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岡谷この1年 2000(H12)
2015年12月25日【一月】
▽一日=ミレニアムの元日、恒例の元旦歩こう会や元旦マラソン、二〇〇〇年記念イベントの初日の出太鼓演奏会など各地で新年を祝う行事が行われた。
元丸興工業社長、古村敏章氏が逝去。百一歳。
▽四日=岡谷市新年祝賀式がカノラホールで開かれ、林市長が「市民と行政が一体となり、市民の夢の実現のため、積極的に取り組みたい」とあいさつ。
▽六日=県内のトップを切って、岡谷小と西部中で始業式。
昨年九月の水害にかかわる新屋敷区からの陳情を受け、諏訪建設事務所と岡谷市が大川の視察を行う。
岡谷商工会議所の会員新年会が開かれ、宮坂会頭が「市当局とは車の両輪。定期的に懇談を行い、一体となって事業を進めたい」とあいさつ。
▽九日=無火災を誓った消防出初め式と、事故撲滅を誓った交通安全協会出初め式が、それぞれ行われた。
▽十日=岡谷市成人式がカノラホールで行われ、約五百人の新成人を祝った。今年も区ごとの”座席指定”方式をとり、まずまず厳粛な式典となった。
▽十一日=岡谷市発祥の『寒の土用丑の日』をアピールしようと、一般招待を含めた寒ウナギ昼食会。
伊那市の住宅火災での教訓を受け、岡谷消防署が市内にある地下式消火栓の一斉点検を実施。
▽十四日=岡谷市民新聞社主催の新年祝賀会が開かれ、行政、企業、各種団体から知名士が出席し、今年の飛躍を誓い合った。また、日本音楽コンクールピアノ部門三位の津嶋啓一さんによる祝賀ミニコンサートも行われた。
▽十五日=岡谷市神明町の工場で社員が作業中に負傷し、翌十六日に死亡した。
▽十六日=阪神・淡路大震災の教訓をもとに、消防団が簡易工具を使用した人命救助訓練などを行った。
▽十七日=間伐材の有効活用などを目的で、岡谷総郷が初の試みとして、ドラム缶を使った炭焼きを始める。
▽十八日=市長選に出馬した原宏氏が、岡谷署警部補を選挙妨害などで告訴していた問題で、県警は「現時点で犯罪は成立しない」との見解を示し、検察に書類を送った。
▽十九日=イルフ童画館の「第一回武井武雄記念・日本童画大賞」の公募審査員として、岡谷市出身の原田規子さんが選ばれた。
▽二十日=豊南学園の大学誘致問題を議題とした市議会全協が開かれ、学園の財務内容について林市長が「経営状況は健全な部類」との考えを述べた。
塚間町の市道中道町線で、道路を横断していた男性が乗用車にはねられ死亡。
▽二十一日=岡谷商工会議所常議員会で、林市長らが大学誘致問題について議員に説明。宮坂会頭は「議会でゴーサインが出れば、会議所も協力する」との立場を明らかにした。
▽二十三日=岡谷市との境にある塩尻地籍の高ボッチの山荘を全焼する火災があり、岡谷消防署も出動した。
▽二十七日=湊小の余裕教室を利用し、世代間交流を図ろうという「ふれあいプラザみなと(仮称)」の構想が明らかになった。
▽二十八日=市社協が来年四月から開始する有償在宅福祉サービスの担い手となる協力会員が研修を行った。
▽三十一日=十二年度に予定していた清掃工場のダイオキシン類削減対策整備事業が、前倒しで本年度から始まることになり、市議会臨時会で事業費など盛り込んだ補正予算が可決。任期満了に伴う選管委員と補充員も決まった。
【二月】
▽一日=チャイルドシート購入券の申請受け付けが市役所で始まる。
▽二日=神明小低学年棟の大規模改修工事が完成し、市が建物を引き取る。
岡谷署が交通全般の問題点や改善点などを指摘する「交通サヂェスター(提案者)」に二人を委嘱。
▽四日=市とインターネット高度利用研究会主催の「ものづくり@岡谷」が開幕し、研究成果などを発表。
▽六日=岡谷だるま祭りの浄焼式で、大願成就を果たした四千個のだるまが焼かれる。
▽八日=市の介護保険事業計画と高齢者保健福祉計画案がまとまり、介護保険第一号被保険者の月額平均保険料が二万四百八十二円になるとの見通しが示される。
国際交流をテーマにしたフォトエッセーコンテストが、市役所一階ロビーで始まる。
▽九日=十二年度保育料を据え置くとの方針が、市議会社会委員協議会に報告される。
有力な手掛かりなく南宮一の女性殺人事件から丸五年が経過。
▽十二日=市立図書館「おはなしの森」が千回を迎え、節目の記念イベントがにぎわった。
岡谷市出身で春陽会会員、女流画家協会員の洋画家、野村千春さんが、心不全のため九十一歳で死去。
▽十四日=編さんに足掛け十二年を費やした今井区誌が完成し、公共施設に寄贈される。
▽十六日=林市長が市議会全員協議会に、豊南学園四年制大学誘致の市財政負担は「用地費を含めて二十五億円が上限」と初めて明示。
市都市計画マスタープラン案がまとまり、市議会経済建設委員協議会に説明される。第二次の市生涯学習推進計画と女性プランが策定され、市議会総務委員会に報告される。
▽十八日=市が十二年度当初予算案を発表、一般会計は二百十六億九千万円で、十一年度当初比で一億五千六百万円増の積極型。
▽二十日=ニューミレニアムを記念した岡谷太鼓祭りのキャラクターの愛称が「どん太」に決まる。
▽二十一日=企業に倫理を!職場に心を!をスローガンに、岡谷市準倫理法人会が設立される。
▽二十二日=国道20号バイパス事業で、横川地区内の本線にかかわる幅くい打ち始まる。
▽二十三日=林市長が市議会全員協議会で、上限二十五億円とした四年制大学誘致の市負担金について「市民生活への影響は最小限にとどめる」と基金を取り崩して対応する方針を述べる。
▽二十四日=倒れたり折れたりなどの事故が心配される市管理の案内・警戒標識、道路照明灯の点検調査を、市が業者委託で始める。
市都市計画審議会が「岡谷市都市計画マスタープラン」案を原案通り答申、四月からの同プラン施行が正式決定した。
▽二十五日=岡谷市とイルフ童画館が主催する「第一回武井武雄記念日本童画大賞」の応募作品搬入が始まり、初日だけで全国各地から七十六点が集まる。
▽二十六日=カノラホールが開館十周年記念として企画したウィーン交響楽団の岡谷公演が同ホールで行われ、観衆を魅了。
▽二十八日=十二年度予算などを審議する市議会定例会が開会し、十一年度一般会計補正予算など九議案を即決。
▽二十九日=岡谷市の姉妹都市・米国ミシガン州マウントプレザント市のジョージ・ダン中部ミシガン開発公社理事長の表敬訪問を受け、林市長が今年六月二十六日から七月一日にかけて同市を表敬訪問する意向を示す。
【三月】
▽一日=岡谷市観光みやげ品展示即売会に大勢が詰めかける。
▽二日=岡谷病院看護専門学校で卒業式があり、二十二人が巣立つ。
川岸で灯油配達中の男性がタンクローリーの下敷きとなり死亡。
▽四日=岡谷南高で卒業式が行われ、二百三十四人が巣立った。
新屋敷の天王森で約十年ぶりに樹木の枝払い作業。
▽五日=市民総合体育館でVリーグ男子バレーボール大会が行われ、約四千人のファンで盛り上がった。
▽六日=定例市議会の一般質問が始まり、四年制大学誘致問題などで十六議員が登壇。
▽七日=岡谷東高で卒業式が行われ、二百十五人が高校生活に別れ。
市医師会付属の准看護学院でも二十八人が卒業証書を受け取る。
▽八日=岡谷工業高で卒業式が行われ、全日制二百十八人、定時制機械科六人が巣立つ。
▽九日=市内の会社員が「土蔵で発見した」と軍用けん銃一丁などを岡谷署に届け出。
▽十日=長地中村の清水田遺跡から出土した石皿に珍しいジグザグ模様が見つかる。
小尾口区公民館が完成し、引き取り検査。
▽十一日=男女共生社会の実現に向けたシンポジウムが開かれ、女性三人が意見。
▽十二日=市社会福祉センターで初の利用グループによる発表会が開かれた。
▽十四日=川岸地籍の天竜川で、カワウの群れが市内で初めて確認される。
▽十五日=日本童画大賞の審査結果が発表され、大賞に相模原市の主婦、井上華恵さんが選ばれる。
中村で国道20号バイパス長地トンネル(仮称)の地元説明会が開かれ、工事概要などが示される。
▽十六日=岡谷商工会議所の常議員会で、豊南学園の四年制大学誘致に賛成の意思が示され、市と市議会に早期誘致を求めた要請書を提出。
国道20号バイパスで、ルートにかかる長地配水池の公共補償調印が市と長野工事事務所の間で交わされる。
▽十七日=市内四中学校で卒業式が行われ、六百四十一人が通い慣れた学びやを巣立つ。
▽十八日=市内八小学校で卒業式が行われ、五百三十三人の新たな門出を祝う。
真言宗智山派管長、総本山智積院第六十八世化主に就任した照光寺長老、宮坂宥勝大僧正の就任祝賀会が行われた。
▽二十日=元XジャパンのToshiを迎えたチャリティーコンサートがカノラで開催。
▽二十一日=湊廃川敷地の土地利用計画を巡り、地元住民が「湊 村おこしの会」を設立。
▽二十二日=市議会三月定例会で、提出議案がすべて原案可決される。閉会後、市議二人が大学誘致推進に関する市の働き掛けについて緊急質問。
▽二十三日=市の人事異動が内示。規模は百六十四人と中規模。
市内十六の市営保育園で修了式が行われ、三百七十二人が卒園。
▽二十六日=第三十一回全国高校バレーボール選抜優勝大会の男子決勝で、岡谷工が大会史上二校目の三連覇を達成。
▽二十七日=三連覇の岡谷工ががい旋パレード。約八百人の市民が歴史的な快挙に惜しみない拍手を贈った。
▽二十九日=岡谷市が十一年度事業で進めてきた湖畔公園と樋沢一般廃棄物最終処分場の引き取り検査が行われ、立派な施設の完成を祝う。
▽三十日=豊南学園の四年制大学誘致に関する市主催のパネルディスカッションがカノラホールで開かれ、市民代表らが賛否両方の立場で活発に意見交換。
【四月】
▽一日=市制施行六十四周年記念式典で八十七人十五団体を表彰。
塚間町の市道交差点で八十一歳の男性が、ライトバンにはねられ死亡。
▽二日=市民総合体育館の完成一周年記念イベントで市民らに体育施設を無料開放。
▽三日=市内十七保育園の入園式が一斉に行われ、千三百二十四人が園生活をスタート。
▽五日=市内の全小中学校と岡谷工業高で入学式。小学校に四百九十五人、中学校に五百三十三人、岡工には全日制二百八十一人と定時制十二人が入学。
塚間町の交通死亡事故の現地診断で、破線表示の追加など速度抑制対策を市が約束。
統計調査員の小口勝史さんに総務庁長官表彰が伝達される。
▽六日=やまびこ国際スケートセンターに通じる市道で擁壁ブロックの崩落が発見され、市が原因究明へ。
岡谷東高校と岡谷南高校で入学式が行われ、東高には二百四十二人、南高には二百四十四人が入学。
▽七日=岡谷市医師会付属准看護学院で入学式が行われ、四十五期生三十四人が学生生活をスタート。
▽八日=市民早起き健康マラソンが始まる。
▽十日=中央東線開業九十五周年セレモニーが岡谷駅で行われる。
▽十二日=市が市議会社会委員協議会に「市保育園運営計画案」と運営計画策定に向けたスケジュールを示す。
イルフ童画館にタッチ式パソコン「はらっぱ映像システム」が設置される。
オーストラリアの日本語教師、ケイト・トッドさん親子が本場の日本語を学ぶために来岡、市内小中学校などでの交流が始まる。
▽十三日=中高生同士の交流事業などを子どもたちが自主的に運営する「リーダーズ倶楽部(くらぶ)」が正式に発足する。
▽十六日=岡谷ライオンズクラブが九百回例会記念福祉講演会をカノラホールで開催。
市早起き野球会、市スポーツ少年団がそれぞれ十二年度開会式を開き、本格的なスポーツシーズンが到来。
冬季休園していた鳥居平やまびこ公園が開園、久しぶりに家族連れなどの歓声が響く。
小尾口区で新公民館の落成式が行われる。
▽十七日=百九十八番目となる新遺跡が川岸駒沢の山中でこの日までに発見され、住居址や土器片などを採取。
▽二十一日=市が住居表示審議会に長地地区の住居表示案を諮問。
▽二十二日=湊有志でつくる「鵞湖城山泳鯉の会」が、花岡公園にこいのぼり約二百五十匹を飾る。
▽二十五日=市社協が総合福祉センターの早期建設を市長に要望。
市ソフトボール大会の総合開会式が市民総合体育館で開かれる。
▽二十七日=西堀こぶし保存会が守り続けてきた横河川土手のコブシの老木が枯れ、お別れ会が行われる。
十月の県知事選に向け、出馬表明している池田典隆前副知事の後援会「新世紀くらぶ」の岡谷市後援会が設立される。
▽二十八日=工業統計調査員の向山つね子さんに藍綬褒章。
▽二十九日=春の叙勲が発表され、市内では消防功労で元市消防本部消防司令長の小松茂一氏、郵政業務功労で元岡谷郵便局保険課課長代理の春日宏義氏が勲六等瑞宝章を受けた。また、本町出身で元東京家裁判事の林五平氏(東京都町田市)が勲二等瑞宝章に。
一昨年夏、梨久保遺跡から出土した琥珀製装飾品の展示公開が、美術考古館で始まる。
シルクフェアinおかやが、蚕糸・昆虫農業技術研究所など四施設で開幕。
【五月】
▽二日=本年度の知事表彰に、産業功労で小口悦司氏、職業能力開発功労で宮坂眞喜利氏、保健衛生功労で向山弘茂氏が選ばれた。
市議会全協で、林市長は豊南学園の四年制大学誘致について、最終的な市民合意は議会の場でとの見解示す。
▽三日=今井区で石船マラソン大会。約二百人が健脚を競う。
岡谷カーリングフェスティバル2000のメーンイベント「やまびこカップカーリング選手権大会」が開幕。
▽四日=第一回武井武雄記念日本童画大賞受賞作品展が、おかや東急で始まる。
▽七日=塩嶺小鳥バスの運行が始まり、初回は野鳥愛好家ら約百人が参加。
▽九日=長地小でぼや騒ぎ。火の気がないことから不審火の疑いも。
市議会全協が開かれ、林市長が豊南学園の四年制大学誘致で、学園側の負担額アップの可能性を示唆。
▽十日=岡谷総郷が新ミレニアム記念に計画したブナの苗木植樹が総郷林であり、岡谷小みどりの少年団などが四百本を植える。
岡谷市出身の女性がニューヨーク市の路上で射殺されているのが見つかり、市内の知人らに悲しみが広がる。
▽十一日=イスラエルの生活や文化、産業などを紹介する市主催のイスラエル展が、笠原書店で開幕。
▽十二日=鶴峯公園でつつじ祭りが開幕。二、三月の低温から開花は遅めとなった。
豊南学園の四年制大学誘致で、市連壮が市連婦と共催でシンポジウム。
▽十五日=臨時市議会が開かれ、正副委員長人事などで紛糾。十六日夕になって、ようやく決着する。
▽十七日=中国安徽省安慶市の趙樹叢市長が林市長を表敬訪問し、友好進展を提言。
▽十九日=十二年度フラワー・ブラボー・コンクールで、神明小が特別賞(国土庁長官賞)に輝く。
▽二十日=カノラホールとやまびこ公園の共同企画「夜景コンサート」が、同公園レストランで始まる。
▽二十一日=第十七回全国一斉ウォークラリー大会inおかやが、市役所イベント広場を発着点に開かれる。
▽二十二日=市が産業活性化センターの建設整備事業基本構想素案と市民バス運行計画の最終案を議会に示す。
十二年度官公庁所長等歓迎会が開かれ、県関係の所長ら六人を市内各界代表約百五十人で歓迎する。
▽二十三日=岡谷蚕糸博物館で春蚕(はるご)の配布が始まる。
▽二十四日=八月の「岡谷太鼓祭り二〇〇〇」に向け、常任祭典委員会で実施要綱や企画内容などを確認。
▽二十五日=国道20号バイパスの横川地区住民を対象にした現地説明会が開かれた。
▽二十六日=岡谷エコーロータリークラブの十周年記念事業で、白神山地を題材にした江川正幸写真展が、おかや東急で開幕。
▽二十七日=岡谷こどもエコクラブが発足し、開講式と野鳥観察会が塩嶺の御野立公園で行われる。
▽二十八日=第二回塩嶺王城パークライン10マイルマラソン大会が、やまびこ公園を発着点とするコースで行われ、四百四十人のランナーが健脚を競う。
▽二十九日=岡谷下諏訪広域シルバー人材センターの総会で、十一年度事業収益が初めて三億円の大台を突破したことが報告される。
▽三十日=「小さな親切」運動諏訪総支部が、横河川上流でアマゴの稚魚約千匹を放流。
▽三十一日=市の事業や施設に対する理解を深める「施設見学会」がスタート。
【六月】
▽三日=旧岡谷中部中学校の昭和二十五年卒業生が、学校のあったカノラホールで卒業五十周年のつどい。
▽四日=諏訪湖岸と流入河川の一斉清掃が、市内の七十五団体、五千八百人が参加して行われた。
県内女性最高齢者だった山田はつよさんが、百七歳の天寿を全うして死去。
▽五日=市が高齢者いきがいデイサービス事業として計画した「いきいきデイ西堀」が開所。六十六人のお年寄りが、仲間との集いの場を求めて参加した。
▽八日=市議会六月定例会が開会し、諏訪広域連合の規約案や十二年度一般会計補正予算など十二議案を所管委員会に付託。
イスラエルやドイツの先進企業との交流を目的にした市国際産業交流事業の結団式が行われ、受注開拓に向けた決意を新たに。
▽九日=市が庁舎五階の会議室に導入した画像転送システムが紹介され、ペーパーレス化などを促進する新システムの活用が始まる。
▽十日=旧岡谷南部中学校の昭和三十年卒業生の同期会が諏訪湖ハイツで行われる。
▽十一日=消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が長地小校庭で行われ、ポンプ車で第五分団、小型ポンプで第八分団、ラッパ吹奏で第十一分団が優勝する。
交通安全子供自転車岡谷地区大会が市民総合体育館であり、湊小Aが優勝、同Bが準優勝を飾る。
▽十二日=十三議員が通告した市議会一般質問が、三日間の日程で始まる。
開園したばかりの岡谷湖畔公園にタデ科の雑草などが繁殖し、市マレットゴルフ協会が草取り奉仕した。
▽十三日=第四十二回衆議院議員総選挙が公示され、小選挙区の長野四区からは共産前職の木島日出夫、自民前職の小川はじめ、民主新人の後藤しげゆきの三氏が立候補。
▽十四日=岡谷商工会議所の永年勤続表彰式が商工会館で行われ、五十二事業所の永年勤続者二百三十三人の長年の労をねぎらう。
▽十六日=市保育園運営計画策定に向けて研究委員会が発足し、林市長から二十人が委嘱を受ける。
アメリカの絵本作家モーリス・センダック氏の常設展と企画展「武井武雄絵本原画展」が開幕。
市営屋外プールがオープンし、来場者がシーズン初泳ぎを満喫。
▽十七日=校舎改修工事に伴い、神明小で一足早く大運動会が行われ、梅雨空をついて児童たちの歓声が響く。
▽十九日=市議会六月定例会が十三議案を可決し、閉会する。
▽二十日=岡谷太鼓保存会が総会と三十周年パーティーをホテル岡谷で開き、節目を記念した大太鼓を披露。
▽二十二日=やまびこスケートの森の株主総会で、経営状態などを承認。
▽二十三日=日本一短い祭りとされる春季塩嶺御野立記念祭が同記念碑前で行われ、岡谷市と塩尻市関係者が友好発展を誓い合った。
小井川小五年二組と西堀辛夷保存会の交流会が行われ、老コブシを通して芽生えた出会いを楽しむ。
休耕田を利用してゲンジボタルの保護育成を図る「橋原ほたる沢」が発会し、名称の発案者を表彰。
▽二十四日やまびこ公園のラベンダー園が開園し、花の摘み取りなどでにぎわう。
▽二十六日=市清掃工場でダイオキシン類削減対策整備工事の起工式が行われ、工事期間中のごみ減量を市民に呼び掛け。
▽二十八日=七月七日から運行される市民バス「シルキーバス」が、庁舎前で披露される。
長地東堀の「あやめ園」が開園し、八十種、五千株のハナショウブが公開される。
【七月】
▽二日=少子化対策事業として初のファミリーフェスティバルがやまびこスケートの森で開かれ、氷上スポーツなどを楽しむ。
▽四日=死亡事故が相次いだ塚間町で、安協役員らが六十五歳以上の高齢者宅を訪問啓発。
市内二カ所目となる生きがいデイサービス事業「いきいきデイしばみや」が開所し、地域の高齢者をはぐくむ活動がスタート。
地域福祉支援会議が発足し、林市長が二十人を委員に委嘱。
▽五日=臨時市議会で諏訪広域連合議員七人を選出。
▽七日=市民の新たな足「シルキーバス」が運行をスタート。一番バスはほぼ満員の状態に。
国道20号バイパス長地トンネル(仮称)掘削工事の安全祈願祭が、中村側のトンネル坑口で行われる。
▽八日=岡谷湖畔公園「水辺まつり」が開幕、植木市や写真コンテスト、写生会などのイベントに大勢が参加。
岡谷南と岡谷東で文化祭が開幕、若さあふれる企画が人気に。
岡谷南スケート部OB会総会がホテル岡谷で開かれ、事実上の休部状態に陥っている同部の支援を訴える。
▽九日=十二年度安全市民大会がカノラホールで開かれ、交通事故や労災の防止など、安全快適な地域づくりに向け決意を新たに。
▽十日=岡谷市準倫理法人会が正規の法人会に昇格し、マリオで記念式典が行われる。
▽十四日=岡谷太鼓祭り二〇〇〇の記念イベント「世界和太鼓打ち比べコンテスト」のビデオ審査が商工会館で行われ、本選出場の十二チームを選考。
▽十五日=おかや子どもセンターが発行する子ども情報誌「おやこでGO」の創刊号が完成し、この日から全戸配布。
東部中三年五組が学校内に地域の高齢者とふれあう「サロン」を開設、西堀区内などから独居老人らが大勢詰めかけ、生徒と世代間交流を図る。
▽十七日=市政懇談会が今井区を皮切りにスタートし、四年制大学誘致や身近な問題などに質問が集中。
独り暮らしの高齢者を対象にした市の配食サービスがスタート。安否確認を含め、健康メニューがお年寄りに届けられる。
▽十九日=今井区で行われていた国道20号バイパスの設計協議が整い、区民への説明会が開かれる。
「思春期赤ちゃんふれあい体験」で、北部中三年三組生徒が命の大切さを学ぶ。
▽二十日=市サッカー協会の創立二十五周年記念事業の一環として、元プロらを招いてのサッカー教室が湖畔広場で行われる。
▽二十二日=諏訪教育会などが主催する第三回子ども郷土芸能発表会がカノラホールで開かれ、岡谷市内を中心に七団体が郷土芸能を披露。
▽二十三日=湖畔公園マレットゴルフ場のオープンを記念した第一回市長杯マレットゴルフ大会が同所であり、諏訪地方各地から参加した百八十二人が練習成果を競った。
▽二十五日=市内小中学校のトップを切って長地小で一学期の終業式、楽しい夏休みがスタート。
▽二十七日=高齢者の生きがいづくりや世代間交流などに役立てる「ふれあいプラザみなと」の開所式が、湊小旧宿直室で行われる。
▽二十九日=夏祭りシーズンの到来を告げる中央通り五・六・七丁目商業会の「きつね祭り」と童画館通りの「サンバでナイト」が、再開発で分断した中央通りの全域で行われ、大勢の人出で活気づく。
市民憲章推進協議会による清掃奉仕活動が、釜口水門付近から南部中までの諏訪湖畔で行われ、環境美化に尽力。
【八月】
▽一日=西部中が市内で初めて県警少年健全育成パイロット地区の指定を受け、初の推進委員会が開かれる。
▽三日=国道142号バイパス「湖北トンネル」の技術検討会で、県道路公社は同バイパスの開通が十四年度にずれ込むとの見通しを示す。
▽四日=湯殿山への四年制大学開設を表明していた豊南学園が大学設置を断念し、市に文書で設置要望の取り下げを通知。市ではこれを受け入れ、市議会全協に緊急報告。
岡谷下諏訪広域シルバー人材センターが設立十五周年記念式典を開き、一層の発展を誓い合った。
▽五日=鳥居平やまびこ公園で第九回やまびこフェスティバルが開幕し、魚のつかみ捕り大会などでにぎわう。
▽七日=シルキーバスの運行開始からちょうど一カ月。一便当たりの平均利用者は十・三人で滑り出し好調。
▽十日=林市長が岡谷商工会議所の常議員会で、豊南学園の四年制大学誘致失敗を陳謝。
▽十一日=岡谷駅南側にパーク&ライド方式の特急あずさ利用者専用駐車場がオープン。
▽十二日=三十一回目を迎えた岡谷太鼓まつりが開幕し、新企画の「MINAKOIわっさか」の踊りパレード盛り上がる。
岡工バレーボール部がインターハイで初優勝し、春高バレーに続いて二冠達成の快挙。
▽十三日=メーンステージでの三百人そろい打ち、新企画の二千人そろい打ちなど太鼓まつり中日の各種イベントに大勢の市民が繰り出す。
岡谷太鼓保存会が三十周年を祝う太鼓雷舞(ライブ)をカノラホールで開き、伝統の響きを来場者に披露。
本紙後援の諏訪地区高校野球一年生大会で諏訪清陵が二年連続優勝。
▽十四日=岡谷太鼓まつりの初企画「世界和太鼓打ち比べコンテスト」がカノラホールで開かれ、最優秀賞の初代文部大臣賞に千葉県柏市の「和太鼓御響」が選ばれる。
▽十六日=送り盆の恒例行事として定着している本紙主催の「一千灯ろう流し」と「花火大会」が釜口水門周辺の諏訪湖で行われ、「戦後復興五十年」の節目を祝い、大勢の市民が行く夏を惜しむ。
▽十八日=市住居表示審議会が長地地区の住居表示をほぼ原案通り林市長に答申、十八年余の懸案事項が大きく前進。
▽二十一日=夏休みが終わり、神明、小井川、田中、湊、長地の各小学校と南部、東部の両中学校で二学期の始業式。
▽二十三日=異常出水による陥没などで大幅に工事が遅れている国道142号バイパス湖北トンネルが貫通し、この日までに下諏訪側と完全につながる。
▽二十四日=岡谷湖畔公園水辺まつりの写生大会で、入賞作品を集めた店頭展示が、中央通り四丁目商業会でスタート。
▽二十五日=中央通り四丁目商業会が、活性化基本計画の早期策定を市に要望。
▽二十六日=岡谷市の姉妹都市による三市交流卓球大会が市民総合体育館で開かれ、友好親善の輪を広げる。
▽アメシロ被害が各地へ広がり、市が早急な対応を検討。
▽三十日=市が市議会に「テクノプラザおかや」を一年前倒し施工し、十四年度オープンする意向を示す。
今年四月初めに発生したやまびこスケートの森に通じる市道擁壁の崩落事故の原因は、「凍上現象と推定される」と市が議会に報告。
ごみたい肥化勉強会が始まり、生ごみ処理器の有効活用を市民が学ぶ。
【九月】
▽一日=十二年度総合防災訓練が夜間の災害を想定し、本番さながらに湊小校庭を主会場に行われる。
▽二日=第二十回諏訪郡市教職員バレーボール大会が諏訪、茅野市内の八会場で開かれ、五十校七十三チームが熱戦を繰り広げる。
▽三日=岡谷農業フェスティバルとおかやヘルシーフェスティバルが、市役所前イベント広場と保健センターで初めて同日開催され、大勢でにぎわう。
▽四日=林市長が市職員に対し、十三年度予算編成に向けた訓示を行い、人口増で活力創出する施策の推進を呼び掛ける。
▽五日=空洞化が進む岡谷市中心市街地の活性化を推進するため、市は中心市街地活性化計画策定委員会を立ち上げ、初会合で委員十九人を委嘱。
▽六日=市議会九月定例会が開会し、市が十一年度各会計決算など十五議案を提出。
▽七日=市議会九月定例会で、北澤和男、小口俊光両教育委員の再任に同意。
水槽固定金具の腐食が見つかり、市民屋内水泳プールの開場が十一月下旬以降に延期されることが判明。
▽八日=十月からスタートするペットボトルと白色トレーの分別回収に向け、地区説明会が始まる。
▽九日=第五十一回岡工祭が開幕し、パソコンなどを用いた工業高校ならではの催しを、大勢の市民が楽しむ。
▽十一日=市議会一般質問で、林市長が湯殿山の跡地利用の結論付けを早期にしたいと答弁。
▽十四日=林國之さんが寄贈した可搬小型ポンプの配属式がカノラホール駐車場で開かれる。
▽十五日=各区で敬老会が行われ、地域の発展に尽力してきたお年寄りの長寿を祝う。
▽十八日=雨で一日延期した岡谷、小井川、湊、川岸、長地の五小学校の運動会が、秋晴れの下で行われ、父母らが詰めかけた校庭に児童の歓声が響く。
▽二十日=長地公民館に県の「きのこ鑑別相談所」が開設され、市民らが早速、判別不能のキノコを持参。
市民総合体育館の西体育館二階観覧席から男児がアリーナに転落、助けようと飛び降りた父親が左足の親指を骨折していたことが明らかに。
▽二十一日=秋の交通安全運動がスタートし、市役所前で出陣式が行われる。
全国的にも珍しい、トンネル流路を用いた十四瀬川の二層化工事の地元説明会が行われ、現地測量と地質調査を了承。
▽二十三日=やまびこスケートの森アイスアリーナでスケートカーニバルが開かれ、氷上競技を楽しむ。
▽二十四日=上の原小で運動会。
▽二十五日=市教委と高校生親の会主催の意見交換会が市公民館で開かれ、高校生と親が本音で語り合った。
▽二十六日=傾いていることが分かった新倉観音立像の現地調査があり、信濃美術館の下平副館長が、足の部分を中心に詳しく検証。
▽二十七日=市農技連による坪刈りが若宮の試験田で行われ、作況指数通りの豊作間違いなしの状態に。
岡谷太鼓祭り実行委企画運営委員会全体反省会で、祭りの成功を再確認。好評だった踊りパレード「MINAKOIわっさか」や二千人そろい打ちなどは、来年度以降の開催も検討へ。
▽二十九日=市議会九月定例会が十一年度一般会計、各会計決算などをいずれも原案通り可決し閉会。
▽三十日=市営十二保育園と田中小で運動会が行われ、訪れた父母らに練習成果を披露。
【十月】
▽一日=ペットボトルと白色トレーの分別収集がスタート。
環境にやさしい暮らしを考える「岡谷エコフェスティバル二〇〇〇」が、やまびこ公園などで行われる。
童画館通り商店街で第二回フェスタが開かれ、ジャズダンスの披露などでにぎわう。
▽二日=母と子の交流の場「にこにこ広場」が長地、湊、川岸の三支所でスタート。
▽四日=岡谷商工会議所が市の十三年度予算編成に向け、四項目十八点の要請書を提出。
▽五日=諏訪湖の人工なぎさで帰化植物のイタチハギが繁殖、諏訪建設事務所が岡谷市南宮で抜去作業を行う。
▽八日=高齢者体育大会に、六百人が参加。
本紙主催のサッカー岡谷大会が湖畔広場などで行われ、十チームが対戦する。
▽九日=秋季ファミリーフェスティバルが市民総合体育館、県女性総合センターで行われ、親子連れら大勢の市民が新スポーツの体験などを満喫。
▽十日=岡谷地区のタクシー乗務員などが、福祉タクシーの見直しと、一般タクシーの福祉的運用などを求める陳情を林市長に提出。
▽十一日=社会奉仕団体「かじかの会」岡谷支部が誕生し、初活動として旧林家の清掃ボランティアを行う。
▽十二日=市医師会付属准看護学校で戴帽式が行われ、男性七人を含む三十一人が戴帽許可を受ける。
▽十三日=東部中を除く市内三中学校で文化祭が開幕し、総合的学習の成果などを織り込んだ各種発表を披露。
市や職安、労対協などによるこの時期としては初の就職面接会が開かれ、約五十人の学生が市内企業の担当者から説明を受ける。
▽十四日=市商連による秋の岡谷大商業祭「楽楽市」が市役所イベント広場であり、大勢の市民が繰り出す。
▽十五日=任期満了に伴う県知事選で、作家の田中康夫氏が前副知事の池田典隆氏らを抑えて初当選。県としては四十一年ぶりに民間出身で、全国最年少の知事が誕生する。
第三十四回岡谷展の審査が行われ、市美術会賞に小林玲光さんの書が選ばれる。
六市町村一斉の諏訪湖岸清掃が行われ、きれいな諏訪湖を願い千八百人の市民が奉仕。
▽十六日=秋季塩嶺御野立記念祭で田中新知事の誕生が話題に。
▽十八日=国体バレーボール少年男子で、県選抜として出場した岡谷工業が埼玉選抜を破って初優勝。春高バレー、インターハイに続いて、史上七校目となる高校タイトル三冠の偉業を達成する。
▽十九日=長地配水池の築造工事が終了し、完成引き取り検査が行われる。
▽二十一日=岡工バレー部の優勝報告会が市役所イベント広場で行われ、V戦士たちを大勢の市民が出迎える。
▽二十二日=少年野球第十一回もみじ大会がやまびこ公園グラウンドで行われ、日ごろの練習成果を競う。
▽軽費老人ホーム「ケアハウス高尾」十一月中旬から建設へ。
▽二十五日=長地地区の住居表示整備で、中村区内の住民が町名変更請求を市に提出。
▽二十六日=市保健委員会連合会が初の県医師会長表彰を受賞。
▽二十七日=横浜国際総合競技場で開かれたジュニア五輪男子B二百?「で、北部中学校の塚原直貴君が21秒92の県中学新で優勝。
▽二十八日=小坂区の浅間山で、十年ぶりに火祭りが行われ、山頂のほこらまで区民のたいまつが幻想的な光の列を作り出す。
▽二十九日=恒例の観楓会が出早公園で行われ、岡谷と下諏訪の関係者が友好を深める。
▽三十一日=第三十一回岡谷太鼓祭りフォトコンテストの審査が市役所で行われ、最優秀賞に川岸中、山崎時明さんの「エキサイティングフィナーレ」が選ばれる。
【十一月】
▽一日=秋の褒章で、塚原基晴氏が黄綬褒章を受章。
▽三日=秋の叙勲受章者が発表され、保健衛生功労で清水方平氏が勲四等旭日小綬章、教育功労で児平敏郎氏、専門工事業振興功労で征矢才氏、中小企業振興功労で宮坂博文氏がそれぞれ勲五等瑞宝章、鉄道業務功労で高橋一夫氏が勲六等瑞宝章を受章。
市文化祭の作品展、婦人の家文化祭、音楽祭、朗吟の夕べが行われ、市民が文化の秋を満喫。
▽五日=市が湯殿山の敷地と、建設途中で放置されたままになっている旧ホテル棟を含めた初めての現地視察会を開き、市民九十人余りが参加する。
▽六日=市の十三年度予算編成方針会議で、人口増で活力創出を念頭に置いた編成を林市長が職員に指示。
▽七日=未明に堀ノ内の民家で住宅を半焼する火災。
▽九日=国道142号バイパス湖北トンネルの貫通式が坑内で行われ、発破ボタンを押すセレモニーなどで難工事の末の貫通を祝う。
▽十一日=第一回秋季市民新聞社杯中学生軟式野球選手権大会が市営球場などで行われ、糸魚川中と茅野北部中がブロック優勝。
▽十二日=全国高校ラグビー県大会で岡谷工業高が下伊那農業高を破って優勝し、二年連続十六回目の花園出場を果たす。
▽十三日=高齢者クラブ連合会の芸能祭が行われ、お年寄りが芸達者ぶりを発揮。
▽十五日=市内小学六年生が交歓音楽会で交流し、小学校の思い出づくり。
▽十六日=岡谷市衛生自治会連合会の花岡一誠会長が生活環境改善事業功労者として、厚生大臣表彰を受ける。
▽獣によるマツタケ山の被害に困った新倉林野組合が、わなを使った狩猟などの自衛策に乗り出す。
▽十七日=市民レベルでごみ問題を考える「ごみ減量等推進市民会議」が発足し、ごみを出さないマイバッグ運動の推進を決議。
▽十八日=岡谷工業高校バレーボール部が、三冠達成交流・祝賀会で市民とふれあう。
社会福祉法人・共立福祉会が運営する軽費老人ホーム「ケアハウス高尾」が、川岸三沢の高尾山ろくで起工。
▽二十一日=市が市議会全協に、民間の調査機関に委託して行った大学調査の結果を報告する。
▽二十二日=湖北行政事務組合の全協で、下諏訪ダム建設に伴う水源地域対策事業の地元負担額などが示される。
▽二十四日=市が市議会社会委員協議会に、塩尻市にある社会福祉法人の特別養護老人ホーム(七十床)新設計画と洗心荘の五十床増床計画、愛知県春日井市にある社会福祉法人のグループホーム設置計画が報告される。
市議会経済建設委員協議会に、「テクノプラザおかや」の基本設計が示される。
▽二十五日=NHKのど自慢の予選会がカノラホールで行われ、本番を前に会場は大観衆で埋まる。
▽二十六日深夜から二十七日未明にかけて市内五カ所で自動販売機荒らしがあり、売上金や釣り銭などが盗まれる。被害は翌日にかけても続いた。
▽二十八日=岡谷青年会議所の解散記念で、湖畔公園に八?「を超えるモミを植樹。
▽二十九日=岡谷の飲み水を考える会などが下諏訪ダム取水計画の撤退を市と議会に要望。
▽三十日=岡谷小学校創立記念碑の除幕式が、同校発祥の地である照光寺と岡谷尋常小学校があった岡谷郵便局前の二カ所で行われ、関係者が同校の歴史を刻む。
【十二月】
▽三日=親子・友達と楽しむアイスレクリエーションが、やまびこスケートの森アイスアリーナで行われ、氷の感触を楽しむ。
▽四日=田中康夫県知事が、高校タイトル三冠を達成した岡工バレー部に、県スポーツ栄誉賞を直接授与するため来校し、生徒や市民らの歓迎を受ける。
市議会十二月定例会が開会し、市が条例改正案や十二年度一般会計補正予算など十二議案を提出、人権擁護委員の推薦に同意を求める人事案件は即決。
山梨県身延町の河川敷で若い女性の絞殺体が発見され、六日までに山手町二の女性と確認、行方が分からなくなっている交際相手の市内男性を捜査する。
▽五日=警察活動の今後に期待し、岡谷署で意見公聴会が開かれ、それぞれの立場で意見や要望を伝える。
第十四回ショパン国際ピアノ・コンクール上位入賞者によるコンサートがカノラホールで開かれ、大勢の聴衆を魅了する。
▽六日=市議会十二月定例会の一般質問が始まり、林市長が芝浦工大の誘致に意欲を示す。
▽七日=アイスアリーナの住民訴訟が和解し、事案の解明に寄与できたと原告団が声明を発表。
芝浦工大が岡谷市への新学部設置に向け、調査に入ったことが明らかに。
▽八日=郷田でアパートを全焼する火事があり、一階に住んでいた六十一歳の男性が遺体で発見される。
市保育園運営計画研究委員会が、市内十八園のうち六園を廃止、湊地区に一園を新設する統廃合の意見書をまとめ、林市長に提出。
岡谷青年会議所が解散記念事業として植樹したモミの木でイルミネーション点灯式。
▽九日=川岸村役場跡地を示す標柱の除幕式が、JA諏訪湖川岸支所前で行われる。
▽十日=初の農業シンポジウムが行われ、都市型農業の未来について意見交換。
▽十一日=岡谷市が十一年度決算数値を用いたバランスシートを初めて公表。
▽十二日=市議会総務委員会で長地地区の住居表示に伴う公聴会が開かれ、全会一致で市案を可決。
山梨県身延町の河川敷に市内の女性絞殺体が遺棄された事件で、同県警が元交際相手の竹入敏彦容疑者を全国に指名手配。
▽市が行っている民間井戸の調査で、新たに三カ所から有機塩素系化合物を検出。
▽十四日=市議会十二月定例会が閉会し、全十五議案を原案可決。
▽十六日=岡谷青年会議所が最終定期総会で解散決議を採択。
▽十八日=市が市議会全員協議会に公共施設の配置計画を報告し、注目の複合館は駅南の土地区画整理地内に建設する方針が。
▽二十一日=「うなぎのまち岡谷」の会の全体会議が開かれ、”寒の土用丑の日”を日本記念日協会に登録申請し、全国的な定着化やPR促進に役立てることに。
▽二十二日=国勢調査の速報値が発表され、岡谷市の人口が平成七年の前回調査より千六百四十八人減少し、県下市町村で最も減少数が多いことが分かる。
市都市計画審議会が、林市長から諮問された都市計画道路「東中央通り線」の拡幅などの変更について、原案通り答申。
▽二十三日=諏訪圏青年会議所として生まれ変わる岡谷青年会議所が、カノラホールで解散式を開き、三十八年間の歴史に幕。
▽二十五日=都市計画道路「東町線」の第一期整備区間の用地単価交渉がまとまり、地権者と市とが契約調印。
市街地で今シーズン初の本格的な積雪。