NEWS

丹精の花ずらり 信濃クリスマスローズ愛好会が展示即売会

2025年2月8日


 信濃クリスマスローズ愛好会は7日、恒例のクリスマスローズ展示即売会を伊那市西春近の「くぬぎの杜(もり)ホール」で3日間の日程で始めた。県内を中心とした会員約40人が育てた約100点を並べ、初日は開場と同時に多くの人が訪れ、にぎわった。
 展示したのは高さ約10〜30センチで、花の色は白やピンク、紫、黄などさまざま。有志がシクラメン約40点と販売用のクリスマスローズなども並べており、会場が彩られている。
 訪れた人は好みの花を求め、見て回った。同市の女性(70)は「毎年楽しみに来ている。植えっ放しでも育つので手がかからず、いろいろな花が咲くのが楽しい」と笑顔で話した。
 今村雅夫会長(81)=松本市=は「クリスマスローズは県内であまり販売されていない。見に来て楽しんで」、顧問の平松生男さん(76)=箕輪町=は「自分の好きな花を見つけてほしい」と呼びかけた。
 クリスマスローズは欧州原産で、キンポウゲ科で福寿草などの仲間。花は2〜4月ごろに咲く。高さは約30〜40センチで、種類によっては1メートルになる花もあるという。
 販売用のクリスマスローズは約140点で、2400円〜4000円(税込み)。入場無料。午前10時〜午後4時(最終日は3時)。問い合わせは今村会長(電090・3083・3373)へ。
(写真は、クリスマスローズを観賞する来場者)