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一般公募など個性豊かに「ミニチュア作品展」 岡谷美術考古館で
2024年12月10日
岡谷美術考古館で、一般公募の小作品展「ちいさくてもいいじゃないか みんなのミニチュア作品展」が開かれている。岡谷市内を中心とする県内外の高校生以上から応募があり、多彩な技法や素材、モチーフの87点が並ぶ。22日(日)まで。
通常の展覧会では展示されなかったり、目立たなかったりする小作品を集め、美術に親しんでもらおうと2022年度に初開催し、3回目。平面は0号(18×14センチ)以下、立体は高さ、幅、奥行きが各20センチ以下などとし、1人1点までで募集した。
立体は陶芸やジオラマなど多種多様で、ハンドルを回すと音楽が流れて動くからくりや、革で緻密に作られた小さいランドセルなど凝った作品もある。絵画は油彩や水彩、アクリル、色鉛筆などと多彩な画材で描かれ、題材も風景や植物などさまざま。一般だけでなく、美術会に所属する地元作家の作品が並んでいるのも特徴だ。
同館学芸員は「制作をする人がこんなに多いのかといつも思う。いろいろな分野の作品があって見応えがあるので、お気に入りを見つけてほしい」と話す。
鑑賞無料。午前10時〜午後6時。水曜と祝日の翌日は休館。会場は1階「交流ひろば」と企画展示室。問い合わせは同館(電0266・22・5854)へ。
(写真は、個性豊かな小作品が並ぶ会場)