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旧岡谷小学校跡地で初日の出 思い出の丘に地元住民ら集う
2025年1月3日
2025年が幕を開け、岡谷市内でも各所で元日の恒例行事が行われた。岡谷市山手町の旧岡谷小学校跡地には1日朝、初日の出を見ようと卒業生ら地元住民が集まった。諏訪盆地を一望できる思い出の高台から共に拝み、新年のスタートを切った。
同小の跡地は市内の街並みや諏訪湖を眼下に眺め、遠くに八ケ岳連峰を望む見晴らしの良いスポット。元旦は、歴代PTA役員ら約20人でつくる「ありがとう岡谷小の会」の呼びかけを受けて卒業生や、近隣住民らが同所に集まり、一緒に初日の出を迎えることが恒例になっている。
午前6時半過ぎ、跡地にある「旧岡谷小実りの丘展望広場」に徐々に人が集まり、50人ほどが新年のあいさつを交わしながら日の出を待った。7時9分ごろ、太陽が姿を見せると「わあ」「すごい…」などと声をこぼしつつ、少しずつ昇る朝日にスマートフォンやカメラを向けて、静かに眺めていた。
同会事務局の大池宏和さん(52)は「(小学校の)教室から見ていた思い入れのある景色。やはりここから見る朝日はきれい」と笑顔。「ことしも健康で頑張ります」と話した。
(写真は、スマートフォンなどを構えながら初日の出を眺める人たち=旧岡谷小学校跡地)