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みのわテラスを道の駅化 26年度中の登録目指し整備へ
2025年3月11日
箕輪町は、大出の複合施設「みのわテラス」について、更なるにぎわいづくりや活性化を図るため、2026年度中に「道の駅」登録を目指す方針だ。昨年度、同施設周辺の2期開発基本構想(リノベーションプラン)を作成し、町全体の農業振興の一環として検討を進めてきた。新年度一般会計当初予算案に2期開発基本設計の業務委託費270万円を計上している。
同施設は、農ある暮らしの発信地とともに、にぎわい創出の場所として21年4月にオープン。農産物直売所やレストラン・カフェ、農産物加工所、自転車販売所の4施設が営業し、毎月1回「テラスマーケット」を開催するほか、町内小中学校給食食材を取り扱うなど、生産者の販路拡大や地産地消推進の役割も担う。来場者数、売り上げ(4施設合計)ともに年々増加しており、本年度は前年度比5%増の15万2000人、2億7000万円を見込む。
道の駅は、休憩、情報発信、地域連携の三つの機能を持つ施設で、国土交通省は▽24時間利用できる十分な駐車場や清潔なトイレ、ベビーコーナーなど子育て応援施設を備える▽道路や地域に関する情報を提供する▽施設や施設間のバリアフリー化—などを要件としている。
町は▽農を手がける機会▽農の楽しさ、魅力を広める機会▽農を次世代につなぐ機会—を提供する場をコンセプトに道の駅化に取り組み、避難地としての機能も高める方針だ。
新年度に整備計画を具体化し、26年度中までに申請要件である情報発信施設(案内所)や授乳スペースなどの設置、24時間化のためのトイレの対応や街灯、防犯カメラなどを整備、登録を目指す。ゼロカーボン推進の取り組みとして、新年度電気自動車急速充電器1基も設置する予定。
10日の町議会3月定例会一般質問では、同施設の道の駅化について、平出広志議員が町の考えをただした。白鳥政徳町長は「今のみのわテラスの良さを守りつつ、地域や子ども目線での農とのつながりを強化していきたい。周辺農地の耕作者の皆さんと連携しながら、観光・交流の起点となることを含めて(事業を)実施していく」と述べた。
(写真は、道の駅化を目指す「みのわテラス」)