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受賞者の努力たたえる 「書き初め大賞」表彰式

2025年2月24日


 市民新聞グループと、運営委員会が主催する第57回「書き初め大賞」の大賞受賞者表彰式が23日、岡谷市のイルフプラザカルチャーセンターであった。本紙の薩摩建社長から、園児対象の「よく書けたで賞」を含む30人の受賞者に賞状と記念品を贈り、努力をたたえるとともに更なる精進に期待した。
 今展には諏訪、上伊那地域などの園児から高校3年生までが前回より111点少ない2095点を寄せた。1月に諏訪、上伊那それぞれで審査会を行い、最高賞の大賞など各賞を決めたほか、この日まで同センターで作品展を開き大勢が子どもたちの労作を鑑賞した。
 薩摩社長はあいさつで「デジタル化で文字を書く機会が少なくなる時代に、手で書くことの大切さを伝える一助になればと書き初め大賞を続けている」と語り、「これからもこの地域に書道、書き初めを伝えていくため来年もぜひ作品を寄せて」と呼びかけた。
 審査員を代表し、書家の吉澤大淳さん(下諏訪町)は「皆さんはいろいろな世界で活躍するようになるが、これまで習ってきた書道は世界に誇れるもの。どこで活躍しても自信を持って世界に伝えてほしい」と期待した。
 名前を呼ばれた子どもたちは、前へ進んで1人ずつ賞状を受け取った。謝辞を述べた高校3年生は、母親が運営する教室で6歳から書道を始めたといい、「楽しいことも苦しいこともあったが、いつもそばには筆があった。今後は大学生になって地元を離れ、期待と不安もあるが、書に向かう時の集中力、気力、気迫の精神を忘れず、何ごとも諦めず穏やかな気持ちで生活していく」と決意を込めた。
(写真は、賞状を受ける受賞者㊧)