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「もみじ湖紅葉祭り」開幕 末広広場など徐々に色づき
2024年10月27日
箕輪町の「もみじ湖紅葉祭り」(町観光協会主催)が26日、11月10日(日)までの日程で始まった。町によると、会場の箕輪ダム「もみじ湖」周辺の紅葉は例年よりも少し遅いが、景勝地の末広広場や「もみじのトンネル」、竹の尾広場などでは徐々に葉が赤や黄に色づいてきている。初日は町外からも多くの人が訪れ、散策しながらモミジを眺めたり、出店やイベントを楽しんだりして、秋の一日を満喫していた。
祭り期間中は毎日午前10時〜午後3時に、竹の尾広場で飲食やクラフト雑貨、野菜や果物など10店舗の出店が並ぶマルシェを開催している。このうち、麺製造販売のどん麺(松島)は、祭り限定で新商品のホットサンドを販売。全国的に有名になったハマラノーエン(原村)の「八ケ岳生とうもろこし」を具材に使用し、注目を集めていた。
フォトスポットとしても人気のもみじのトンネルでは、モミジをゆっくりと観賞して歩き、家族やペットと写真を撮って思い出に残す来場者の姿もあった。同所や竹の尾広場周辺では、期間中、午後6時〜9時にライトアップも実施する。
息子と一緒に訪れた男性は「モミジも少しずつ色づいてきていて、秋の気配が感じられる。涼しくて心地よく、来て良かった」と笑顔を見せた。
町観光協会は「多くの人が来てくれて、いいスタートを切れた。紅葉の見頃にはまだ早い所もあるが、イベントなども楽しんでもらっており、『また来よう』との声も聞かれた」と話していた。
見頃は、11月上旬を見込む。1日(金)〜5日(火)はマイカー規制を実施。問い合わせは町観光協会コールセンター(電0265・79・3115)へ。
(写真は、モミジに囲まれた竹の尾広場で開催するマルシェ)