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上諏訪温泉でのんびりと 冬の宿泊キャンペーンきょうから
2025年1月5日
諏訪湖温泉旅館協同組合(伊東克幸理事長)はきょう5日から2月末まで、「信州・上諏訪温泉冬の宿泊キャンペーン」を開き、県内や関東、中京方面からの誘客に力を入れる。期間中はテレビCMやウェブ広告を展開し、「上諏訪温泉でのんびり過ごそう」とPR。宿泊者には宿泊補助券などが当たる企画も用意する。
ほかのシーズンに比べて宿泊客が減りがちな冬期間の誘客を積極的に進めるため、2017年からキャンペーンを始めた。3月上旬まで行った昨年は、1、2月の宿泊者は4万2470人で前年同期を約6%上回った。主体は県内(約1万2000人)、関東方面(約1万6000人)だった。抽選の応募もウェブを含め3057件あり、「キャンペーンの知名度が上がってきた」と評価している。
キャンペーンでは、期間中に計30回のテレビCMを流すのをはじめ、県内のほか神奈川、静岡、愛知各県を対象にウェブ広告を出す。宿泊者向けには参加する12施設でチラシ(2000部作成)を宿泊時に渡すなどで応募を促す。昨年より当選者を20人増やし、1万円分の宿泊補助券が50人、諏訪湖祭湖上花火大会入場券が15組30人に当たる。
宿泊者に行ったアンケートでは「部屋の中でゆっくり過ごしたい」という回答が9割を占める。組合加盟の施設ではユニバーサルツーリズムに力を入れ、施設の改装などをここ2年間で施している。組合ホームページでも各施設一押しの宿泊プランや各温泉の魅力、地酒飲み比べセットなどを押し出して誘客を図る。
(写真は、冬の宿泊キャンペーンをPRするチラシ)