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茅野この1年 2015(H27)

2016年2月10日

【1月】
▽14日=昨年9月策定の「茅野市再生可能エネルギー発電設備の設置等に係わるガイドライン」の改正を市議会全員協議会に報告。国への設備設置申請前に地元説明会を開くこと、対象も住民等を「近隣住民」に変更するなど明確化。
▽16日=大月短期大学地球科学名誉教授の田中収温泉環境「温泉相」研究会会長が蓼科三室温泉の評価原稿作成で「新・旧日本列島形成のロマンを物語る名湯」のお墨付き。
▽20日=茅野北部中が県ふるさと森林づくり賞森林環境教育推進の部で県緑の基金理事長賞受賞を市に報告。
▽26、27日=茅野市と台湾との中学校交流事業で市内4校と台湾高雄市4校が姉妹校提携の調印。
▽27日=宮川地区社協運行の買い物無料送迎バス「すまいる号」が1周年。利用者のありがとうに支えられ2年目の発車オーライ。

【2月】
▽2日=人口減少や地域活性化に対する市の独自事業に取り組む茅野市地域創生本部を設置。
▽6日=市役所、尖石縄文考古館、白樺湖すずらんの湯の各駐車場で電気自動車などの急速充電器の運用開始。
▽上旬=市がまとめた2014年の人口動態の転入・転出者でみる社会動態が7年ぶりに103人の社会増。出生・死亡者の自然動態は115人減で11年以降の自然減。
▽9日=八ケ岳連峰阿弥陀岳で学習院大学山岳部の大学生2人が遭難、11日2遺体を収容。
▽10日=市縄文プロジェクト実行市民会議の初の全体会議。37委員は「識(し)る」「広める」「産み出す」「楽しむ」「守る」の5部会に分かれ活動、各部会長と6委員で「世界文化遺産」部会の合わせて6部会で公民協働のプロジェクト推進を確認。
▽12日=北山車山のビーナスラインで雪崩、4月9日まで約2カ月間現場付近が通行止め。
▽13日=市と茅野ライオンズクラブが青少年育成や高齢者支援などまちづくり施策全般での協力の連携協定調印。
▽14日=昨年大雪のため中止された寒天の日イベントにどっと人出。
▽15日=玉川山田の金山講薙鎌の会が諏訪大社上社御柱本見立てで御用材に打ち込む薙鎌の制作開始。前回2009年から30〜40歳代の若手も加わり、技術と伝統を継承。
▽19日=2015年度当初予算案発表。一般会計232億7千万円の積極型。
▽23日=ピーエムオフィスエー(諏訪市)製作の茅野市イメージキャラクター「女神涼(めがみりょう)」を縄文ふるさと特別応援団に登録。
▽23日=市地域福祉審議会が第2次茅野市子ども・家庭応援計画(どんぐりプラン)後期計画案の了承を答申。
▽26日=茅野商工会議所縄文プロジェクトが縄文土器の芸術的文様を各種商品として現代によみがえらせるための活用マニュアル「縄文八ケ岳」ブランドブックを刊行。

【3月】
▽2日=市役所、図書館、総合体育館、尖石縄文考古館、八ヶ岳総合博物館で公衆無線LAN運用開始。
▽3日=永明寺山古墳出土の鉄製の直刀の保存処理が完了。鍔(つば)に刻まれた銀象嵌(ぞうがん)が目で確認できる状態になった。
▽中旬=広報ちのをスマートフォンなどで閲覧できるi広報紙のサービス開始。
▽17日=尖石縄文考古館が文化遺産保護活動に取り組む日本イコモス国内委員会のパートナーシップ事業参加(提携)施設に。姫路城や厳島神社、薬師寺など世界遺産や国内暫定リスト関連施設以外では初めての参加で、16施設目。
▽19日=食用ホオズキの認知度と栽培・加工技術を高め、安全安心な最高品質の商品提供に蓼科フルーツほおずきマイスターズが発足。
▽23日=松本福祉会の民営保育園として4月開園のよこうち保育園しゅん工。
▽29日=市消防団幹部任命式。新団長に足立孝幸さん。
▽30日=信州伝統野菜伝承地栽培認定を受けた「糸萱(いとかや)かぼちゃ」で生産組合は独自のロゴマークを作製しPR。
▽31日=本町東、イオショッピングセンター内の西友茅野本町店が年余の営業に幕。同センター専門店街も完全閉店。

【4月】
▽1日=市や自主防災組織、市民の災害に備える役割を明確に、防災活動を通じた地域コミュニティーの充実を目的にした災害支え合いまちづくり条例施行。
▽1日=生活困窮者自立支援法の施行に合わせ市生活就労支援センター「まいさぽ茅野市」を市役所地域福祉推進課内に開設。6日、就労準備支援事業所を玉川長峰に開所。
▽1日=空き家や子育て世帯住宅の改修に対する新たな3種類の補助事業を開始。
▽3日=アルピコ交通の高速バス諏訪〜新宿間で茅野市の縄文をPRするラッピングバスの運行開始。縄文プロジェクト事業の一環。
▽3日=県議会議員選挙告示。茅野市・富士見町・原村選挙区は現職の今井敦氏と小池久長氏が無投票当選。今井氏は3期目、小池氏は2期目。
▽4日=諏訪中央病院新病棟北棟が完成し見学会。屋上にヘリポート、2階に手術室・集中治療室などを完備した鉄骨造り5階地下1階建ての延べ約7450平方m。
▽8日=市が歌人島木赤彦が1911年に新築した豊平小学校のしゅん工式に寄せたとされる祝詞(しゅくし)の掛け軸を取得。
▽8日=スピードスケートW杯女子500mで種目別総合優勝の豊平南大塩出身の小平奈緒さんが市長表敬。
▽19日=茅野市長選・市議選告示。市長選は現職柳平千代一氏と新人野沢明夫氏の一騎打ち。市議選は定数18に対し20人が立候補。26日の投開票で市長は柳平氏が約6千票差で3選。市議は現職11氏、新人7氏が当選。新人2氏及ばず。
▽23日=茅野の方言てんこ盛りの方言かるた(解説書付き、45枚)が完成し一般発売。大人気で500部予定を増刷し最終的に800部で予約を締め切り、完売。

【5月】
▽9日=リニューアルした岳麓公園オープン式典。夕映えの池や多目的グラウンドを中心に美しい景観を生かし整備された約4・6ヘクタールの完成祝う。
▽13日=改選後初の市議会臨時会。議長に小松一平氏、副議長に小池賢保氏。
▽15日=茅野署が山梨県北杜署と初の県境合同指導所開設。
▽16日=上川・宮川水系の漁業権を持つ諏訪東部漁業協同組合の元理事の900万円着服が発覚。全額弁済で刑事告訴せず。その後の調査で前組合長の不正会計処理が判明。
▽19日=2年目の市花リンドウ栽培再興プロジェクトで本年度分の苗4種、約2万5300株を配布。苗購入費の半額を県、4分の1を市が補助。50〜80歳代の7人で栽培へ。
▽24日=白樺湖を元気にしよう実行委員会の第1回グリーンフェスティバルat白樺湖開催。約200人の来場者でにぎわう。
▽26日=柳平市長を議長に、産学官各分野の16人と関係部署の市職員で構成する茅野市版総合戦略策定有識者会議スタート、10月23日まで9回開催。同30日の茅野市地域創生本部会議で地域創生総合戦略を正式決定。茅野市人口ビジョンを踏まえ、今後5年間で集中し進める市独自の人口減少対策施策、目標などをまとめた茅野市総合戦略の2本立て。
▽26日=上社御柱祭誘客促進協議会設立総会。山出し祭木落し公園対岸の上川右岸河川敷に約1700席の有料観覧席設置へ。販売は来年2月予定。
▽下旬=市内土木業者社で組織する茅野市災害応急活動協力隊発足。豪雨による水路の越水など災害の初期活動の円滑化図る。
▽29日=諏訪中央病院新棟(北棟)屋上のヘリポートの運用開始。
▽31日=水防・土砂災害訓練で避難状況を知らせるための3色旗を導入した訓練を実施。安否状況をいち早く確認できる県内初の試み。

【6月】
▽10日=諏訪大社上社御柱祭の御用材本見立て。初めて辰野町の横川国有林から調達。7月1日から各地区単位で御用材見学会。
▽15日=八ケ岳観光協会が小学生以下の山小屋宿泊料金を無料にする八ケ岳キッズプロジェクトをPR。7、8月の2カ月間で100人の子どもが利用。絵日記コンクールには12点の応募があり、入選点を選ぶ。
▽19日=国の文化審議会が米沢北大塩の国史跡「駒形遺跡」の範囲に304平方mを追加指定。指定範囲は3万1730平方m。
▽21日=消防団ポンプ操法・ラッパ吹奏大会。ポンプ車豊平、小型宮川、ラッパ湖東各分団が優勝。7月5日の諏訪地区大会では、小型、ラッパが優勝。同26日の県大会でラッパ準優勝、小型3位入賞。
▽24日=永明小と市教委が学校運営協議会を市内で初設置。地域住民らが同校への運営に参画し学校と地域の連携強化図る。
▽24日=北山柏原財産区と柏原農業協同組合が、白樺湖畔で営業停止により放置され大規模廃屋となっている白樺湖ホテル山善の建物撤去など求め地裁諏訪支部に提訴。10月22日に建物撤去と土地明け渡しなどを命じる判決。
▽26日=八ケ岳山麓スキー学校を運営する茅野市スキー協会50周年記念式典。スキー、スノーボードの生涯スポーツとしての普及発展を誓う。

【7月】
▽1日=地方教育行政法改正後初の総合教育会議開催。市長と教育委員が教育方針や策定する教育大綱について意見交わす。
▽1日=市議会に買い物弱者問題等検討議員連盟(10人)が発足。
▽7日=2年目の市職員「女神のクールビズ」は職員デザインチーム7人による6種類。
▽11日=12000円分の商品券を1万円で販売する茅野市プレミアム付商品券を5会場で販売、午後0時半までに2万2千セットを完売する人気。使用期限は来年1月7日(水)まで。
▽17日=楽園信州ちの協議会が移住希望者らを対象にした茅野市企業訪問ツアーを本格実施。初回は4組6人が6社を見学。
▽24日=姉妹都市提携周年の茅野市と米国ロングモント市の記念式典。
▽25日=尖石遺跡西側広場で小屋フェスティバル。
▽下旬=市観光協会、茅野TMOが駅ビル2階の観光案内所に野菜直売所「えきなかマルシェ」をオープン。
▽31日=2期8年間の任期満了で立石良忠副市長が30日付で退任。後任副市長に樋口尚宏企画総務部長が就任。

【8月】
▽1日=諏訪大社下社お舟祭り。御頭郷の豊平・泉野・玉川が柴舟曳行。
▽3日=市発展への功績たたえ3団体26人を表彰。
▽6日=70年目の原爆の日。市平和祈念式で恒久平和の誓い新たに。
▽8日=40周年の茅野どんばん。61連約2500人が踊りに酔いしれる。非公認ながら日本一の約40mの巨大流しところてんも登場。
▽11日=諏訪大社上社御柱祭御用材伐採に向け玉川神之原の山作りが神斧などの火入れで安全を祈願。9月8日には御小屋明神社祭、同16日から10月5日まで4日に分け順次伐採。
▽18日=男女が働きやすい職場環境づくりに取り組む12の茅野市はつらつ事業所に認定証交付。
▽19日=市民活動センター建設工事入札。本体はカネトモ、電気設備・南新電気工業、機械設備・共進エネーブ。
▽30日=市総合防災訓練で主会場の永明中会場には約240人。県主催の外国籍県民のための防災訓練にも約人。
▽30日=白樺湖活性化協議会が白樺湖エリアで合宿中の東海大学、山梨学院大学の両陸上競技部の監督、選手らとの交流会。

【9月】
▽7日=八ケ岳縄文の里マラソン大会。16部門に昨年より約240人多い1125人がエントリー。
▽8日=働く世代の移住促進に田舎ぐらし楽園信州ちの協議会と人材派遣などを行うミットが就業相談体制充実のための協定締結。
▽12日=4年目のサイエンスフェスタinちの2015。人が乗れるホーバークラフトはじめ科学実験やものづくりの楽しさを体験。
▽21日=尖石縄文考古館で初のナイトミュージアム。懐中電灯手に夜の館内の魅力発見。
▽24日=第16回宮坂英弌記念尖石縄文文化賞に初の女性受賞者水沢教子さん(千曲市)。
▽26、27日=第18回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭。小津作品「秋日和」など上映11作品、女優の司葉子さん、小津組プロデューサー山内静夫さんら多彩なゲスト迎え開催。
▽26日=ふるさと文化を語り継ぐ会が日本のペスタロッチーといわれる豊平下古田出身の教育学者長田新を顕彰する講演会。生家跡には顕彰案内板も設置。
▽28日=東京理科大学が豊平の諏訪東京理科大学の公立大学法人化に向けた協議を要望。10月19日には諏訪地方6市町村を代表し、柳平市長と金子諏訪広域連合長が阿部知事に県の積極的な参画を要望。11月19日に諏訪6市町村、大学、県で作る諏訪東京理科大学公立化等検討協議会の設立を決めた。12月18日の初会合では設置規約や要綱案を承認、有識者会議を来年1月中に発足させ、3月までに公立化への判断を決め、設立主体の枠組みの方向性も打ち出す意向とした。

【10月】
▽5日=茅野南諏地区更生保護女性会が安全・安心なまちづくり関係功労者で内閣総理大臣賞を受賞。
▽6日=11月26日まで市内11会場でまちづくり懇談会。人口減少時代テーマに意見交換。
▽10日=危険業務従事者叙勲に宮川田沢、元諏訪広域連合消防指令長吉田重穂さん。
▽10、11日=茅野市5000年尖石縄文まつり。11日は雨で一部で中止の企画もあったが、多くの人出でにぎわう。
▽17日=来秋のオープン目指し市民活動センター起工式。
▽17日=縄文ふるさと大使シンポジウム。鎌田實さんら大使4人が市長と縄文を生かした今後のまちづくりなどを語り合う。
▽31日=小宮御柱祭も始動。玉川山田区の壺井八幡社御柱伐採。

【11月】
▽1日=10周年を迎えた第7回市民の森育樹祭。約60人が県地域発元気づくり支援金を活用しシカよけネットを張り巡らせた吉田山山頂広場約600平方mカエデ15本とコナラ苗85本を植樹。
▽3日=秋の叙勲。交通安全功労で矢崎齊男さん(ちの仲町)、地方自治功労で柿澤拓さん(米沢北大塩)にそれぞれ旭日双光章。
▽3日=まちづくりについて考える中高生の茅野市ぼくらの未来プロジェクトのゆめのくにプロジェクトが弓振公園でぼくらのプレイパーク(外遊びの日)を開催。多彩な遊びメニューに子どもたちが歓声挙げる。30日にはこども会議とどんぐりプラン推進のつどいをドッキングさせ「遊び」をテーマに大人たちと意見を交換。
▽7日=第5回信州茅野新そば祭り。9ブースで約4500食の手打ちの新そば販売。各店の自慢の味を食べ比べ楽しむ。
▽8日=市木工組合員がおんばしら用のおんべ作り継承にちの仲町、広瀬勝也さんから技術指導を受ける。
▽9日=永明小が全日本学校歯科保健優良校表彰で優良賞(文部大臣賞)を受賞。
▽13日=日本有数の観光道路ビーナスラインを軸に沿線、近隣各地の魅力を結集・発信しようと県、沿線8市町、観光関係団体が「信州ビーナスライン連携協議会」を設立。
▽21日=茅野東部中学校開校30周年記念式典。同窓会も発足。
▽22、23日=茅野市民館開館10周年記念事業「縄文アートプロジェクト」。創作劇「となりの縄文人」公演や縄文マルシェでにぎわう。
▽25日=宮川茅野土地区画整理事業に伴い移転新築されたおかめ神社がしゅん工。

【12月】
▽8日=市連合婦人会が新成人と新1年生を祝う押し花のしおり1300枚を市教委に贈呈。新成人には2000年、新1年生には05年から贈り続けたが来年が最後のプレゼント。
▽上旬=市内2万3250世帯に発送した個人番号通知カードの不着は5・4%の1261通でうち宛所不明は858通見込み。
▽11日=両久保区が区民会館内に専門スタッフが常駐し介護相談を受ける居宅介護支援事業所を開設。しかし27日の住民説明会で区民への説明不足から白紙撤回。
▽15日=市が市消防団員928人分の活動服を配備。
▽15日=市民活動センター設置に関する検討会議で市社協委託の計画だった運営形態を市直営に変更する案を了承。
▽19日=2003年を最後に見送られていた白樺湖での冬のワカサギ釣りがドーム船スタイルで復活。家族連れをターゲットにワカサギ釣り体験を主力にスタート。
▽21日=縄文プロジェクトホームページを公開、各部会情報をタイムリーに発信。尖石縄文考古館のホームページも市の公式ホームページから独立させ、より専門的な情報を掲載。
▽24日=災害時などの情報把握に市が小型無人機ドローン導入。マニュアル機で最低12時間の操縦訓練など独自の管理規定で資格取得を義務づけ。
▽25日=茅野高校が東日本大震災以来続ける岩手県立大槌高校との交流や地域連携の体験学習の充実などが評価され、キャリア教育優良校として文部科学大臣表彰を受け市に報告。