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呼び込み威勢良く高遠だるま市にぎわう

2025年2月12日


 江戸時代から400年以上続くとされる「高遠だるま市」が11日、伊那市高遠町の鉾持(ほこじ)神社一帯で開かれた。だるまをはじめ、熊手や招き猫などを販売する露店が歩行者天国となった参道に軒を連ね、縁起物を買い求める人でにぎわった。
 販売されただるまは赤のほか、白や黒、黄など多彩。桜の花びらをデザインしたり、ことしの干支(えと)の巳(み)にちなみ蛇をモチーフにしたりしただるまも並んだ。露店のあちこちから「いらっしゃい」と威勢のいい呼び込みの声が響き、大きなだるまを何個も買う人もいた。
 高遠観光案内所隣の仲町駐車場では地元の保育園児が作っただるまや地域住民による雪だるまの人形などが展示され、だるま市を盛り上げた。同市の70歳代男性は「毎年、高遠のだるまを買っている。一年の健康と家内安全を願いたい」と話した。
 だるま市は同神社総代や市商工会、市観光協会、地元の代表者などでつくる実行委員会が主催し、同神社の祈年祭に合わせ毎年2月11日に開く。市観光協会の担当者は「天候に恵まれてにぎわった。祈年祭と高遠のだるま市を多くの人に知ってもらえた」とした。(写真はだるまを買い求める来場客)