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無火災願い伝統のはしご乗り 諏訪市消防出初め式

2025年1月13日


 第78回諏訪市消防出初め式は12日、市文化センターで開いた。市消防団、諏訪消防署、市防火防犯組合連合会の約400人が参加。観閲式や分列行進、表彰式を行い第5分団が伝統のはしご乗りで「祈 無火災」の懸垂幕を下げ火災のない一年を願い「令和6年諏訪市異常なし」と宣言。地域防災への決意を新たにした。
 文化センター駐車場には50台以上の消防車両も集結した。観閲式は金子ゆかり市長らが分団ごと激励。はしご乗りは4人が数々の妙技を披露し、宝投げもあり親子たちを楽しませた。分列行進はセンター入り口から市道中浜2号線を通り、諏訪湖イベントひろばへと堂々と進み、市民に防火をアピールした。
 表彰式では、消防団活動に功労した団員などをたたえた。小池敏彦団長は式辞で「訓練を通し団員一人一人が市民の安全を守るために精いっぱい努力を重ね、災害に強い消防団をつくり上げる」と決意を述べた。金子市長は昨年のポンプ車操法全国大会での準優勝などを称賛し、一層の活躍に期待した。
(写真は、第5分団のはしご乗りでことしの無火災を祈念した出初め式)