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茅野この1年 2008(H20)
2016年1月12日【一月】
▽六日=二シーズン目の寒晒しそばの製造に着手。市内三カ所の清流に約六百kgの玄ソバの実を投入。
▽六日=豊平南大塩に大志会が特養老「りんどう苑」の建設に着手。八月二十九日しゅん工、九月八日から入所受け入れ。入所定員は特養老七十人、ショートステイ十人、通所介護三十人。
▽七日=柳平市長が小学校三年生までの医療費の無料化の引き上げの考え示す。
▽十日=十年ぶり設置の市特別職報酬等審議会が据え置きを答申。
▽十三日=市消防出初め式で無火災百年の田道区表彰。
▽二十四日=諏訪南行政事務組合で組合長の柳平市長が灰熔融施設建設計画の白紙・再検討の方針示す。予定内の地質調査では、断層などは認められず。
▽二十八日=北山小二学年がインフルエンザによる集団風邪で学年閉鎖。
▽二十九日=富士見の女性殺害事件で殺人罪に問われている五味咲被告の初公判。起訴事実を全面的に認める。
【二月】
▽四日=国民健康保険運営協議会で国保税率四・二%引き上げを諮問。十二日に原案通り答申。
▽十日=東海大三女子バレーボール部二年連続、六度目の春高バレー全国舞台へ。
▽十一日=八ヶ岳赤岳天望荘で宿泊者十五人が一酸化炭素中毒症状でヘリコプター三機で搬送され、諏訪地方四病院に収容される。
▽十三日=米沢塩沢で早朝火災、飲食店「三駒」をほぼ全焼。
▽十四日=保育所運営審議会に七カ年連続の保育料据え置きを諮問。二十二日原案通り答申。
▽十六日=市体協が初のスポーツ体験・実践発表会。小学生から一般まで十二人がスポーツの魅力を発表。
▽二十日=都内で寒晒し蕎麦(かんざらしそば)の試食会、政界など各界の著名人が舌鼓。七月下旬の寒ざらしそば祭りを大いにPR。
▽二十五日=新年度予算案発表。一般会計当初予算案は二百五億八千万円。他会計と合わせた予算総額は前年比九・五%減の三百三十六億四千九百五万円。
▽二十七日=玉川小堂見で昼火災、住宅全焼。
【三月】
▽一日=子育てのための親支援プログラムを実践するNPO法人CLIPinすわ設立記念総会。
▽二日=八ヶ岳山系唯一の新種・ミヤマシロチョウを絶滅の危機から守るための茅ミヤマシロチョウの会設立。
▽六日=市議会一般質問で柳平市長の灰熔融施設建設問題の答弁をめぐり中断。不用意な発言だったーと発言を取り消す。
▽十日=上川橋上流の上川右岸で電線に接触し転落したコハクチョウを上川白鳥の会が保護。
▽十八日=富士見の義妹殺害で五味咲被告に懲役十五年求刑。四月二十二日懲役十年の実刑判決
▽中旬=法政大学などが読りーむinちのにイノベーティブ・ポリシー賞を受賞。
▽二十三日=諏訪東京理科大学初の大学院修了生二十一人が卒業。
▽二十四日=諏訪南ごみ処理推進会議がごみ減量施策で来年度の家庭ごみ(可燃ごみ)有料化検討など提言。
▽二十八日=医師不足で昨年四月から産婦人科を休止していた諏訪中央病院が、常勤医と非常勤医各二人確保でき、四月から婦人科外来受け入れ、六月から分娩(ぶんべん)取り扱い開始へ。
▽三十一日=都市計画道路大手線供用開始。
▽三十一日=養護老人ホーム寿和寮民営化調印式。四月から平成会が運営へ。
【四月】
▽三日=宮川のパチンコ店駐車場で二十五歳女性が男に現金五万円を奪われる強盗事件発生。五月八日、山梨市のアルバイトの男を逮捕。七月十八日懲役三年二月の実刑判決。
▽五日=泉野下槻木の槻木橋開通。
▽初旬=農林水産省と経済産業省の農商工連携88選に寒晒し蕎麦(かんざらしそば)復活再生推進会議の「地元そばの復活・ブランド化」の取り組みが選定される。
▽十六日=市社協が入れ歯の貴金属リサイクルに市内三カ所に回収ボックス設置。
▽下旬=蓼科高原集客拡大会議がパソコンが苦手な人などに対応する紙版脳テスト開発、発売へ。
▽二十五日=東山魁夷の「緑響く」のモチーフになったとされる奥蓼科・御射鹿池一帯の長谷工コーポレーションのリゾート開発計画で、反対世論もあるなか、地元笹原区や土地改良区などは開発計画の申請許可を求め市に要望。五月二十一日には七ヶ耕地財産区も許可の要望書を提出。
▽二十八日=県道茅野北杜韮崎線御作田バイパス供用開始。
▽二十九日=春の叙勲で牛山今朝治氏に労働行政功労で旭日双光章。
▽三十日=茅野、富士見、原三市町村の広域ごみ処理協議会設置。
▽三十日=北山蓼科のビーナスラインで乗用車が約五十m転落、同乗の無職女性(90)が死亡。市内の死亡事故ゼロは〇六年七月三日の杖突峠の乗用車転落事故以来六百六十六日でストップ。
▽三十日=八ヶ岳赤岳で東京の男性会社員が滑落、死亡。
【五月】
▽一日=湖東で土蔵二棟を全焼。
▽十二日=国道20号線坂室バイパス延長三kmのうち西茅野から国道までの九百m区間が完成、一部供用開始。
▽二十六日=諏訪中央病院産婦人科に常勤の甲藤一男医師が着任、六月一日からの分娩(ぶんべん)再開体制整う。七月四日午前七時四分、再開後初の男児の産声が一年二カ月ぶりに院内に響く。
▽三十日=宮川長峰に太陽光発電、水温一二度の地下水など自然エネルギーの有効活用と無暖房工法の導入などで化石エネルギーの使用抑制、ごみゼロなど環境のまち「エコタウン信州・茅野」起工。
【六月】
▽一日=八ヶ岳開山祭。残雪が多く赤岳、北横岳山頂での式典会場を変更、実施。南八ヶ岳会場の山頂での式典が変更されたのは〇三年以来。七日には車山高原開山祭、本格的な夏山シーズン到来。
▽初旬=国道20号線金沢バイパス早期着工に向け金沢地区で対策委員会発足。
▽四日=外国人観光客誘致で柳平市長が韓国でトップセールス。
▽十七日=八ヶ岳、蓼科高原の自然と文化、伝統などの資源を最大限に生かし、持続的な発展ができる町づくり、人づくりを目指し茅野エコツーリズム協議会発足。
▽十八日=本格的な夏の観光シーズンを告げる白樺湖祭。
▽十九日=奥蓼科御射鹿池北側のリゾート開発申請で環境審議会で、真剣に議論した委員意見を答申書に反映させることを決める。
▽二十六日=アルピコグループ再建化策の一環でアップルランド茅野塚原店の九月二十一日で閉店へ。
▽二十七日=窃盗未遂容疑で市係長(51)逮捕。七月十八日起訴され、市は同二十二日懲罰委員会にかけ懲戒免職処分。新たに公金十二万円の横領も発覚。九月十一日懲役一年六月執行猶予三年の判決。
▽二十九日=ポンプ操法・ラッパ吹奏大会。自動車・ちの、小型・泉野、ラッパ・北山優勝。七月十三日の諏訪地区大会ではラッパが優勝、県大会へ。
【七月】
▽五日=寒天水産加工業協同組合が天然角寒天発祥の地と生産量日本一の「寒天の里」をPRする寒天モニュメントを駅西口広場に設置、市に寄贈。
▽八日=JA信州諏訪が豊平南大塩、Aコープピアみどり店隣接地に建設するJAファーム茅野、豊平支所起工式。
▽十日=堀籠義雄諏訪バス社長が、不採算バス路線として蓼科高原ラウンドバス・メルヘン街道バス、青柳線、上槻木線、茅野・原村線の四路線を示し、市に路線見直し協議を要請。
▽中旬=茅野商工会議所の全国麺類文化地域間交流推進協議会(全麺協)への加入が正式に承認され、全国十五番目のA会員に登録。
▽十一日=地域資源を活用した茅野ブランド商品の確立と商業・農業・観光振興活性化を図る市の新商品開発支援事業の初審査会。湖東食品工業所「蓼科高原の脳トレ元気そば」が茅野ブランド商品第一号に認定。
▽十四日=湖東地区、市観光連盟が奥蓼科リゾート開発の事業促進を市に要望。十六日、環境審議会は「貴重な環境資源であり、温泉施設は他の場所へ変更を望む。地質調査を十分に行い安全性の確認を」の二点を盛り答申。二十八日、市は同審議会の意見を添えて長谷工コーポレーションに対し開発許可。いずみ平住民有志が計画説明を要望。
▽二十日=二回目の寒晒し蕎麦(かんざらしそば)祭り。農商工連携88選の付加価値もついて市内十二店舗で二十八日まで目標の二千食を完売。
▽二十日=〇九年度末の完成目指す宮川茅野の木落し公園整備工事地鎮祭。芝生を張った斜面でのソリ遊びなど憩いの場、七年目ごとの御柱祭木落し場として見せ場を演出。
【八月】
▽一日=茅野市制施行五十周年記念式典。半世紀の節目を祝い、さらなる発展に飛躍を誓う。
▽一日=茅野商工会議所とダンロップファルケンタイヤが白樺湖上のビーナスラインにメロディーロードを設置。全国八カ所目の音楽を奏でる道は、時速四十km走行で車内に「スカボロ・フェア」が流れる。
▽二日=茅野どんばん。夜の部では六十九連、二千八百人が踊り楽しむ。
▽四日=十年前の思い出鮮やかによみがえるタイムカプセル開封式。
▽六日=広島に原爆が投下され六十三年目の平和祈念式。犠牲者を追悼し世界の恒久平和誓い新たに。
▽九日=午後一時五十分から二時半にかけ豊平、泉野地区を中心に七~十七mmの降ひょう。百四十八戸、二十九・二ha、被害総額は二億三千万円余。パセリ八・四ha、一億四千四百万円、菊三・一ha、三千九百二十九万円、キャベツ五・二ha、一千五百万円など。
▽中旬=諏訪鉄山の歴史保存をすすめる会が歴史を後世に伝える「諏訪鉄山」発刊。
▽十六日=原村八ツ手の村道でトラクターが路肩を逸脱し約七m転落、公務員男性(46)が死亡。
▽十七日=諏訪バスの不採算四路線見直し検討で茅野市・原村の公共交通を考える集い。
▽二十五日=JA信州諏訪の原油・肥料・飼料価格高騰対策緊急集会で、国への支援対策や経営安定対策を求める緊急決議。
▽三十日=中央東線青柳駅で東京都内の男性(69)が特急列車にはねられ死亡。
▽三十一日=小津安二郎監督蓼科無藝荘がオープン五年目で入場者二万人を突破。
市民の森(吉田山)にあずまやと新遊歩道完成。
【九月】
▽二日=青柳駅でまた人身事故。市内の無職女性(36)が特急列車にはねられ死亡。
▽五日=市が原油・原材料価格高騰総合相談窓口を設置、中小企業や農業経営者を支援へ。
▽七日=泉野、玉川地区十人を中心に約四百四十人が参加し総合防災訓練。初の避難所訓練も。
▽七日=市消防団五十周年記念式典。防火防災の地域リーダーとして誓い新たに。
▽十一日=第九回宮坂英弌記念尖石縄文文化賞に福岡市教委嘱託職員山崎純男さん。
▽十四日=八ヶ岳縄文の里マラソン大会に千二百八十人。
▽十八日=玉川神之原の茅野消防署新庁舎とちの上原の西部分署引き取り。十月一日開署式で地域防災新拠点の完成祝う。
▽十九日=諏訪大社上社仮見立て。立科町の国有林内で御用材候補八本が決まる。本一の目通り周囲は三・二五mで歴代ベスト5入り。
▽十九日=第四次茅野市基本構想(市民プラン)を市議会が議決。二十九日には行政計画として決定し、市民フォーラムで策定報告会開く。
▽二十八日=エコチャレンジ2008inふるさと。自分回復力ウオーク、八ヶ岳スーパートレイルエコ体験ウオークはじめ蓼科中央高原多目的グラウンドにまいた紅ソバ鑑賞会。シカ番キャンプリレーで親子がシカの食害から守り続けた見事な紅(あか)ソバに歓声が上がった。
【十月】
▽二日=北山蓼科ビレッジ付近の市道でオートバイの少年(17)が観光バスと正面衝突し死亡。
▽初旬=市観光連盟が観光ガイドとして各分野に精通する市民を登録する「観光人財バンク(茅野匠集団)」立ち上げ。
▽十一日=危険業務従事者叙勲で城山、元長野県警部補篠原敬博さんに瑞宝単光章。
▽十四日=茅野低酸素地域づくり推進調査委員会のオンデマンド交通実証実験始まる。二台のワゴン車「どこでもバス」運行。
▽十七日=八ヶ岳中央農業実践大学校創立七十周年記念式典、開設に尽力の三氏たたえ寄贈された顕彰碑も除幕。
▽十九日=消防団救護大会でちの分団Aと中大塩分団が同点優勝。
▽二十日=北山のビーナスラインで静岡市の会社員男性(28)のオートバイがマイクロバスに衝突し死亡。
▽中旬=坂室区が高齢者が家の中から緊急事態を隣近所に通報できる福祉無線「ご近所110番」システムを市内初導入。
▽二十一日=行財政改革推進市民委員会が民間委託の基本指針をまとめ市長に提言。
▽二十一日=諏訪東京理科大学の学生と商議所商業委員会・茅野TMO委員が懇談。車がないと暮らせない自転車や歩行者に冷たい街ーと率直な意見相次ぐ。
▽二十八日=諏訪鉄山史跡保存会設立。
▽二十九日=奥蓼科リゾート開発計画で長谷工コーポレーションから「御射鹿池の景観を損ねる計画でなく当初計画は変更しない」と回答。十二月初旬、県が都市計画法や森林法に基づく開発許可。
▽三十日=プロ野球ドラフト会議で、東海大三高・甲斐拓哉投手がオリックスバファローズから一位指名受ける。また、十一月二十七日には同校女子バレーボール部の小平花織選手がプレミアリーグ女子東レ・アローズへの入団決まる。
【十一月】
▽二日=宮川商業会が再生活用を検討している寒天蔵を初めて利用しおかめ神社例祭懇親会開く。
▽六日=市制施行五十周年記念事業で運動公園時計塔タイムカプセルに十年後の自分にあてた手紙などを入れて収蔵。
▽八日=国道20号線バイパス坂室トンネル起工式。
▽十二日=市職員がノー残業デーの毎週水曜日に路線バスを使うバス通勤の日を来年三月まで試験実施。
▽十三日=全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞で脳トレツアーと寒晒し蕎麦(かんざらしそば)の茅野商工会議所に振興賞。
▽十五日=初のこども会議。中高校生二十人が市長、教育長とごみ問題、高齢者福祉学校教育などで意見交換。
▽十五日=ちの上原、上川のコハクチョウ飛来地に冬の使者が今期初飛来。水質汚染や鳥インフルエンザ問題を考慮し餌付け縮小へ。
▽十七日=塚原で昼火事、民家全焼。
▽十九日=県卓越技能者(信州の名工)に鋸製造工の玉川穴山、伊藤敏朗さん、機械組立工の玉川、得間恒雄さん、肉製品製造工のちの、坂本平人さん三氏。
▽二十一日=本町西の飲食店駐車場で強盗致傷容疑事件、市内のアルバイトの男??逮捕。抵抗し転倒した女性は一カ月の大けが。
▽二十三日=宮川安国寺の諏訪大社上社前宮付近に野生のサル二匹が出没し、近くの女性四人がかまれるなどしけが。
▽下旬=エスポワールのオーナーシェフ藤木徳彦さんが県内で唯一の農水省「地産地消の仕事人」に認定。
▽二十六日=玉川北久保で民家全焼。
▽二十七日=中高校生の学習旅行など農村体験受け入れのほっとステイちの発足。
▽二十八日=信州鋸再生プロジェクトで取り組んだ造林用、せん定用のこぎりの販売数二千本突破を記念し、市内里山整備団体に造林用のこぎりを寄贈。
【十二月】
▽一日=市が緊急経済対策の一環で中小企業に対する制度融資・特別経営対策資金で運転資金あっせん受け付け開始。
▽四日=上原公民館移転新築工事地鎮祭。
▽十二日=市の公共交通の方向性を考える公共交通あり方検討会議初会合。十七日には、市内など不採算四路線について諏訪バスと市による見直し協議が始まる。
▽十二日=市役所近くに移転新築した信毎販売センター茅野営業所と市が一時的な住民の避難所としての災害時等における被害者支援協定の調印締結。
▽十五日=中国深せん晶晶教育機構の日本親子交流団が来茅、ちの保育園児と国境を越えた交流深める。
▽十七日=アルピコグループ諏訪バスと市が路線見直しのための協議始まる。来年一月中旬前後に諏訪バス側で今後の方向付けを示す。
▽十八日=十月中旬から三期にわけ四十五日間運行したオンデマンド交通どこでもバスの利用は延べ六百五十人、走行距離は七千六十一km。一日平均百三十八・九km、乗車人員十二人で、最大乗車人員は二十四人。
▽二十日=「韓国・台湾」をテーマに十二年目を迎えた白樺湖氷燈祭始まる。
▽二十二日=長峰中新校舎建設事業基本構想検討委員会が環境にやさしい施設、安心・安全で豊かな施設など設計の基本方針を市に提言。
▽二十二日=JA信州諏訪豊平支所オープン。
▽二十四日=東海大三高校新校舎しゅん工。
▽二十六日=国道299号芹ケ沢バイパスの直線化工事終了、信号稼働。
▽二十六日=中大塩地区でお互いさまで支え合う支え愛隊活動開始。