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岡谷みそのたれで山賊焼 マンモウ万博×喜多屋醸造店 12日発売

2024年10月9日


 岡谷市若宮の唐揚げ専門店「マンモウ万博」が、市内の醸造事業者とコラボレーションし、岡谷ならではの「山賊焼」を完成させた。漬け込むたれの工夫に加え、揚げた後に郷土料理の「五平餅」をイメージしたみそだれを塗って独自性を演出。同店では「岡谷みそを盛り上げ、この街らしい特色を出した味を楽しんで」と話す。12日(土)に発売する。
 みそしょうゆ蔵元「喜多屋醸造店」(天竜町)のたまりしょうゆを、商品に使う縁で今回の新メニューも同社と共演。同社の看板商品でもある「雪娘」の赤みそを使った。
 鳥もも肉は、250グラム以上。ニンニクやショウガ、八角、市特産のウナギとも縁が深いサンショウの実などのほか、フレンチ出身の佐々木哲也店長らしく、肉の臭みを取るために刻んだセロリも入れたたれで漬け込んだ。雪娘を使い、揚げた後に塗るみそだれは、香りを立たせるためにバーナーで焦げ目を付けて仕上げる。
 付け合わせは一般的なキャベツも用意するが、一推しはスティックのセロリ。佐々木店長は「セロリが濃いめの山賊焼の味をリセットしてくれ、最後までおいしく食べられる」、商品プロデュースに携わるタレント、マンモウ飯田さんも「みそだれの甘辛い味が後を引き、ご飯にもお酒にも合う」とPRする。
 単品、ご飯付きの丼とも税込み850円で発売から1カ月間は、700円で提供。今後は、重にするなど別の展開も構想していくという。火曜定休。営業時間は午前11時からで月、水曜日は午後6時、それ以外は7時まで。問い合わせは同店(電070・2198・3939)へ。
 (写真は、完成した岡谷ならではの「みそ山賊焼き」)