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茅野この1年 2014(H26)

2015年12月25日

【1月】
▽上旬=行政チャンネル「ビーナチャンネル」リニューアル記念の新キャラクター愛称「てれびーな」に決まる。
▽中旬=高齢者福祉センター塩壺の湯の愛称は「ゆうゆう館」。2月22日しゅん工、3月の市民見学・開放日を経て、本格オープン。
▽中旬=市内空き家調査結果速報。空き家733戸中、121戸に倒壊の恐れ、激しい損傷387戸、傷みはあるが当面危険性が少ない193戸、多少の修繕で再利用可能32戸。
▽15日=市議会全協で長谷工コーポレーションが茅野市奥蓼科、御射鹿池周辺で予定していたリゾート開発計画断念を報告。
▽15日=初の市内中学生の台湾交流事業結団式。4校の1年生16人が2月10日~13日の3泊4日で台湾高雄市を訪問、学校での交流や現地に進出している茅野市の企業視察などを行う。
▽17日=八ケ岳開山祭60回記念ピンバッジコンテスト大賞に静岡県浜松市の杉山芳幸さんのコメバツガザクラをデザインしたデザインを選考。
▽20日=宮川地区社協が丸山、新井とショッピングセンター・メリーパークを結ぶ買い物無料送迎バス「すまいる号」の運行開始。
▽23日=高齢者が重度の要介護状態になっても住み慣れた地域で暮らせるよう地域包括ケア推進のための「医療と介護の連携会議」発足。会長に林直樹往診クリニックちの院長。
▽24日=東海大三野球部に第86回選抜高校野球大会の切符。15年ぶり3回目のセンバツ、通算4回目の甲子園。
▽24日=信州伝統野菜認定委員会が北山糸萱で栽培されている「河童瓜(かっぱうり)」と「糸萱(いとかや)かぼちゃ」を信州の伝統野菜に選定。
▽28日=宮川保育園新園舎建設工事しゅん工式。2月1日には引っ越し後の旧園舎を開放、記念落書きコーナーなどで別れを惜しむ。

【2月】
▽7日=ロシアのソチで冬季五輪が開幕。茅野市関係では、小平奈緒選手がスピードスケート500m、1000m、酒井裕唯選手がショートトラック500m、1000m、1500m、リレーに出場。
▽7日=JOCジュニアオリンピックカップ全日本ジュニアスピードスケート選手権大会開幕。9日まで269人が熱戦展開。
▽12日=市議会が初の議会報告・意見交換会。11月までに全10地区を巡回し開催。
▽15日=8日の大雪に追い打ち。諏訪52cmは01年以来、茅野累計80cm、原村1m超、甲府1.14mで国道20号線、中央自動車道、長野自動車道など全面通行止め。JR中央東線、飯田線も運休。交通機関がまひ。農業用ハウスなどにも甚大な被害。国道20号線、中央自動車道は18日に開通。金沢や宮川では地元が公民館などを避難所として開放。車中で開通を待つトラック運転手らに炊き出しを行い喜ばれ、6月8日には中南信地区の中高生ジャズバンド「ザ・ビッグバント・オブ・ミュージック・トイズ」がお礼のおむすびコンサート開く。
▽18日=14年度一般会計予算案249億5千万円で当初額過去最大。
▽26日=茅野シール協同組合がハッピークローバーカードのデザイン一新、毎月26日(ふろの日)に6温泉施設で回数券で購入するとポイント付加のサービス開始。

【3月】
▽18日=国の文化審議会が2000年8月に湖東山口の中ッ原遺跡から出土した土偶「仮面の女神」(06年国重要文化財指定)の国宝指定を答申。8月21日付で官報告示され正式指定決まる。95年に国宝指定された「縄文のビーナス」に次ぎ2体目。8月の尖石縄文考古館入館者は1万9837人で前年同期比6571人増など大幅増。
▽22日=信学会グループ信州福祉会が運営する民設民営のわかば保育園の全面改築工事がしゅん工。定員200人で4月開園。
▽23日=八ヶ岳総合博物館市民研究員養成講座の第一期受講生42人中、17人に認定証授与。
▽31日=市の景観重要樹木に「風除けの松」指定。景観づくり条例に基づく初指定。
▽31日=市高齢者クラブ連合会が解散。1959年から約55年の歴史に終止符。

【4月】
▽1日=市企画総務部内にまちづくり戦略室が設置され、縄文プロジェクト構想の推進や災害に強い支え合いのまちづくり条例、観光地の廃屋対策などの課題に取り組む。
▽2日=母子通園訓練施設やまびこ園の機能に専任の臨床心理士を配置し、0歳~18歳を対象に訪問、相談支援を充実させる発達支援センターが開所。
▽2日=北山診療所の診療日が月、水、金曜日の週3日に。10月からは月~金曜日の週5日になり、午後診療や往診も開始。
▽8日=諏訪南行政事務組合と宮川高部林野利用農業協同組合が火葬場「静香苑」の土地賃貸借15年契約更新。
▽10日=消防団玉川分団第10部(小堂見)発足B
▽中旬=ふるさと景観百選市民投票で一位は奥蓼科の御射鹿池。景観ポイントの公募には500件以上の候補が寄せられ、466件に絞り、さらに64件を投票対象にした。
▽17日=多留姫文学自然の里創造委員会が10周年記念で藤の花と滝をイメージした新マスコットキャラクターを発表、名前は公募で「紫音(しおん)」に決まる。5月31日の里まつりでは、原天明さんの記念句碑の除幕も。
▽28日=河西頼子さん(米沢)が調停委員功労で藍綬褒章。
▽29日=地方自治功労で東城大典さん(泉野下槻木)に旭日双光章、学校保健功労で藤森宗一さん(本町東)に瑞宝双光章。
▽30日=市教委が来年度からの本格実施を目指す新教科「縄文科」のカリキュラム(指導計画)策定に着手。6月26日には豊平小5年生が縄文科の試行で縄文検定初級に挑戦。

【5月】
▽1日=米沢温泉塩壺の湯入場者100万人達成。
▽11日=3・11東日本大震災直後から交流が続く宮城県石巻市三反走地区の仮設住宅で生活する住民25人が長面湾特産のカキ5千個を持参、宮川かんてんぐらで市民と支援交流市に臨む。文化センターでは、市内4中学校が協力したバザーや一日だけのひまわり合唱団、東部中吹奏楽部演奏などで交流会。
▽中旬=八ヶ岳中央農業実践大学校敷地内に市内初のメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設が着手。12月には蓼科中央高原入口へのソーラー施設建設計画で地元住民が景観への悪影響を懸念し中止を求める要望書を市に提出。10月には事前届け出を義務化する茅野市景観計画の変更案が示され、来年4月の施行目指す。
▽26日=三峰川電力の蓼科第二発電所がしゅん工。滝之湯せぎの水を引き込み、33.6mの落差を利用し水車を回し発電。最大出力は141kw、年間発電量は1時間当たり122万kw、一般家庭約270世帯分。
▽27日=市内2園目の民設民営のよこうち保育園が来年4月の開園目指し起工。定員120人。10月26日上棟。
▽28日=市防災会議で2月の雪害の検証報告書を説明。マニュアル的な活用求め区・自治会へ配布。国道20号線の通行止めによる帰宅困難者のための避難所を開設した金沢地区の5区・常会に市と長野国道事務所が感謝状を贈呈。

【6月】
▽5日=森林レクリエーション地域美化活動コンクールで小泉山体験の森創造委員会が林野庁長官賞受賞。
▽20日=国の文化審議会が米沢北大塩の国史跡「駒形遺跡」の範囲拡大指定を文部科学大臣に答申。市教委が11年度から2年間かけ行った確認調査で遺構が確認され、関係地権者の同意が得られた3506・9平方mを追加、これにより国史跡範囲は約3万1500平方mになった。
▽22日=市消防団ポンプ操法大会。ポンプ車、小型ポンプの部はちの分団、ラッパ吹奏は北山分団。7月6日の諏訪地区大会でラッパが3連覇。同27日の県大会では5位入賞。

【7月】
▽1日=茅野市社協の新会長に金田照俊さん。20年ぶりに民間からの会長職。
▽8日=市職員が縄文のビーナスや仮面の女神をイメージしたデザインのポロシャツで業務に当たる「女神のクールビス」開始。9月末まで火曜日を中心に着用し縄文をPR。また、賛同した金融機関でも取り組む。
▽15日=市議会全協で市が休業状態にある横岳休暇村の再生を目指す北八ヶ岳リゾートのインフラ整備を支援へ。

【8月】
▽1日=市制施行記念日に合わせた市表彰式で自治、産業など各分野の功労の2団体、48個人を表彰。
▽6日=市平和祈念式。市民有志の募金で非核平和都市宣言の石碑を建立、除幕。
▽9日=第39回茅野どんばん。67連2800人が繰り出したが、台風11号の影響で踊りが始まるころから降り出した雨が強まる予報に踊りは1時間弱に短縮し終了。
▽12日=移住体験住居として教員住宅を活用する楽園信州ちの協議会と市が賃貸借契約に調印。3年間で賃料は月1万円。
▽17日=市は福井県あわら市と観光プロモーションパートナー協定、災害時における相互応援に関する協定を締結。
▽26日=諏訪中央病院が手術件数増加などで9年ぶりに黒字転換。同院組合議会で13年度決算を認定。

【9月】
▽7日=市総合防災訓練。支援物資集積拠点の運動公園総合体育館で大型トラックのアクセスや物資の搬入、搬出作業などを検証。泉野の河原温泉では福祉避難所開設運営訓練を実施。
▽7日=伝統文化推進委員会の茅野ふるさと祭りおらほの舞台よみがえるが3回シリーズでスタート。宮川田沢の福田稲荷社で春風亭正太郎さんの落語、米沢北大塩の宝勝寺と米沢塩沢の瀬神社で映画上映会。
▽14日=八ヶ岳縄文の里マラソンに16部門、883人。ゲストランナーらも迎え、高低差100m以上のコースで健脚競う。
▽18日=茅野市や縄文文化の魅力発信を目的に6月1日から公募していた縄文ふるさと応援団が当初目標の500人を達成。
▽25日=辰野町の横川国有林で2016(平成28)年諏訪大社上社御柱祭の御用材仮見立て。一般氏子や報道関係者の入山を規制する異例の対応。目通りは本宮一3.35m、前宮一3.27m、本宮二3.15mなどすべての木が前回より大きめ。
▽25日=第15回宮坂英弌記念尖石縄文文化賞に縄文集落研究に取り組む瀬口眞司さん(滋賀県大津市)。

【10月】
▽4、5日=第17回小津安二郎記念蓼科高原映画祭。茅野市などで撮影された「白ゆき姫殺人事件」、大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」など11作品を上映し多くの映画ファンを楽しませた。
▽7日=市と北山柏原財産区が営業をやめてから約7年間放置され大規模廃屋となっている白樺湖ホテル山善を視察。12月初旬には、同柏原財産区が建物撤去・土地明け渡しを求め裁判所への提訴方針を固める。
▽11日=個体数の減少で06年から見送られていた白樺湖のワカサギ釣り(ボート釣りのみ)が試験的に解禁される。池の平土地改良区が11年から毎年2千万粒の卵を放流、白樺湖フィッシングセンターの増殖の取り組みもあり成魚も増え、初日の釣果もまずまず。11月3日にはヘラブナ成魚390kgと幼魚を放流、釣りでの活性化を期待。
▽12日=尖石遺跡周辺で5000年尖石縄文まつり。仮面の女神の国宝誕生で関心も高く多くの人出でにぎわう。
▽15日~12月7日=東京国立博物館で14年ぶりの日本国宝展。「縄文のビーナス」「仮面の女神」が出品される。
▽19日=市消防団救護大会、ちの分団優勝。
▽21日=姉妹都市・岡山県総社市と特産品等相互販売協力に関する協定を締結。
▽23日=茅野商工会議所女性会創立20周年記念式典。記念事業で尖石縄文考古館にプロジェクター1台を贈呈。
▽26日=99年発足後、いのちの輝きを考える会が12月末での解散を決め解散式。市民目線で「いのち」についての学習会や公開講座、日本尊厳死協会の協力を得た意思表示カード、エンディングノートの発行などを続けた15年の活動に終止符。
▽27日=第8回高橋松之助記念「朝の読書大賞」を永明小学校が受賞。全国3校のみで、長野県内2校目の受賞。学年を越えたペア読書での読み聞かせ、保護者の読書ボランティアによるおはなしの部屋、隣接の永明中生徒による読み聞かせなど朝の読書活動が顕著として評価された。
▽27日=市が八ケ岳山麓の標高差を生かした上水道施設での小水力発電の実証実験に着手。
▽27日=小中学校9年間を見通した小中連携・一貫教育のあり方を探る市教委が中学生と通学区の小学6年生が一堂に集まる小中連携の日を新設、初回は長峰中で交流深める。
▽28日=NPO法人八ヶ岳福祉農園が主力産品の食用ホオズキを蓼科ボンボンと命名し商標登録を申請。ロゴマークも作り贈答用の化粧箱入り(15個)の新商品やソース、セミドライ加工品開発、地元事業所とのコラボ商品など事業展開。
▽30日=信州の名工に貴金属細工工伊藤正博さん(宮川茅野)。

【11月】
▽初旬=八ヶ岳蕎麦切りの会加盟7店がそば切りデザイン展で培った技術と情熱で打ち上げた全く新しいデザインのそば12点をホームページで公開。
▽8日=信州茅野新そば祭り。新出店3ブースを含む過去最多の10ブースが出店し、手打ちそば約5千食を販売。
▽10日=来春の県議選に2期目を目指す小池久長氏=富士見町立沢=が出馬を表明。
▽11日=茅野商工会議所が役員、議員へのアンケート調査などで聴取した意見を集約し市へ地域振興政策を提言。
▽18~21日=市教委、学校関係者らが台湾中学生交流事業に向けた現地視察。
▽19日=来春の市長選に現市議の野沢明夫氏=湖東新井=が出馬表明。
▽30日=市長選に3期目を目指す柳平千代一氏=豊平塩之目=が出馬表明。

【12月】
▽10日=ちの地区内6区が災害時相互応援活動協定に締結。
▽11日=市水道課の男性嘱託職員(36)が徴収した上下水道料金38万9787円を横領、懲戒免職とし、刑事告訴へ。
▽13日=田舎暮らし「楽園信州ちの」が特別企画の企業訪問ツアーを初めて実施、8組10人が参加、市内5社を見学。
▽13日=3氏で競った衆議院議員選挙長野4区は自民党前職の後藤茂之氏が5選果たす。
▽16日=市保健補導員連合会総会、12月末で休会、各地区活動の充実を確認。また、保健補導員会OB会は解散へ。
▽17日=県議選に3期目を目指す今井敦氏=米沢埴原田=が出馬表明。
▽21日=土偶「仮面の女神」国宝指定記念のシンポジウムで縄文の精神性に触れる。