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全国の若手剣士164人が熱戦 フェンシングのカデ・エペ選手権

2024年10月13日


 フェンシングの第16回全国カデ・エペ選手権大会が12日、箕輪町社会体育館を会場に始まった。全身が有効面となるエペ種目の男女個人戦。北海道から鹿児島まで26都道府県から13〜16歳の若手選手164人が出場し、きょう13日まで熱戦を繰り広げる。
 箕輪町や町教委、みのわ新聞社などによる大会実行委員会の主催。出場選手は昨年を16人上回る。上位入賞者には、2025年春のジュニア・カデ世界大会出場のポイントが与えられる。県勢は男子15人、女子7人が出場している。
 開会式では、実行委員会委員長の白鳥政徳町長が「世界の舞台で飛躍する選手輩出の場としたい、との初期の目的達成のために頑張って」とあいさつ。箕輪進修高校1年の生徒(16)と、箕輪中学校3年の生徒(14)が「練習の成果を発揮し、正々堂々と戦う」と選手宣誓した。
 初日は男女とも6、7人による予選プールと決勝トーナメントの一部が繰り広げられ、世界を目指す若き選手たちの気迫ある戦いが続いた。きょう13日は、残りの決勝トーナメントが行われる。会場にはキッチンカーが出店し、フェンシングを紹介するリーフレットも配布している。
 17〜19歳を対象にした第11回全国ジュニア・エペ選手権も、きょう13日から同体育館で始まる。昨年より51人多い194人が出場を予定し、予選プールを経て14日(月=祝日)が決勝トーナメント。
 観戦無料。13、14日は午前9時から。簡易的な導電ジャケットを着用し、スポンジ製の剣を使って競技を楽しめる一般向けの「スマートフェンシング体験」を同館入り口のフロアに用意している。駐車場は、町役場と町文化センターが利用できる。
(写真は、全国から若手選手164人が出場し、熱戦を繰り広げる全国カデ・エペ選手権=町社会体育館で)