NEWS

辰野この1年 2001(H13)

2015年12月25日

【一月】
▽一日未明=二十一世紀の初年二〇〇一年巳(み)年にちなみ、横川渓谷蛇石で年越しイベント
▽一日=辰野郵便局で元旦出発式。元日朝は三十六万余枚の年賀状を配達した
▽二日=町内の商店街で一斉に初売り
▽四日=役場で二十一世紀初の仕事始めの式が行われる。同時に役場前で白蛇をデザインした大看板の除幕も
▽七日=辰野安協の十三年初出式が町民会館で。交通死亡事故に新たな誓いを建てる
▽九日=宮木東町で工場と民家二棟を全焼する住宅火災。この影響でNTT電話線や町有線放送が一時不通となる
▽上旬=辰野美術館が旧朝日村樋口(現辰野町樋口)出身の洋画家・中川紀元の油彩画二点を購入し常設展示する
▽十四日=消防署、町消防団、町赤十字奉仕団が出初め式。町の守りに万全を尽くす決意新たに。商工会で新年会
▽二十七日=発達した低気圧の影響で関東甲信など広い地方で今冬一番の大雪。町内では積雪五五センチを記録し、町でも大雪対策本部を設置した。この雪で交通機関や住民生活に大きな影響が出た

【二月】
▽一日=大雪対策本部で報告会と反省会。今後の対応について意見を出し合う
▽四日=「辰野一の力持ち」を決める商工会下辰野支部の辰市綱引き・ジャンケン大会。各地で節分や厄よけ祈願祭
▽六日=新町で住宅を半焼する火災発生
▽九日=町腎友会が関係機関と連携しながら通院困難な人工透析患者の送迎サービスを開始
▽十三日=モナザイト鉱問題で、町の関係者らが文部科学省に出向き早期撤去を要望
▽十四日=町特別職報酬等審議会が町長から諮問のあった常勤特別職、町議会議員の報酬を四年連続据え置く答申
▽十六日=新町の国道153号線で大型貨物車同士が正面衝突。現場は約四時間半にわたり通行止めに
▽十七日=福祉・ボランティア大会が町民会館で。活動発表や講演などでボランティアについて考える
▽十八日=赤羽、八嶋神社のお筒粥神事で「世の中六分七厘」のご託宣。消防第一分団旭屯所のひさしが雪で落下、幸いけが人はなし
▽二十日=第四次町総合計画の基本構想がまとまり降旗審議会会長らが町長に答申。役場本会議室で中学生議会が開会
▽二十七日=十三年度当初予算案が発表される。一般会計予算総額は八十七億七千七百万円で前年当初比四・四%の積極型に
▽二十八日未明=樋口の中央道下り線で、逆走してきた普通乗用車と大型トラックが正面衝突、乗用車運転の男性が死亡する

【三月】
▽二日=岡谷市の日本メカトロニクスが新町工業団地への進出を決め、町との土地売買契約を交わす
▽五日=モナザイト鉱撤去問題を受け、矢ケ崎町長らが上京し町村文部科学大臣と会見、期限までの撤去を強く要望
▽六日=辰野高校で卒業式。百九十九人が桜ケ丘から巣立つ。
▽上旬=旧商工会館の建物存続へ、駅前商店街協同組合が管理を名乗り上げる
▽十一日=下飯沼沢営農組合が設立される。町内では十番目の発足
▽十二日=任期満了に伴う公選農業委員一般選挙で、十八人の無投票当選者に当選証書を付与
▽十五日=町が十二年度末現在のバランスシート(貸借対照表)による財政分析状況を初めて発表。「健全財政を維持している」と町企画財政課
▽十六日=北大出地区の山林に一時保管されていたモナザイト鉱が所有者の手で撤去される
▽十七日=辰野、両小野中で卒業式。両校合わせて二百七十七人が希望の船出
▽十九日=町内五小学校で卒業式、合わせて二百四十八人が学びやを巣立つ
▽二十一日=北大出大日尻(だびじり)地籍に一時保管してあったモナザイト鉱の完全撤去を受け、町が地元北大出区で説明会
▽二十三日=町が四月一日付けで発令する職員の定期異動を内示。新規採用を含め八十五人の小規模異動に
▽二十七日=上伊那福祉協会が上島に建設していた特養老「かたくりの里」がしゅん工。町内保育所、児童館で卒園式、百六十九人が園舎とお別れ
▽二十八日=高齢者自立支援住宅・共生館あさひケ丘がしゅん工
▽三十日=役場内のホタル飼育研究室で雌のゲンジボタル(成虫)一匹の発生を確認する

【四月】
▽一日=十三年度の消防団幹部・新入団員の任命式。三十七人が新入団
▽二日=官庁や民間企業で新年度の始業式・入社式。しだれ栗森林公園が開園し、百三十匹のこいのぼりも設置された
▽四日=町内保育所・児童館で入園式。役場町民課に夜間窓口を設置し、毎週水曜日に限り午後七時まで業務を延長する
▽五日=町内五小学校、両小野・辰野両中学校で入学式
▽七日=荒神山公園に春の訪れを告げるさくら祭りが開幕、ぼんぼりや出店もお目見えする。辰野高校で入学式
▽九日=町交通安全推進協と辰野署が県道下辰野線でシートベルトの着用調査。着用率は九七%だった
▽十日=町教委で新たに取り組む学校評議員制度で委員二十七人を委嘱する
▽十一日=駒沢ダムの地元期成同盟会が総会を開き、田中知事にダム建設促進を強く要望することを確認。IT関連事業の一環で図書館にIT研修室が設置される
▽十五日=町ソフトボール協会、壮年女子ソフトボール協会、早起き野球連盟合同の開幕式。球春到来を告げる
▽十八日=県の田中知事が来町し、駒沢ダム計画地を初めて視察する。地元は要望書を知事に手渡し建設促進を強く求める。
▽二十日=町内企業の動向を施策や行政に反映させる町長の企業訪問始まる
▽二十二日=少年野球連盟の開幕式、元気に今シーズンを始動
▽二十三日=地域イントラネットを構築する情報通信網工事(光ファイバー接続工事)が発注される。上島の国道153号線と川島渡戸入り口の県道川上唐木沢線を結ぶ農道中ノ海(なかのけ)線が完成し、しゅん工式
▽下旬=下辰野松尾峡やほたる童謡公園水路で四千匹近いゲンジボタルの上陸を確認。
▽二十七日=メーデー伊北大会の前夜祭が町民会館で開かれる
▽二十八日=かやぶきの館がリニューアルオープンし「田舎らしさ」をさらに追究
▽二十九日=十三年度春の叙勲が発表され、町からは三氏が受章

【五月】
▽一日=新町工業団地に進出を決めた日本点眼薬研究所長野工場が起工。現地で久々のつち音が響く
▽二日~三日=二日午後から降り続いた雨が町山間地で翌三日未明から雪に。五月の雪に地元住民もびっくり
▽七日=申し合わせ任期満了に伴う辰野町議会ポストを改選する臨時議会。指名推薦の結果、議長は降旗誉男氏を再任、副議長は百瀬深氏に
▽十日=放射性物質を含む鉱物・モナザイトが一時保管されていた大日尻(だびじり)地籍の山林で地元関係者らが”祈念の”植樹作業
▽十一日=商工会で通常総代会。新会長に三輪美樹夫氏を選出
▽十二日=町指定保存樹木の初の観察会。辰野町とニュージーランド・ワイトモとの姉妹都市交流協会が総会、辰野国際交流協会に改称することを承認する。
▽十四日=県議会第二会派の県民クラブが駒沢ダム建設予定地を視察
▽十九日=辰野南小が学校林で初の本格的植樹祭
▽二十日=ともに生きる心豊かなまちづくりを目指そうと「ふれあい広場」が開催。終日にぎわいを見せる。辰野安協が総会
▽二十七日=岡谷、塩尻、辰野の二市一町をまたがる塩嶺王城パークマラソン開催。難コースを三百六十二人が完走。二〇〇一年巳年蛇石イベント実行委員会が横川峡蛇石で「しの笛」を聞くイベントを開催
▽二十九日=たつの海のコブハクチョウにヒナが誕生
▽三十日=クリーンセンターたつのでダイオキシン対策のバグ・フィルター(排ガス高度処理施設)設置工事安全祈願祭

【六月】
▽一日=任期満了に伴う町長選に向け、現職町長・矢ケ崎克彦氏が講演会総役員会の席上、出馬の意向を示す
▽六日=交通死亡事故ゼロ五百日達成で町に県交通安全運動推進本部長顕彰が贈られる
▽上旬=町内に本社を置くみそ醸造メーカー・ハナマルキが、伊那に移転することが明らかに
▽八日=町議会六月定例会が開会。開会あいさつで現職の矢ケ崎町長が正式に町長選出馬を表明する
▽九日=ほたる祭りの協賛イベントの一つ・ほたる駅伝大会が開催され、一般の部ではNEC長野、高校の部で上農B、女子の部で松商学園が優勝
▽十日=交通安全子ども自転車辰野地区大会で西小AチームがV3。りんごオーナー園で開園式
▽十三日=社会県民連合県議団が駒沢ダム建設予定地を視察
▽同深夜=中央、新町周辺の事務所や店舗で連続七件の事務所荒らしが発生
▽十五日=町議会が始めて駒沢ダム建設予定地を視察
▽十六日=天竜川上伊那地区のアユ友釣りが解禁。初日の釣果は今ひとつとも
▽十八日=県議会最大会派の県政会が駒沢ダム建設予定地を視察
▽二十二日=ほたる祭りが開幕。二十四日までのイベント期間には駅前のおまつり広場、下辰野商店街などの歩行者天国がにぎわう
▽二十四日=交通安全子供自転車県大会で西小が団体優勝。八月の全国大会にコマを進める
▽二十六日=蛍を通じて辰野町と岡谷市の交流を深めるほたる交歓会が開催
▽下旬=かやぶきの館で新メニュー、カジカ料理を始める
▽三十日=荒神山公園ウオーターパークがオープン。初日はあいにくの雨で人影もまばら

【七月】
▽一日=消防団ポンプ操法大会・ラッパ吹奏大会が消防署前駐車場で開かれ、ポンプ車で常備部、小型ポンプで第四分団、ラッパは第八分団が優勝
▽二日=宮木諏訪神社で町恒例の安全祈願祭。災害のない安全・安心な町づくりへの誓いを新たに
▽四日=町文化財に指定されている羽場城館跡(手長神社一帯)から戦国時代前半期と推定される灰釉(かいゆう)皿などが出土
▽十一日=しだれ栗森林公園総合案案内所が荒らされ自販機二台の現金が盗まれる。小野の国道153号線沿いの草むらで、硫酸銅が放置されているのが見つかる
▽十四日=かやぶきの館、よりあい工房で山里のミニホタル祭り。流しそうめんが人気
▽十八日=県の治水・利水ダム等検討委員会の現地調査が始まる。初日は駒沢ダムを視察
▽十九日=辰野高校の文化祭「桜陵祭」が二十二日までの日程で開幕
▽二十日=横川渓谷で開山祭。夏山シーズン到来を告げる
▽下旬=荒神山公園内世界昆虫館に全天候型カブトムシパークが誕生
▽二十二日=全日本どろんこ田んぼバレーボール県大会が川島渡戸の水田で開かれ五百人がハッスルプレー
▽二十四日=上横川農業集落排水事業処理施設が起工。町内小中学校のトップを切り南小で一学期終業式。地域ふれあい交流会議が西小でスタート
▽二十八日=小野、川島など四区に続き赤羽区が自主防災隊を組織
▽三十日=横川ダムを主会場に「森と湖のわんぱくランド」が開催され、夏休み中の親子を楽しませる

【八月】
▽三日=町PTA連合会が健全育成対策・安全対策を盛り込んだ要望書を町に提出
▽五日=宮木東町で心中とみられる殺人事件が発生。その後妻を殺害した疑いで男性を逮捕
▽七日=県治水・利水ダム等検討委員会が駒沢ダムで二度目の視察。かやぶきの館から燃料用の灯油が漏れ、横川川に流出したことが明らかに
▽八日=都市計画マスタープラン策定委員会が初会合。交通安全子供自転車全国大会で西小が四位入賞の健闘
▽九日=相次ぐ熊の出没に、有害鳥獣駆除協議会が町長に駆除の許可を要望
▽十五日=十三年度の町成人式。三百十四人が”はたち”の誓いを新たに
▽十九日=町内の石像物保存台帳作成に向け、石像物調査会が発足
▽二十日=町内小中学校のトップを切り東小で二学期始業式。高齢者能力活用センター(仮称)の建設に先立ち旧たつの荘の取り壊し始まる
▽二十一日=帰化植物・アレチウリの撲滅を目指し、関係機関による大規模駆除作戦がスタート
▽二十四日=町老人クラブ大会が町民会館で開かれ三十三団体五百人が出席
▽二十六日=区民運動会ラッシュ。町内各地区ーツの秋到来を告げる
▽二十七日=フラワーブラボーコンクール秋審査が行われ、西小が中央審査へ

【九月】
▽一日=下辰野商店街を主会場に全町で地震総合防災訓練。住民ら六百人余りが参加して有事の対応を体得
▽二日=丸山球場からしだれ栗森林公園までの山岳路約十六kmを自転車で走る日本の中心塩嶺王城スカイライン・健康サイクリングが開催
▽三日=「敬老の日」を前に、町の高齢者慰問が六日まで行われる。対象は九十歳以上の二百六十人。辰野駅開業九十五周年記念お月見コンサートで辰中吹奏楽部が熱演
▽七日=宮木下町、天狗坂移籍の石像物群のなかから見つかった江戸中期の銅銭が公開される
▽九日=「出会いふれあい豊かな暮らし」をテーマに活き活き(いきいき)さわやかフェスティバルが開幕。町内一周駅伝で南部ブロックが十連覇を果たす
▽十四日=町が緊急不況対策として役場商工林務課内に緊急不況対策相談室を設置。辰野サティの本社でもある大手スーパー・マイカルが自力再建を断念、法的整理申請へ
▽十五日=町内二十五会場で敬老会
▽十六日=辰野中吹奏楽部、合唱部がジョイントコンサート
▽二十日=町役場のパソコンが新型コンピューターウイルス「W32/Nimda」(ニムダ)に感染していることが明らかに。庁内LAN、ホームページが一時閉鎖される
▽二十三日=町内の美術家らが成果を発表する辰野美術展が三十日までの日程で始まる
▽二十三日=文部科学省の委嘱を受けて、子どもの「心の教育」全国アクションプラン・アートアドベンチャーインたつのが始まる。第一弾は「手で見る森のかたち」
▽二十六日=任期満了に伴う辰野町長選挙の立候補予定者説明会。参加したのは現職の講演会役員のみ。高齢者能力活用センター(仮称)で起工式
▽二十七日=一般住民を対象とした町の福祉施設の見学会。両小野国保病院の手術室の完成式典が開かれる
▽二十八日=町社協主催の高齢者作品展が始まる。両小野中の文化祭「霧訪祭」が二十九日までの二日間開かれる
▽三十日=交通安全町民大会が町民会館で。交通事故撲滅を誓い合う。辰野町内の天竜川で外来魚のブラックバスの一種・コクチバスが初めて見つかる

【十月】
▽二日=辰野駅南側に建設する観光情報センターの安全祈願祭・起工式が現地で行われる。町民会館で戦没者や公務災害殉職者のめい福を祈る町慰霊祭
▽三日=年賀はがきが辰野局に到着、初日は小野を除く各局分五十四万四千枚が届く
▽四日=町教委が任期満了を迎えた教育委員長人事で堀内三郎氏を選任
▽七日=平安後期の火災住居址から焼けた壁板などが出土した笠根遺跡で現地説明会
▽八日=「体育の日」恒例行事・日本の中心ふれあいウォーク2001が荒神山公園周辺でにぎやかに
▽九日=町内光ファイバーケーブル敷設工事の安全祈願祭。双方向通信実現に期待
▽十一日=辰野ライオンズクラブが川島小児童を招き荒神山公園内の樹木に名板などを設置
▽十六日=任期満了に伴う辰野町長選が告示。現職矢ケ崎克彦氏以外に立候補の届け出がなく、矢ケ崎氏が無投票で再選を果たす
▽二十一日=北大出神明神社の本祭り。今年も町無形文化財指定の暴れ天狗(てんぐ)と獅子舞が披露される
▽二十二日=無投票当選で再選した矢ケ崎町長に当選証書を付与。樋口の県道伊那辰野停車場線で普通貨物車と二tトラックが正面衝突、貨物車を運転していた男性が死亡した
▽二十五日=川島下横川地区の営農拠点施設・下横川営農総合センターが起工
▽二十八日=地元平出区などによる「21世紀学園通まつり」が、町道城前線で盛大に開かれる。生涯学習の成果を発表する「ザ・カルチャー・イン・たつの2001」が開幕
▽三十一日=災害時などの飲料水を輸送・供給する給水ローリー車が町に配備される。上平出の中央道下り線で四tトラックが炎上する車両火災

【十一月】
▽一日=十四年用年賀はがきの発売が辰野局など各郵便局で開始
▽三日=秋の叙勲が発表され町内では郵政業務功労で玉舎利之さんが受章。各地区で文化祭がたけなわ
▽四日=辰野ロータリー杯2001ほたるの里小学生駅伝大会がたつの海周回コースで開催
▽六日=町独自の名物料理を考える町名物研究委員会が発足。県道下諏訪辰野線平出交差点でひき逃げ死亡事件が発生し近くに住む当時七十一歳の女性が犠牲となる。容疑者は八日未明に逮捕
▽十日=ボランティア国際年を記念したフォーラムが町民会館で開かれる
▽十二日=町長選挙で無投票再選した矢ケ崎町長が初登庁。二期目の任期がスタートした
▽十六日=伊那保健所など主催の「食を考えるつどいパート16」が辰野町を会場に開かれる
▽十七日=川島小で校舎改築二十周年の記念式典。学校関係者や地域住民が節目を祝う
▽十九日=第二次矢ケ崎町政の両翼を担う助役に赤羽八洲男氏、収入役に花岡猛氏が決まる
▽二十日=十四年度町予算編成会議が開かれ、町長が義務的経費を除く経常経費五%カットを支持
▽二十二日=厚生労働省の十三年度卓越技能者が発表され、辰野町からは顕微鏡の製造業務に長年携わっている宮沢隆さんが受賞。日本点眼薬研究所(名古屋市)で新町工業団地に建設していた長野工場がしゅん工。多目的用水路・西天竜用水路の宮所サイホンが起工。
▽下旬=高齢者能力活用センターの名称が「たつのパークセンター『ふれあい』」に決まる
▽二十五日=夕方に掛けて上辰野と小野で二件の住宅火災が相次ぐ
▽二十六日=矢ケ崎町長一期四年間を両わきから支えてきた福島充夫前助役、牛丸重人前収入役が退任
▽二十九日=町の赤羽助役と花岡収入役の就任式

【十二月】
▽一日=町民生児童委員協議会で改選後初総会。五十六人に委嘱状を伝達する
▽四日=小野長景氏が病気療養のため町議会議員を辞職する。町議会十二月定例会のなかで小野氏の辞意を降旗議長が許可
▽五日=川島区、同区内山林組合などが田中康夫知事を招いての森林・林業懇談会を開催。里山整備のバックアップを要望
▽八日=子どもの「心の教育」全国アクションプラン(文部科学省委託)町実行委員会の「アート・アドベンチャー・イン・たつの」の第二弾「手でひらく木の記憶」の展示、パフォーマン館などで開かれる
▽十日=たつのパークセンター「ふれあい」(高齢者能力活用センター)で上棟式。早期完工と完成後の繁栄を願う
▽十四日=辰野署、安協、交通安全推進協などが十月から発生した死亡事故の現場二カ所を現地診断
▽十六日=県営中山間総合整備事業による赤羽、樋口の農業用排水路改修工事に伴い、両区で水路の水生生物を東小に引っ越し
▽十八日=辰野局で年賀状の差し出し式が行われ、町長や平出保園児らが専用ポストに投かん
▽二十日=野性の猿による農作物被害が深刻化している川島地区で有害鳥獣対策研修会が開かれ、新たな防止策を伝達講習。県議会十二月定例会最終日で県警組織に関する条例の一部改正が可決成立、辰野署の廃止が正式に決まる
▽二十一日=町内の自動車販売会社が町を相手取って自社建物の補償料など一億円余の損害賠償を求めていた民事訴訟に判決が言い渡される。町に借入金利息分など九百万円余りの支払いを命じ、それ以外の請求は棄却
▽二十四日=表彰制度制定後初の町功績者表彰式。各分野で町の発展に寄与した二十七人、二団体を表彰する
▽二十八日=官公庁、企業などで仕事納め
▽三十一日=町内各寺院、神社で二年参り