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願いは8色 旧庁舎彩る 人権週間に合わせライトアップ
2024年12月4日
岡谷市は、国登録有形文化財の旧市役所庁舎を8色でライトアップしている。人権週間(4〜10日)に合わせて初企画し、人権に関するイメージカラーで建物を厳かに彩っている。15日(日)まで。
諏訪地域人権啓発ネットワーク協議会に所属する諏訪6市町村は、例年持ち回りで人権週間にちなんだイベントを実施。これまでは啓発パンフレットの拡充などが多かったというが、より多くの市民に人権への思いをはせてもらおうとライトアップを企画した。
それぞれの色は▽赤=エイズ患者への理解▽オレンジ=子どもの虐待防止▽黄=障害者への理解▽白=女性の権利尊重▽シトラス=新型コロナ感染症患者への理解▽緑=臓器提供への理解▽青=北朝鮮拉致問題▽紫=女性に対する暴力をなくす運動—を象徴している。建物正面の中央部分は時間経過とともに色を変化させ、LGBTQ(性的少数者)など多様性への理解を示す。
点灯は毎日、日没後から午後10時ころまで。市社会福祉課は「人権について理解を深める機会になれば」としている。問い合わせは同課(電0266・23・4811)へ。
(写真は、人権週間に合わせてライトアップされる旧庁舎)