽三十日=市と外国籍市民による懇談会。上社本宮と手長神社で半年間の汚れと後半半年間の無病息災を祈る茅の輪くぐり。
【7月】
▽一日=「SUWA-KEN」が、市が取得する旧東洋バルヴ諏訪工場跡地活用の公募に挙手。
▽二日=湖南、豊田、中洲地区で伝統の稲虫送り行事。
▽四日=諏訪よいてこの「新・正調よいてこ」歌い手決まる。
▽八日=諏訪地方で発生していた連続不審火に関して諏訪署は同日夜、諏訪市湖南北真志野在住の飲食店手伝い、平田恵里香容疑者を逮捕。五月二十六日に下諏訪町東赤砂、自動車修理販売会社駐車場で車両六台を焼いた容疑。
▽十日=旧東洋バルヴ諏訪工場跡地の売買契約が諏訪市と跡地所有のエヌビーアイの間で行われる。土地は五万七千六百二十四平方?「で購入価格は二十億八千百三十八万円余。山田市長は「日本一の原っぱにしたい」と構想。
▽十一日=諏訪赤十字看護専門学校の存続求めて、存続を望む会が上諏訪駅前で署名活動。
▽十四日=諏訪赤十字看護専門学校の存続を望む会が諏訪広域連合長の山田市長に要望書提出。
▽十六日=午後一時半ころ湖南後山で住宅全焼火災。焼け跡からお年寄り男性の遺体。市が取得後、初めての旧東洋バルヴ諏訪工場跡地と工場建物の見学会。
▽十七、十八日=活発な梅雨前線により降り続く大雨で諏訪市内で床下浸水や冠水被害相次ぎ、各所で道路通行止め。茶臼山では小規模石垣崩落。
▽十九日=降り続く大雨による諏訪市内のいたる所で甚大被害。諏訪市が災害対策本部設置。道路通行止めなどで市民生活や交通機能はまひ状態に。避難所指定されている学校体育館や公民館などに大勢の市民が避難する。湖南北真志野の中ノ沢川では土石流が発生し、蓼宮橋付近は完全に埋没。JA信州諏訪でも危機管理対策本部。連続不審火で逮捕された平田容疑者が湖南北真志野の資材置き場放火の犯行を自供。
▽二十日=記録的豪雨により千四百戸を超える浸水など大被害を受けた諏訪市。徐々に復旧作業が始まる。二十二日の土曜日に予定していた諏訪市民祭・第二十七回諏訪よいてこが災害の影響で初の中止決定。そのほか、各種イベントも軒並み中止や延期に。
▽二十二日=豪雨災害の復旧作業が本格化。諏訪市には約千五百人の県職員が入り土砂の片付けなどに汗。
▽二十六日=市災害対策本部の中間まとめだと、市内の浸水家屋は約二千三百戸に。諏訪湖エリアおもてなし向上推進会議が設立されすわこおもてなしアカデミー開講など決める。
▽二十七日=国内やパリで活躍する洋画家・小杉小二郎絵画展が市美術館で開幕。
▽二十八日=第二回目「諏訪の長い夜」が二日間の日程で開幕。平田容疑者を車両放火で起訴。諏訪西中旧体育館への関与供述はじめる。
▽三十一日=諏訪地方の連続不審火に関して平田容疑者が諏訪西中など八件の関与認める供述。諏訪署などは全容解明に向けて捜査本部を設置へ。
【8月】
▽二日=諏訪署捜査本部は連続放火事件で平田容疑者を諏訪西中旧体育館放火容疑で再逮捕。
▽六日=県知事選挙で新人で前衆院議員の村井仁氏が、三選を目指した現職の田中康夫氏を破り初当選。
▽九日=市がまとめた七月の豪雨災害の被害額は約五億円に。
▽十日=財政上の理由で閉鎖の危機にあった諏訪赤十字看護専門学校に関して、日本赤十字社が「存続」を決定したことを、小口病院長が記者会見して明らかに。
▽十五日=第五十八回諏訪湖祭湖上花火大会に四十八万人の人出。二十三年振りとなる三尺玉、二尺玉の水上スターマインなど四万一千発の花火が夜空を焦がし、七月の豪雨災害で復興に汗する住民に元気と勇気を与えた。
▽十七日=第二十六回ニムラ舞踊賞の授賞式があり、新国立劇場シーズン契約ソリスト、湯川麻美子さんに賞状など贈られる。
▽十九日=豪雨災害で日程変更されていた初の「お諏訪祭り」が高島公園で開かれる。
▽二十二日=存続が決まった諏訪赤十字看護専門学校に関して、存続を望む会が三千万円の目標額に向けて募金開始。
▽二十三日=連続放火の平田容疑者を茅野のアパート放火で再逮捕。
▽二十四日=県下で初めて諏訪赤十字病院が、信大病院、佐久総合病院とともに厚生労働省から「地域がん診療連携拠点病院」指定される。
▽二十七日=災害復興にエールを送るさだまさしと原田泰治チャリティトーク&ライブが市文化センターで開かれる。駅前市民会館の利用促進を狙いに市教委主催による「手づくり音楽会」第一回が行われる。
▽三十日=第四十三回市戦没者追悼式。
【9月】
▽一日=諏訪市と大阪富田林市が災害時相互応援協定締結。諏訪地方観光連盟が、NHKの「風林火山」放映を機に観光客増を狙いに誘客用パンフレット作成。
▽二日=第二十四回全国新作花火大会に約三十一万人。
▽十五日=諏訪大社上社本宮で伝統の十五夜祭奉納相撲。
▽二十二日=新教育委員に関明美さん任命を市議会同意。行政や諸団体の担当区域がモザイクのように入り組んでいる上諏訪地区の再編成・ブロック統一に向けた第一回検討委員会が開かれ、一年以内に結論付けすることを確認。
▽二十四日=二千人余が参加して第十一回諏訪湖一周ウオーク。
▽二十五日=諏訪地方で四?コ五月に発生した連続放火事件で逮捕、起訴された平田恵里香被告の初公判が地裁松本支部で開かれ、起訴事実を全面的に認める。
▽二十七日=諏訪湖エリアおもてなし向上推進会議が初会合、観光ガイド育成などの事業計画決める。
▽二十九日=諏訪署が酒気帯びタクシー運転手をJR上諏訪駅付近で逮捕。
▽三十日=大地震を想定して日赤長野支部合同訓練と諏訪赤十字病院災害シミュレーションが旧東バル跡地で開かれる。諏訪ルネッサンスすわ未来21が原村八ケ岳自然文化園で始まる。
【10月】
▽一日=東榊町と西榊町が合併調印。諏訪赤十字病院の救命救急センターが運用開始。
▽四日=七月豪雨で大規模な浸水被害を出した諏訪湖の治水対策として県は、釜口水門の最大放流量を現行の毎秒四百?。から四百三十?。に引き上げる方針明らかに。
▽七日=諏訪湖エリアおもてなし向上推進会議による「諏訪湖おもてなしアカデミー」基礎コース開始。諏訪市美術館開館五十周年記念事業で、不世出の写真家・土門拳の写真展「日本の風景と古寺巡礼」が、十一月初旬までの日程で始まる。
▽八日=魅力ある路地の創造をテーマに、第四回全国路地サミット始まる。
▽十日=自動車のご当地ナンバー、「諏訪ナンバー」の交付始まる。初日は二百五十六台がナンバー交換。
▽十五日=健康まつり・みんなの消費生活展・環境フェアにぎわう。
▽十九日=「諏訪圏工業メッセ2006」が二十一日までの三日間の日程で開幕、初日からビジネスマンらでにぎわい。
▽二十一日=工業メッセ入場者数が、過去最高の二万六千七百五十人に。
▽二十二日=市消防団が初めての救護大会。
▽二十三日=諏訪六市町村がエルシーブイと災害緊急放送に関する協定締結。
▽三十日=八ケ岳エコーラインの富士見町、立沢大橋で開通式。
【11月】
▽二日=秋の褒章受章者が発表され、市内では点訳本の提供を続けている「光の会」が社会奉仕活動功績で緑綬褒章を、麗人酒造社長の小松修治さんが酒類業振興功績で藍綬褒章を受章。
▽三日=すわっこランドの入館者数が四十万人を突破。四賀の仏法招隆寺で開創千二百年の記念法要。公設地方卸売市場を開放した三回目の市民ふれあい市場まつり盛況。
▽九日=創立六十周年を迎えた諏訪商工会議所の臨時議員総会で、健康上の理由で辞任した岩波章八会頭の後任に、副会頭で電管エンジニアリング社長の有賀昭彦氏=中洲福島=が決まる。
▽十一日=来年四月の県議選に向けて、前職の金子ゆかり氏が出馬表明。
▽十二日=城北小を主会場に十八年度地震総合防災訓練。
▽十六日=「風林火山」を諏訪市観光の目玉にすえて誘客宣伝をはかる「諏訪由布姫まつり実行委員会」立ち上げ。
▽十七日=山田市長が村井県知事に諏訪署早期移転新築を要望。知事も「積極的に検討していきたい」と前向き回答。
▽十九日=諏訪西中卒業生で世界を舞台に活躍するテノールオペラ歌手、上原正敏さんのふるさとコンサート。
▽二十一日=ワカサギ二季連続禁漁へ。市は、七月の豪雨災害で園舎の一部が壊れ使用中止している片羽保を現地全面建て替え決める。
▽三十日=市教委が、市内十一小中学校で二十一件のいじめを報告。
【12月】
▽三日=山田市長が後援会総会の席上、来年四月の市長選に三選出馬を表明。
▽四日=地区内に産業廃棄物の中間処理施設があることから、健康問題への懸念が広がっていた杉菜池で、区と業者が「環境保全に関する協定」を締結。
▽六日=諏訪南中でいじめ撲滅緊急アピール。
▽八日=諏訪ロータリークラブが創立五十周年記念事業の一環で市内全小学校に各校三十万円の図書を寄贈。
▽十三日=諏訪圏工業メッセ2006実行委員会が受注、商談件数とも過去最高の今季を総括。「メッセ在り方検討委員会」が今後五年間は継続する、などを盛り込んだ五項目の答申も行われる。
▽十六日=諏訪実高が第二回校外発表会。市内小、中学生によるチャレンジショップ。
▽十七日=城南小の一年生担当教諭が児童らの個人情報が入ったパソコンやデータ紛失が明らかに。老朽に伴い新築した福島温泉のしゅん工式。
▽十九日=第二十回諏訪写真展の入賞入選作品を発表。大賞は諏訪市湖南、三村孟司さんの「いゃだヨ…。」。
▽二十二日=JA信州諏訪の男性職員二人の、預かった貯金や共済掛け金着服が発覚し記者会見。
▽二十三日=おもてなしアカデミーの修了式が行われ、ボランティア観光ガイドをつとめる「観光マイスター」七十九人に修了証。
▽二十五日=お年寄りの文化伝承技術をコミュニティビジネスに生かすNPO法人「ばあちゃんの温もり」設立され、まるみつ百貨店一階にコーナー設置。
▽二十六日= 来年のNHK大河ドラマ「風林火山」を諏訪観光の活性化につなげようと「諏訪商工会議所大河ドラマを活かす会」立ち上げ。諏訪由布姫祭り実行委員会が「由布姫パスポート発行へ。