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辰野この1年 2011(H23)

2015年12月25日

【一月】
▽一日=大城山で初日の出の登山が行われ、住民らが輝く新年の幕開けに歓声を上げる。
▽二、三日=小野、矢彦神社二の柱の山出しが飯沼地区で行われ、一里塚付近の安置所まで曳行される。
▽四日=役場で仕事始め式。町長は「各方面が『育つ』ような年にしたい」と訓示。
▽六日=小野、矢彦神社と北小野、小野神社の両御柱祭が公示され、JR小野駅などに公示板が設置される。
▽初旬=町耕作放棄地対策協議会がヒマワリの種から搾った油を「ほたるの里のひまわり油」として一般販売を開始。
▽九日=辰野消防署・消防団・赤十字奉仕団の出初め式、辰野安協の初出式が行われ、安全・安心のまちづくりに精進する決意を固める。
▽十日=110番の日に合わせ、伊那署がJR小野駅前で啓発活動。小野おんばしらのPRに向け、保存会による木やりの披露も。上島の十一面観音で厄よけ祈願。
▽十一日=町と下辰野区が、大城山の一角にある「ゼロポイント」に標柱を設置。
▽十二日=商工会が、会法施行五十周年の賀詞交換会をたつのパークホテルで開く。
▽十四日=町交通安全推進協議会が昨年末に羽場で発生した死亡事故現場の診断を実施。下辰野区で夜、住宅火災が発生。家人一人が焼死。北大出の大文字、小横川の鳥追いなど地区に伝わる小正月の伝承行事が行われる。
▽十六日=北小野、小野神社御柱祭の綱打ちが各地区で行われる。
▽十七日=県の「生物多様性地域戦略」を受け、町内にも住民や行政、学術機関による組織が発足する。
▽十八日=漫画「タイガーマスク」の主人公を名乗る寄付や寄贈が各地で相次ぐ中、町内でも現金十万円が入った封筒が町社会福祉協議会あてに寄せられる。辰野西小が全日本交通安全協会から交通安全優良校表彰を受ける。
▽二十日=辰野病院あり方検討委員会が、経営改善手法などを提言した意見書を町長に提出。
▽中旬=町観光協会が、町内のこだわりのそば店を紹介した「信州たつの そばマップ」を作成。
▽二十三日=小野、矢彦神社御柱祭三の柱の山出し祭が行われる。
▽二十五日=町の広報活動に町民の声を反映するため、公募の委員四人による広報企画委員会が発足。
▽二十九、三十日=沢底区で「アイスキャンドル”千のともしび”in沢底」が行われる。「平出の騎馬行列」を映像化するため、保存会がビデオ撮影に臨む。

【二月】
▽初旬=沢底浄水場上の砂防えん堤工事で、穴山川1号えん堤が完成。
▽四日=町農業委員会が遊休農地を活用した功績で県農業会議会長賞を受賞。
▽五、六日=下辰野本町一丁目商店街恒例のだるま市が開かれる。
▽六日=小学生らが手作りオペレッタを披露する「第十一回オペレッタフェスティバル・イン・たつの」が町民会館で開かれる。
▽七日=住民基本台帳カードを利用した証明書のコンビニ交付(セブンイレブン)が町内でも始まる。
▽九日=町特別職報酬等審議会が、常勤三役の7%削減などを盛り込んだ答申書を町長に提出。
▽十三日=小野奴の会による大だこ揚げが、北小野の田で行われる。赤羽の八島神社で恒例のお筒粥、世の中のご託宣は六分四厘。
▽十五日=町のこれからの観光振興について各界の代表が意見を述べる懇談会が開かれる。
▽十六日=第九回たつの荒神山温泉春まつりが開幕、三月三日まで多彩な催しで開かれる。
▽中旬=二〇一〇年の町内主要観光地利用者数がまとまり、前年比で18・6%の落ち込みとなる。町議会の「辰野総合病院のあり方検討委員会」が、委員会の報告をホームページで公開。
▽二十日=旧小野村の六耕地が曳行を担当する子ども御柱祭の注連掛と根離し、山出しが小野山林組合所有の山林などで行われる。町吹奏楽団が町民会館でコンサート。
▽二十一日=「ほたるの里中学生議会」が役場議場で開かれ、辰野・両小野両中学校の十五人が町長らに提言や疑問などをぶつける。
▽二十三日=ニュージーランドの大地震で、クライストチャーチ市に留学中の信州豊南短大生ら三人の無事が確認される。
▽下旬=四月に投票が行われる町議選の出馬表明の出足が鈍く、二十三日現在で一人のみに。
▽二十四日=町が一一年度当初予算案を発表。一般会計は前年比0.2%増、歳入歳出七十七億千五百万円の「頑張り積極型」に。
▽二十六、二十七日=沢底区で恒例の「沢底福寿草まつり」が行われ、町内外から多くの観光客が訪れる。
▽二十七日=四月の県議選に向け、現職の垣内基良氏の事務所開きがマリーパレスたつので行われる。小野御柱祭観光推進協議会が祭りを宣伝するPRソングの発表会を小野農民研修センターで開く。
▽二十八日=新町保育園建設委員会が開かれ、工事の遅れから開園が予定より一カ月延びることが町から報告される。

【三月】
▽初旬=辰野高校の卒業生の進路状況がほぼまとまり、就職希望者は九割が内定する。
▽二日=町議会三月定例会で町長が予算編成方針を説明。
▽四日=辰野高校で二十一年度卒業式。百八十三人が学びやを巣立つ。
▽六日=矢彦神社一、四の柱の山出しが行われる。
▽十一日=駒沢川流域協議会で県が「駒沢ダム」の建設中止と河川改修による代替案を提示、地元が了承する。
▽十四日=東日本大震災による義援金やボランティアの受付窓口が役場などに開設される。
▽十五日=信州豊南短大で卒業式。九十人が新たな一歩を踏み出す。
▽十六日=町内小中学校のトップを切って、辰野中学校で卒業式。二百一人が学びやを巣立つ。東日本大震災の救援物資の受け付けが町社会福祉協議会で始まる。
▽中旬=町が新年度から、建築にかかわる個人や小規模事業者のための「小規模工事等受注希望者登録制度」の新設を決める。
▽十九日=BCリーグ・信濃グランセローズによる少年野球教室が荒神山のほたるドームで開かれる。
▽二十二日=町職員の定期異動内示。課長級に五人人が昇任。
▽二十三日=辰野町観光協会のフォトコンテストの審査結果が発表され、最優秀賞に伊那市、小林兼久さんの「桜花に雪衣」が決まる。JA上伊那辰野支所が構内で営業してきたAコープ辰野店が閉店。
▽二十五日=四月の町議会議員選挙に向けて事前説明会が役場で開かれ、定数十四に対して十八派が出席。
▽二十六日=地域密着型特別養護老人ホーム「ふらっと辰野」が羽場に開所。小野神社一、二の柱の山出しが行われる。
▽二十七日=辰野美術館で町民自慢の品を並べた「わたしのお宝展」が始まる。
▽下旬=町開発公社の一〇年度末の簿価が約十億五千万円になり、〇六年度の半分以下になる。
▽二十九日=町民から寄せられた東日本大震災の支援物資を現地に向けて搬送。
▽三十日=辰野町は、東日本大震災と長野県北部地震の救援対策連絡会を矢ヶ崎町長を本部長とする震災対策本部に切り替える。

【四月】
▽一日=町で辞令交付と年度始めの式。町消防団で新任幹部・新入団員の辞令交付式。Aコープ辰野店がリニューアルされ、「たつの生鮮直売店」としてオープン。長野県議会議員選挙が告示され、辰野町の現職・垣内基良氏など三氏による選挙戦がスタート。
▽二日=信州豊南短大で入学式があり、二科に百二十四人が入学。
▽四日=辰野病院建設委員会が開かれ、五月に入札、六月に着工の計画を確認。
▽五日=町赤十字奉仕団の幹部辞令交付式が保健センターで開かれ、新体制がスタート。
▽六日=町関係の七小中学校と辰野高校で入学式。東日本大震災で福島から避難の小学生二人も転入。辰野ほたる祭りの総務・企画委員会が開かれ、東日本大震災を考慮して町民総踊り大会の中止を決める。
▽七日=本年度から小中一貫教育を始めた両小野小・中学校が「両小野学園」の開園式を小学校で開く。
▽九日=東日本大震災の影響で、荒神山公園さくら祭りはライトアップや屋台、こいのぼりの飾り付けなどを取りやめ、実質中止に。
▽十日=県議会議員選挙の投開票が行われ、辰野町の現職・垣内基良氏がトップ当選で三選を果たす。早起き野球連盟、ソフトボール協会、壮年・女子ソフトボール協会の三団体合同開幕式が荒神山球場で開かれる。
▽十一日=東日本大震災の派遣救助隊として被災地に出向いていた辰野消防署の職員七人による報告会が同署で開かれる。町職員四人による給水支援隊が宮城県に向けて出発。
▽十五日=町議選の立候補届出書類事前審査が役場で行われ、定数十四に対して十六派が出席。
▽十六日=中山間地域農業直接支払事業・辰野町神戸集落で水仙祭り。城前線沿線の町ボランティアセンターでは町国際交流協会による城前通り桜まつりが開かれる。辰野いきものネットワークが荒神山公園一帯で生態調査を開始。
▽十九日=町議会議員選挙が告示され、定数十四に対して十六人が立候補、少数激戦の選挙戦に突入。
▽二十二日=しだれ栗森林公園で安全祈願祭が開かれ、今期の安全を祈る。
▽二十四日=町議会議員選挙の投開票が行われ、新議員十四人の顔ぶれが決まる。
▽下旬=塩嶺王城観光開発協議会が「歩くマップ」を作成、初期中山道をPRへ。
▽二十七日=移転新築の新町保育園が完成、しゅん工式が開かれる。
▽二十九日=小野神社木遣り保存会の木遣りコンクールが同神社で開かれる。
▽三十日=土恋処よこかわの開園式が開かれ、県外の十一人が契約。

【五月】
▽一日=平出のほたる童謡公園横の田で第四回泥地フラッグス世界大会が開かれる。
▽三日=矢彦神社と小野神社の「小野おんばしら」が開幕、五日まで三日間の日程で行われ、六年に一度の大祭に憑の里がにぎわう。
▽九日=改選後初の町議会で臨時会が開かれ、議長に矢ヶ崎紀男氏、副議長に宇治徳庚氏が決まる。
▽十三日=辰野総合病院移転新築工事の入札が行われ、建築本体に十社、機械設備に六社、電気設備に十社が応札。
▽十五日=辰野中学校の統合開校五十周年記念式典が同校で開かれ、約八百人が出席して半世紀の歩みを振り返る。
▽十六日=町議会臨時会で、個人住宅のリフォームに対する助成制度の新設が可決される。
▽十七日=辰野総合病院移転新築工事の請負業者が決まり、建築本体はヤマウラ・神稲特定建設工事共同企業体が十三億二千三百万円で請け負う。
▽中旬=町観光推進室がゲンジボタルの幼虫上陸調査で約八千二百匹を確認、例年の三千~六千匹を超える発生を予測。
▽二十日=町商工会の通常総代会が下辰野公民館で開かれ、功労者の表彰などを行う。
▽二十二日=第二十回ふれあい広場が西小体育館で開かれ、終日にぎわいを見せる。
▽二十三日=辰野町の本年度「協働のまちづくり支援金」採択事業が九団体・九事業に決まる。
▽二十四日=町防犯協会連合会が総会を開き、功労者として一人を表彰。
▽二十六日=町猟友会の総会が開かれ、有害鳥獣の駆除など前年度の倍になる予算などを承認。
▽二十八日=町立辰野総合病院移転新築工事の起工式が上辰野、旧くみあい飼料跡地で行われる。
▽二十九日=梅雨前線による激しい降雨が町内でもあり、小野などで土砂崩落などの被害が出る。

【六月】
▽一日=町消防団が初動出動態勢のスピードアップを図る緊急招集システムを稼働。
▽四日=第五十二回ほたる駅伝大会が開かれ、七十二チームが健脚を競い合う。
▽五日=二十一年目になるりんごオーナー園が開園。
▽六日=町がFM長野のラジオ番組枠を使って「ほんの~り辰野町」の放送を始める。
▽初旬=町が今夏をめどに役場庁舎内を全面禁煙にする方針を決める。全国公募展「トーキョーワンダーウォール公募2011」で小野出身の伊藤純代さん(28)が最高賞の大賞を受賞。
▽九日=町土地開発公社が辰野総合病院建設地に隣接する所有地を商業用地として開発することを決め、議会に報告。
▽十二日=交通安全子ども自転車辰野地区大会が行われ、西小が優勝。
▽十五日=第十六回危険業務従事者叙勲が発表され、北大出の元県警警部・桑澤唯夫氏が警察功労で瑞宝単光章を受章。
▽十五日=ほたる祭りの開幕を控え、ホタルの数が今季初めて千匹台に到達する千三百五十三を観測。
▽中旬=2010年度版「ほたるの里ホタルマップ」が完成する。
▽十八日=ほたる祭りが開幕し、多くの人出でにぎわう。
▽十九日=ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が開かれ、ポンプ車は第八、小型は第六、ラッパは第七が優勝。
▽二十二日=岡谷市と辰野町が友好のきずなを深める第五十八回ほたる交歓会がたつのパークホテルで開かれる。
▽二十六日=あかりの「あの人の話を聞こう!」が開かれ、東日本大震災の被災者らが体験談を話す。
▽二十八日=ほたる祭りが終了、期間中は十五万人の人出。ホタルは九日間の累計出約四万五百匹を数える。
▽下旬=東日本大震災の発生を受け、辰野高校図書委員会が町民への防災アンケート調査を始める。

【七月】
▽一日=東日本大震災被災地の義援金が六月二十七日現在でまとまり、総額千九百万円余が町に寄せられる。
▽二日=下辰野にぎわいとりもどし隊の「第一回歩楽里(ぶらり)漫(そぞ)ろあるき・下辰野」が開かれ、飲食店の割り引きサービスやコンサートなどに多くの人が訪れる。
▽五日=長野技能五輪・アビリンピック2012推進協議会のWAZACAN(ワザキャン)「出前講座」が辰野中学校で開かれる。
▽七日=県道下諏訪辰野線改良・バイパス建設期成同盟会の総会が町内で開かれ、未改修箇所の早期改良を伊那・諏訪両建設事務所に要望。
▽八日=町営上水道湯舟浄水場を取り壊し、新たに耐震構造の浄水場を建設することが町議会全員協議会に報告される。伊那圏域河川整備計画に対する公聴会が町内で開かれる。
▽中旬=辰野小学生ソフトテニスクラブの伊藤文佳さんと北原朱莉さん(ともに辰野南小学校六年)が県選手権でベスト4入りし、全国大会の出場を決める。
▽十二日=国道153号整備促進協議会の総会が開かれ、道路懇談会を立ち上げて整備計画を検討していくことを決める。
▽十五日=文部科学大臣の諮問機関・文化審議会が、羽場の「めがね橋」を国の登録有形文化財にするよう大臣に答申。県の「中型獣被害対策実践モデル事業」を導入した川島地区で現地研修などの対策講習会が開かれる。
▽十七日=第十四回全日本どろんこ田んぼバレーボール大会が川島渡戸の水田で行われる。
▽十九日=平成十八年七月の豪雨災害から五年が経過、「災害犠牲者のめい福を祈って玄関先に一輪の花を」と町が呼び掛ける。
▽中旬=郷土に残る祖先の遺産を後世に伝えるため、小野藤沢地区の熟年有志による「つどい」が、地域の石造物や石仏群の復旧保存事業に着手。
▽二十日=町が住宅リフォーム補助金制度に
新たに三十戸分三百万円を追加、補正予算に計上し、臨時議会で可決。
▽二十二日=平成十八年七月の豪雨災害に伴い、天竜川上流河川事務所が実施してきた天竜川直轄河川激甚災害対策特別緊急事業が終了、伊那市内で完成式が開かれる。町内では、昭和橋下流から箕輪町境まで延長五?にわたって護岸工事や根固め工事などが行われる。
▽二十六日=辰野図書館に世代間交流施設が増築され、しゅん工セレモニーが開かれる。
▽下旬=辰野中学校の統合開校五十周年記念誌「欅樹黌(きょじゅこう)に集いて」が完成。
▽三十一日=県消防ポンプ・ラッパ吹奏大会のラッパ吹奏で辰野町チームが四年ぶり三度目の優勝を飾る。

【八月】
▽初旬=ことしのほたる祭りの人出が前年比23%増の十五万人、ホタルの発生数は前年比44%減の延べ約四万七千五百匹とまとまる。
▽四日=上伊那地区みどりの少年団交流集会が荒神山公園で開かれ、十七団体二百五十人余が参加する。
▽八日=辰野病院の前年度事業決算が三千六百万円の赤字になり、病院運営委員会で報告される。
▽十一日=中山間地域農業直接支払事業を導入している神戸地区の恒例事業・すいか祭りが地区内で開かれる。
▽上旬=横川渓谷の三級の滝が今秋には復旧し、紅葉シーズンには行楽客も入渓できる見通しに。
▽十二日=町観光協会が新規事業として「特産品認定要綱」の新設を決める。
▽十五日=町成人式が町民会館で開かれ、男女合わせて二百四十人が大人の仲間入り。世界陸上の日本代表で出場する赤羽出身の今井沙緒里さんも出席、ステージでサプライズ企画が行われる。
▽十八日=ほたる祭り実行委員会の総会が役場で開かれ、反省点や課題が報告される。
▽十九日=農山村留学に千葉市の児童三十三人が来町、五日間の日程で町内家庭にホームステイしながら農業体験や地元の小学生と交流を図る。
▽中旬=ほたる祭りのアンケート調査で40%が「楽しみではない」との回答があり、内容を検討することに。
▽二十八日=町の総合防災訓練が新町保育園を主会場に行われ、有事への即応体制を確認。
▽下旬=町の〇九年度各会計決算がまとまり、一般会計は三億三千万円の黒字に。

【九月】
▽一日=積水樹脂プラメタルと町が「森林(もり)の里親協定」を締結。
▽四日=辰野美術展が辰野美術館で始まる。辰野高校同窓会で二〇一三年に迎える学校創立百周年に向けた記念事業実行委員会が発足、会長に赤羽敬一氏を選出。
▽五日=前辰野総合病院長の松崎廉氏が日本対がん協会賞を受け、矢ヶ崎町長に受賞報告。
▽八日=町議会一般質問で町が「地域公共交通会議」の設立を明らかに。
▽九日=町議会一般質問で公用車の損害賠償など議会の議決を経ずに処理した事例が報告される。
▽十一日=町消防団の「消防広場」が辰野自動車学校で開かれ、消防戦隊ショーなどで子どもたちを喜ばせる。
▽十二日=福島第一原発の事故を受け、町が独自に空間放射線量の測定を開始。
▽十四日=下辰野区と医療法人長生会が災害時協力体制に関する協定を締結。矢ヶ崎町長による町内九十一歳以上の希望者を対象にした「高齢者訪問」が始まる。
▽中旬=北大出、神明神社の神楽殿改修工事が終了し、風格があるたたずまいを取り戻す。
▽二十日=信州豊南短大で、町にも自生地があるヒカリゴケについて学ぶ講義が開かれ、一般町民も参加。
▽二十五日=赤羽区が区内中山地籍の砂防えん堤下流に設置した災害伝承碑の除幕式が行われる。
▽二十六日=伊那消防組合の集団災害救急救助訓練が荒神山公園で行われる。
▽下旬=町商工会青年部が、町障害者就労支援センターで製造するうどんを使った新メニューを考案。
▽二十九日=町商工会の資源・市場創造会議がマツタケの品評会を開き、冷凍保存のマツタケの食感などを評価。
▽三十日=城前線の桜並木などを定期的に観察するボランティアを養成する「桜まもり隊養成講座」が始まる。

【十月】
▽一日=ほたるの里小学生駅伝大会が、たつの海周回の特設コースで開かれ、五部門に二十六チームが出場。
▽二日=小野駅前フェスティバルがJR小野駅前で開かれ、直売市場などでにぎわう。県女性消防団員意見発表会で町消防団員の千田茜さんが最優秀賞を受賞。
▽三日=町と上辰野区が中道線先線開設に向けて初の現地踏査。
▽五日=県障害者文化芸術祭で町地域活動支援センターの手芸作品が最優秀賞を受賞。
▽初旬=2010年工業統計調査(速報)で町の製造品出荷額が二年連続で千億円を割る。
▽九日=「ほたるの里活活ふれあいフェスティバル2011」が荒神山公園で行われる。
▽十日=東京都の男性(38)がほたる童謡公園でパラグライダーの着陸に失敗、遊んでいた女児(3)にぶつかり、骨折などの重傷を負わせる。
▽十二日=川島のグリーンビレッジ横川周辺で上伊那郡市の育樹祭が行われる。
▽十六日=町内一周駅伝大会が行われ、南部Aが四連覇を達成。神明神社で例祭があり、暴れ天狗(てんぐ)の奇習が行われる。
▽十七日=町観光協会が初の特産品審査会を開き、七品目を認定。
▽十八日=役場が所有・管理する高圧電流引き込み施設の経年劣化による漏電で、午後七時ころ、町内の市街地六百戸に停電が発生。
▽中旬=川島横川渓谷、三級の滝までの遊歩道や蛇石付近の藤棚などが完成する。
▽二十一日=本年度のたつの芸術文化祭が展示部門を皮切りに約一カ月の日程で始まる。
国道153号線整備促進協議会のワークショップが始まる。
▽三十日=かやぶきの館駐車場で横川峡紅葉まつりが開かれる。町議会議員経験者でつくる「町議会OB会」が発足、会長に降旗誉男氏。

【十一月】
▽三日=本年度の町功績者表彰式で産業振興・教育文化・社会福祉・保健衛生の四分野で五人が顕彰される。
▽七日=町学校支援地域本部の活動が認められ、本年度の文部科学大臣表彰を受賞。両小野小・中学校で小学六年生による「中学校登校」が約一カ月の日程で始まる。
▽八日=県による空間放射線量の測定が町内で行われ、八カ所とも除染の必要はなしと判断される。
▽十日=JR長野支社の異常時総合訓練が辰野駅などで行われ、万一に備える。
▽十二日=町議会基本条例に基づく初の議会報告会が役場で開かれる。
▽十三日=辰野西小学校が折り鶴二万羽と応援メッセージを石巻市の荻浜小に送る。
▽十五日=町営上水道が汚濁する事故が発生、市街地の約二千二百世帯に影響が出る。湯舟配水池の配水管切り替えで汚れが混入したのが原因。二〇一〇年度「現代の名工」に金属手仕上工の北條秀明さん(上辰野)が選ばれる。
▽十六日=商工会と労務対策協議会による永年勤続優良従業員表彰式と卓越した技能者「辰野の名工」の表彰式が商工会館で開かれる。地域の公共交通体系を再構築するための地域公共交通会議が開かれる。
▽中旬=第四十七回全日本菊花連盟全国大会で、武井康守さん(北大出)の盆栽が内閣総理大臣賞を受賞。
▽十八日=荒神山公園をメーンにしたイルミネーションイベント「冬のほたる2011」が十二月二十五日までの日程で開幕。
▽二十日=第五十七回辰野えびす講が各商店街でにぎやかに行われる。
▽二十二日=国の天然記念物に指定されている横川渓谷の蛇石二カ所に破損が分かり、町教育委員会が調査に乗り出す。北の沢の渡河橋(めがね橋)が国の登録有形文化財に決まり、登録プレートが町教育委員会に届く。
▽二十八日=横川渓谷の蛇石二カ所の破損について調査していた町教委は、人為的に損壊されたとの結果をまとめ、県教委に報告。
▽下旬=町有線放送の新システムの愛称が「ほたるねっと」に決まる。

【十二月】
▽初旬=県が十月一日現在でまとめた人口異動調査で、町の高齢化率が30.5%になる。先月下旬以降、ごみの不法投棄が相次いで見つかり、町がパトロールの強化などの検討を進める。
▽七日=町教育委員会が新年度から、辰野中の給食業務一部民間委託の方針を示し、「辰野町の給食を考える会」が第一回の会議を開く。反対意見が続出し、町教委が「合意がなければ進めない」と回答。
▽八日=町議会一般質問でも辰野中の給食業務一部民間委託についての質問が取り上げられる。
▽九日=辰野中の給食業務一部民間委託について矢ヶ崎町長は、一般会計補正予算案に盛り込んだ関連議案を取り下げることを町議会全員協議会で明らかに。
▽十一日=町消防団が団本部前で年末警戒の開始式を開き、管内巡視を開始。
▽十二日=町学校支援実行委員会が、文部科学大臣表彰の受賞報告と交流会を町民会館で開催。
▽十六日=辰野中学校給食の一部民間委託にPTAなどの反対が強く、町は十二月定例会に提出した補正予算案の関連予算を削除し、可決される。
▽十七日=地場特産品の開発と町おこしを考える会が、中央に農産物直売所「ほっと農園」をオープン。
▽十七、十八日=第十二回辰野ふれあい朝市が下辰野本町三丁目駐車場で開かれ、農産物の販売やもちつきなどでにぎわう。
▽十九日=人為的な破損が確認された横川渓谷にある国の天然記念物・蛇石を町文化財保護審議会が視察。警察への被害届提出や啓発看板の設置などを決める。土地開発公社の理事会が開かれ、辰野病院建設地南西側の土地を商業用地と宅地の両面で造成することを承認。川島振興会が一般から募集した三級の滝への遊歩道の愛称が「三級You遊ロード」に決まり、応募した川島小学校教頭の北澤淳さんを表彰。東日本大震災で被災した石巻市の荻浜小に二万羽の折り鶴を送った辰野西小に、同校から大漁旗が届く。
▽二十日=ほたる祭り企画会議が開かれ、来年の日程が六月二十三日(土)から七月一日(日)までの九日間に決まる。
▽二十二日=来年一月から辰野総合病院の整形外科に常勤医師一人が着任することが議会全員協議会などで報告される。また、北大出に民間の特別養護老人ホームが新設され、町の老人保健施設「福寿苑」が閉鎖されることも発表される。
▽二十三日=町観光協会認定特産品の第二回審査会が開かれ、八品目が新たに認定される。伊那署による蛇石の実況見分が行われ、文化財保護法違反の疑いで捜査へ。冬のほたる実行委員会の「ファイナル花火」が荒神山公園陸上競技場で行われる。