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上社御柱祭6日間の人出は93万1000人

2016年5月7日

*にぎわった北参道

 諏訪地方観光連盟御柱祭観光情報センターの速報値によると、上社では、4月の山出し、5月の里曳きの6日間で93万1000人(前回比9000人減)の人出。観光客は減ったものの、氏子の参加数は過去最高となった。
 内訳は、氏子15万8000人(同1万4000人増)。観衆77万3000人(同2万3000人減)。観光客が減ったことについては、曳行路への立ち入り規制の情報を事前に周知し、無計画で来場する人が少なくなったためと分析。代わりにパブリックビューイングなどでの観覧を呼び掛けた。氏子の数は、好天に恵まれたことや、大総代らの呼び掛けもあって増えたとみている。
 里曳きの人出は、41万人(同2万1000人減)。初日の3日は7万8000人(前回比同)、2日目の4日は24万1000人(同2万3000人減)、3日目の5日は9万1000人(同2000人増)だった。
 氏子の人出は山出しに続き、過去最高の7万4000人(同8000人増)。一方の観衆は33万6000人で、前回から2万9000人減少した。
 センターへの問い合わせは、初日が144件、2日目が82件、3日目が36件で、計262件。携帯電話の普及や事前情報発信で、前回より約290件減った。苦情は3日間で5件だった。
(写真は、大勢でにぎわった本宮の北参道)