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「時」にちなむ手拭い販売 時計工房儀象堂のグッズで
2025年1月14日
下諏訪町の観光施設「しもすわ今昔館おいでや」は、館内にある時計工房儀象堂のオリジナルグッズを新しく作った。儀象堂のテーマ「時」にちなみ、日の出の青空、夕焼けのあかね色をイメージした2色の手拭いを用意。中庭にある水運儀象台など多彩な展示品をかわいらしく描き、同施設への理解を深めてもらう一品に仕上げた。
水運儀象台は、約930年前の中国で建築された大型天文観測時計塔で、儀象堂が世界で初めて完全復元した。手拭いには水車や人形など内部の仕掛け、「水の力で動くすごい時計なんじゃ」と語る設計者の蘇頌(そしょう)を描き、ユーモアあふれるデザインに。水時計や日時計、和時計、同施設で作れる機械式腕時計といった展示品も親しみやすいイラストで紹介している。
税込み880円。おいでやで販売する。職員は「くすっと笑えるようなデザインになっているので、じっくり見てほしい。手拭いとして使ったり、飾ったり、いろいろな使い方を楽しんでもらいたい」と話している。
開館は午前9時半から午後4時半まで。問い合わせはおいでや(電0266・27・0001)へ。
(写真は、用意した2色の手拭い)