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空から雄大な自然満喫 箕輪町「紅葉祭り」で熱気球フライト
2024年11月5日
箕輪町観光協会は4日、係留熱気球に乗って紅葉を観賞するイベント「アルクマ熱気球フライト体験」を箕輪ダム・もみじ湖上流の末広広場で開いた。紅葉の見頃には一歩早かったが、参加者は20〜30メートル上空から色づき始めた木々を眺め、雄大な自然を堪能した。
10日(日)まで開催している「もみじ湖紅葉祭り」の一環で、初の試み。誘客につなげるとともに、町民にも地域の魅力を再発見してもらおうと、安曇野汽船(安曇野市)の協力で企画した。
ロープで固定された気球が徐々に上昇すると、所々赤く染まった山肌や谷間が眼下に広がった。家族3人で搭乗した男性は「紅葉にはちょっと早かったが、浮遊感があって楽しめた。もみじ湖は初めてだが、見頃にまた来たい」。町内の小学生は「山の景色がきれいだった」と喜んでいた。
フライト体験はきょう5日まで。箕輪東小の5、6年生を招待する。予約の空き状況に応じ、現地でも申し込みを受け付ける(午前8時〜同10時半)。対象は3歳以上(14歳まで大人の同乗が必要)。料金は、3〜14歳1500円、15歳以上2000円。雨天や強風時は中止。
マイカー規制のため、臨時駐車場の予約(協力金1500円)や有料シャトルバスの利用が必要。箕輪町民は「町民優待デー」のため、駐車場予約や協力金が不要(シャトルバスの運賃は必要)。
同協会は、紅葉の見頃を7〜10日ごろと見込んでいる。問い合わせは町商工観光課内の協会事務局(電0265・79・3171)へ。(写真は上昇するアルクマ熱気球)