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諏訪市と茅野市で新業態の運転代行 電動原付きで飲食店へ

2025年3月8日


 折り畳み式で電動の原付きバイクを使用した新たな運転代行が、今月から諏訪市と茅野市で始まった。20歳代の若手2人が起業し、運転手2人1組で行っているサービスを、1人がバイクで飲食店に向かい、客の車両にバイクを積み運転して送り届ける諏訪地域で初の試み。最少人員と充電式バッテリーバイクによるサービスで料金を抑え、環境負荷の軽減やドライバー不足に寄与していく。
 サービスを提供するのは「ばいくる代行」。都会で盛んなバイク代行に着目し、代表の小平陸也さん(27)=茅野市=と副代表の星沢礼人さん(24)=諏訪市=が始めた。事前に2人は代行業で修業して経営ノウハウを身に付け、試行を経て備えた。
 バイクの重量は約18キロ、フル充電で60キロの走行が可能。畳んで専用袋に入れるとゴルフバッグほどで座席1席分に納まり、代行者は予備電池を背負い店舗に向かう。雨天時や冬の雪道にも対応できるように、随伴車両も用意。バイク3台と随伴車1台、総勢6人で開業した。
 当面の営業エリアは諏訪をメインに、茅野は駅周辺。徐々に台数や拠点を増やしたい考えでいる。代行業が少なく、飲食店が代行に配車連絡するが、断られて手間になることもあるという。客が手軽に公式ラインから予約と配車ができ、小平さんたちは「バイクは一人で店に行けるのが強み。交通網を支え、飲食店の負担も減らしたい」と話す。
 料金は初乗りがバイクは1キロ1500円、随伴車両は1キロ2千円で共に加算料金は500メートルごとに200円。営業時間は午後8時〜午前2時、日曜休業。問い合わせはばいくる代行(電080・3917・8196)へ。
(写真は、バイク代行を起業した小平さん㊧と星沢さん)