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やまびこ国際スケートセンター30周年 23日に営業開始 元五輪選手の教室も
2024年11月12日
岡谷市内山の市やまびこ国際スケートセンターが今季、オープン30周年を迎える。諏訪地域のスケート場を巡っては、茅野市が所有施設の存廃を検討していて、同センターについても岡谷市は来年度末までに方向性を決める方針。屋外リンクの営業開始は23日(土=祝日)を予定し、初日は節目を記念して県出身のオリンピアンを招いた教室などを用意し、来場者を迎える。
初日は滑走無料とし、教室は午前8時半からの小中学生選手向けと、10時45分からの親子・初心者向けの2回。2018年平昌五輪女子団体追い抜き金メダリストの菊池彩花さんと、例年講師を務める14年ソチ五輪男子500メートル出場の上條有司さんが教える。
10時からのオープン式典では、2人が模範滑走。ポップコーンとコーンスープの振る舞い(いずれも数量限定)もあり、キッチンカーも出店する。
記念イベントとして、岡谷商工会議所青年部が菊池さんの講演会も計画。同日午後2時から岡谷商工会館で開き、式典終了後に同センターで先着150人にチケットを配る。
同センターは国際規格の400メートルリンクを備え、1994年にオープン。市の第三セクター「やまびこスケートの森」が指定管理する。同社の担当者は「諏訪地域のリンクがなくなるのではという話題がある中、少しでもスケートを盛り上げたい。たくさんの人に来てほしい」と話す。
今季は、来年2月16日(日)まで無休で営業し、貸し切りや悪天候を除いて一般滑走できる。最終日も滑走無料で、12月1(日)1月12(日)2月1(土)の3日間は市内在住、在勤、在学者に無料開放する。
初日のイベントはいずれも申し込み不要。スケート靴の貸し出しは有料。問い合わせは同社(電0266・24・5210)、講演会は商議所青年部(電0266・23・2345)へ。
(写真はポスターを手に営業初日のイベントをPRする職員)