NEWS
茅野この1年 2011(H23)
2016年1月12日【一月】
▽六日=消防団ちの分団男性団員(23)が十二月五日未明、酒気帯び状態で消防ポンプ車を運転し、市道交差点の信号柱に当て逃げした事故が発覚。一月十一日、茅野署が地検諏訪支部に書類送検、十四日には柳平市長、矢崎団長らが記者会見し同団員の免職、団長の訓告処分などを発表、信頼回復誓う。
▽九、十日=茅野八ヶ岳そば振興会議穴山、金沢両班が、七月の寒晒しそば祭りに向け四千五百食目標に仕込み作業。
▽十三日=宮川安国寺で木造住宅全焼。
▽二十一日=児童養護施設などに善意を届ける漫画タイガーマスクにあやかった”伊達直人現象”で、宮川茅野の就労継続支援事業所ひまわり作業所に現金五万円。二十四日には本町東、母子通園訓練施設やまびこ園に同五万円。
▽二十三日=茅野おやこ劇場が五年ぶりの活動再開で、再スタートお祝いの会。
▽二十七日=豊平保育園新園舎竣工(しゅんこう)式。二月十四日から保育開始、ほぼ二倍の園舎に歓声響く。
▽二十七日=県教職員組合連絡協議会が県教育研究集会で予定していた茅野市内会場使用を拒否したとして柳平市長、牛山教育長に対し抗議文提出。
【二月】
▽五日=茅野町の市道交差点で六十六歳パート女性が乗用車にはねられ死亡。
▽七日=蓼科温泉ホテル新湯の五階建て本館「山月亭」でガス爆発、二~四階の客室の窓ガラスが割れたり、廊下の天井が落ちるなどの被害。本館宿泊者七組十九人ほか合わせて六十二人の宿泊者にけがはなかった。
▽十三日=市民総学芸員を目指し初の縄文検定初級編。二十歳から七十六歳まで三十八人が二十五問に挑戦。
▽十八日=新年度一般会計当初予算案二百十六億六千万円発表。一月補正の前倒し分含めた新年度予算二百三十七億六千五百万円は過去最大。
▽二十日=茅野ロータリークラブが創立三十周年。国際ロータリークラブ3660地区(韓国)長山RCとの国際友好締結、CHUKOらんどチノチノ支援など記念事業を実施。
▽二十四日=茅野商工会議所が商議所としては県内初のエコアクション21の認証取得。
▽二十八日=茅野商工会議所がアンチエイジングトレッキングシステムを構築、パソコンに心理状態や体調などを入力することでおすすめのトレッキングコースを提案。
【三月】
▽五日=茅野市精密工業連合会創立五十周年記念イベント。企業紹介やパネルディスカッション、ものづくり体験学習などにぎわう。
▽十一日=三陸沖を震源にした東日本大震災。マグニチュード(M)9、震度7、大津波で宮城県などの太平洋沿岸に壊滅的被害、死者・不明約二万五千人、福島原発炉心溶融、爆発で建屋損傷。茅野市は震度4。翌十二日、長野県北部地震で震度6強の栄村が大被害。六月三十日には松本市で震度5強の地震。
▽二十六日=市道17号線豊平下古田工区完成。
▽二十七日=市消防団幹部任命・委嘱式で矢崎裕嗣団長再任。
▽二十九日=長峰中校舎改築事業起工。
▽三十一日=神長官守矢史料館の年間入館者がフジモリ建築、古代信仰で注目され一万人を突破、九一年開館以来、過去最高。
【四月】
▽一日=県議選告示。二議席めぐり三氏が選挙戦。
▽一日=市役所市民課内に市消費生活センター開設。
▽一日=茅野商議所専務理事に岡沢正明氏。
▽十日=県議選投票日。今井敦氏再選、小池久長氏初当選、松山孝志氏及ばず。
▽十七日=市長選、市議選告示。市長選は現新一騎打ち、市議選は定数五超の激戦。
▽二十四日=市長選、市議選投票日。市長選は柳平千代一氏再選、清水強治氏及ばす。市議選は現職十氏、新人八氏当選。現職、新人各二氏と元職落選。
▽二十九日=体育協会定期総会、新会長に長谷川孟三氏、水泳協会加盟。
▽三十日=相次ぐ消防団員の不祥事で辞表を提出していた矢崎団長の慰留を市長が発表。
【五月】
▽二日=柳平市長初登庁、二期目スタート。
▽十二日=市議会臨時会。議長に小平吉保氏、副議長に伊藤眞智子氏。
▽二十八日=上川橋欄干に軽四乗用車が衝突、原村の農業男性(55)が死亡。
▽二十九日=西茅野分館が開通前の坂室トンネル見学会。親子連れなど約百十人。
【六月】
▽一日=茅野市観光協会発足。新体制で観光施策推進へ。
▽一日=健康をキーワードに白樺湖温泉旅館組合設立。
▽一日=市内十七の公立保育園で保護者が保育士体験する一日保育士スタート。
▽四日=車山高原夏山開山祭。五日には南、北八ヶ岳で開山祭。シーズンの安全を祈願。
▽十四日=東日本大震災の福島原発事故を受け、県教委が玉川小などで空間放射線量測定開始。十月から市も独自に測定機を導入、結果を公表。いずれも平常レベル。
▽十八日=駅前TMOと駅前商業会がJR茅野駅西口、弥生通りの駅前縄文公園で土曜日サロン開始。駅前への市民の誘客図る。
▽二十四日=山岳遭難者救助に向かった田中光彦諏訪地区遭対協隊長が心筋梗塞で死亡。七月五日、後任の新隊長に高橋政男さん。
▽二十六日=坂室トンネル含む一・九キロの国道20号線坂室バイパス全線開通。
▽二十六日=消防団ポンプ操法大会。ポンプ車金沢、小型ポンプ宮川、ラッパ吹奏ちの各分団優勝。諏訪地区大会は出場辞退。
▽二十八日=七月末日の任期満了に伴う副市長選任で立石良忠氏再任。
【七月】
▽一日=運動公園陸上競技場全面改修工事着手。第三種競技場認定に全天候対応のゴムチップウレタン舗装、フィールドの芝の張り替えなど総額約二億二千五百万余。
▽一日=中電浜岡原発全面停止に伴う節電対策などで市役所本庁舎で職員の昼休みを一時間繰り下げ午後一時から二時にするピークカット、冷房温度の二九度設定、西側エレベーターの運転停止などを夏場の三カ月間実施。対前年比35%カットに成功。
▽一日=市役所庁舎内全面禁煙スタート。
▽六日=市のイメージアップ、観光業など産業振興を図るため市の魅力を発信する「縄文ふるさと大使」に冬季五輪スピードスケートの外ノ池亜希さん、吉井小百合さん。
▽八日=茅野駅モンエイトビル二階の茅野・産業振興プラザと観光案内所がリニューアルオープン。
▽十一日=北山、横谷温泉旅館民事再生法適用を申請。負債約六十六億二千万円は宿泊施設経営業者としては県内過去最大。
▽十六日=小津安二郎、野田高梧の歌碑、無藝荘入口に移設、新たな観光スポットとして期待。
▽二十二日=「縄文ふるさと大使」に東海大学陸上部・長距離駅伝監督両角逸さん。
▽二十五日=通販会社・カタログハウスが原発事故で放射性物質の危険にさらされている福島県の親子四百組を八月二十九日まで四期に分けて蓼科、車山、白樺湖の二十七宿泊施設に七泊八日の日程で招待する「ふくしまっ子の夏休み」スタート。期間中、八百十四人が茅野の夏満喫。
▽三十日=運営会社の破綻から十七カ月ぶりに白樺湖畔の蓼科テディベア美術館がリニューアルオープン。
▽三十一日=自然エネルギー信州ネット設立総会。みんなのエネルギー・環境会議に菅直人首相来茅。
【八月】
▽六日=茅野どんばん。初のどんばんグランプリ、六十二の踊り連が競い盛り上げる。
▽二十日=茅野町区がまちおこしイベント。五年ぶりのあんどん祭り弥生通りで。
▽二十五日=「縄文ふるさと大使」に諏訪中央病院名誉院長鎌田實氏。
▽二十六日=九月末閉鎖のアートランドホテル蓼科が飲食店など経営のTBIグループが継承、十月三日からの営業を発表。
▽二十八日=茅野TMOが、弥生通りで初の軽トラ市、多くの来場者でにぎわう。
▽二十九日=リニア整備計画のCルート決定で、諏訪地区商工団体リニア駅建設促進同盟会が発展的解散、諏訪地区商工団体高速交通推進同盟会として再出発。
【九月】
▽一日=そば黒粉を用いた高機能性食品製品開発で茅野商議所が中間成果として乾めん、寒天、みそ、ガレットの試作品を発表。
▽二十日=第十二回宮坂英弌記念尖石縄文文化賞に山梨県教育庁埋蔵文化財センター勤務の今福利恵氏決まる。
▽二十六日=入区問題へ論議含めるまちづくり懇談会スタート。十一月十五日まで市役所での昼夜二回含む十二地区で。
▽二十八日=「縄文ふるさと大使」に蓼科オーベルジュ・エスポワールオーナーシェフ藤木徳彦氏。
▽二十八日=食育推進計画・元気もりもり食育プランで啓発用腕人形など作り本格始動。一四年度までの五カ年計画。
【十月】
▽一日=JA北部カントリーエレベターにソバ乾燥調製施設増設、稼働。
▽四日=諏訪東京理科大学が茅野市内十二カ所のわき水を調査、市販の飲料水に匹敵と太鼓判。
▽十日=駅前から市民館周辺で民俗芸能フェスティバル。
▽十九日=玉川の住宅で封筒爆発。家人の四十七歳女性が顔などにやけど負う。
▽二十五日=「縄文ふるさと大使」に日本ソムリエ協会名誉会長の小飼一至氏。
▽二十八日=宮川茅野で昼火事。店舗兼住宅を全焼、家人の七十五歳女性焼死。
▽三十日=消防救護大会で中大塩分団優勝。
【十一月】
▽三日=秋の叙勲。地方自治功労で原昇氏旭日双光章、郵政業務功労で小平始氏瑞宝単光章。信州の名工に小尾治一氏。
▽十二日=茅野駅西口、弥生通りで初の信州茅野新そば祭り。手打ちそば六店や地元物産ブース並び大盛況。
▽十二日=「縄文ふるさと大使」に工学院大学建築学部教授で建築家の藤森照信さん。
▽中旬=まちづくり懇談会アンケート結果まとまる。90%が区・自治会が必要としながらも入区条例必要は49%にとどまる。
▽十七日=県内初のこどもに係る基本条例制定に向け検討委員会初会合。
【十二月】
▽一日=茅野特産の角寒天を使った新たな名物料理に寒天とん汁の提供始まる。角寒天は寒天水産加工業協同組合が無償で提供。
▽十二日=未明、北山蓼科のトヨタ自動車所有の蓼科ゲストハウス旧管理棟を全焼。同所に住んでいた男性(54)が焼死。
▽十四日=県交通安全運動推進本部が交通死亡事故ゼロ二百日達成で茅野市を顕彰。
▽二十六日=地裁諏訪支部が横谷温泉旅館の再生計画認可決定。スポンサーを入れない自主独立型再建で十年間の分割弁済。