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多世代集える居場所を 下諏訪で「ふらっと」が始動
2025年2月17日
下諏訪町東町中の藤森有紀子さん(47)が、多世代が集える居場所づくりを同町内で進めている。子どもが放課後に立ち寄ったり、大人も気軽に交流できたりする場所をつくろうと、物件を探しながら団体「みんなの居場所ふらっと」を結成。24日(月=振替休日)に初めてのイベントを町内で開き、遊び場を提供しながら活動の浸透を図る。
藤森さんは、子ども4人を育てつつ「ボディーケアサロンOASIS(オアシス)」として各地イベントに出張出店している。PTA活動を通じて町内に子どもが集える拠点がないことや、特に下諏訪北小学校区には公共施設が少なく、友達の家まで1時間弱かかる人もいて十分に遊べないことなどを課題に感じ、拠点づくりへ動き出した。
子ども同士で遊んだり宿題をしたりするだけでなく、高校生や大人と異年齢交流もでき、大人も童心に返られるような拠点づくりを検討中。子どもに利用料を負担させない工夫として、店や事務所などのテナント貸し出しも視野に入れ、「さまざまな人の『やりたい』をかなえられる場所にしたい」とする。
団体は、多業種の個人事業主らが集うイベント「マルシェ」で出会い、思いに賛同した2人と昨年11月に結成。誰もが分け隔てなくふらっと立ち寄れる環境を目指して団体名を決めた。同じくイベントで知り合った人たちにも展望を伝え、現在は諏訪地域を中心とした中南信の約30人が所属しているという。
24日の初イベントは「冬のマルシェとゲームのひろば」として午前10時から、JR下諏訪駅前「グリーンサンホテル」1階の飲食店「素楽(そら)」で開く。ボードゲームやカードゲームなどで遊ぶほか、藤森さんをはじめ手作り雑貨や生花、布小物などの8店が出店。制作体験もでき、コーヒーの振る舞いや子どもへの菓子プレゼントもある。
藤森さんは「親には子どもだけを家に残す不安もあり、親が安心して働ける場所としての拠点、子どもも大人もみんなが楽しい場所をつくりたい。イベントは居場所づくりへの第一歩。親子や友達同士などで遊びに来てほしい」と話している。
(写真は、新たな団体とイベントをPRする藤森さん=中央=とメンバー)