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各店自慢の味多彩に 「岡谷のお弁当」初日から盛況

2025年1月12日


 岡谷市内の飲食店が手がけた弁当を限定販売する新春企画「岡谷のお弁当」が11日、イルフプラザ1階メイン通路で始まった。初日は10店が、自慢の味を詰めた12種類200食を提供し、1時間ほどで売り切れる盛況ぶりだった。最終日の12日も午前10時から整理券を配布し、11時から販売する。
 何かと慌ただしい年末年始を経て、弁当を食べながらゆっくり過ごしてもらおうと、イルフプラザ店舗会が2017年に始めて9回目。回を重ねてこの時期恒例のイベントとして定着し、リピーターも多いという。
 初日はカレーやカツ、「山賊焼」、焼き肉、うなぎなどの弁当が並んだ。整理券配布前から待つ人もいるなど関心の高さをうかがわせ、販売が始まると来場者は目当ての品を選んで待ち切れない様子で持ち帰った。
 何度も足を運んでいるという銀座の男性(69)は「90歳代の母が、新聞でこのイベントを見て毎回楽しみにしている。どれを買うか決めてきたけれど、こうして一堂に並ぶと目移りしてしまいます」と笑顔。店舗会の有賀利恵子会長は「整理券配布前から待っていただいたり、何度も来ていただいている方の姿もあったりしてうれしい。最終日もぜひ多くの方に足を運んでもらい、各店の味を知る機会にもしてほしい」と期待していた。
 きょうは初日よりも多い12店舗が、14種類240食を販売する予定。
 (写真は、店自慢の弁当が次々に売れていった)