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「赤そばの里」が見頃 一面ピンクのじゅうたんに

2024年10月4日


 箕輪町上古田区金原地籍にある「赤そばの里」で、「高嶺ルビー」のピンクの花が見頃になった。猛暑が続いて寒暖差が少なかったため、9月21日の開場時は赤みがやや薄かったが、その後の涼しさで色味が増した。開場は13日(日)まで。里を管理する「古田の里赤そばの会」は「今週末ごろが一番良さそう」という。
 里は4.2ヘクタールあり、8月下旬から開花が始まった。開場時は8分咲きだったが、1日時点で満開の状態になった。9月22日の大雨の影響で、茎の低い場所が所々あるものの、全面に花が付いてピンクのじゅうたんを敷き詰めたよう。1日に埼玉県から訪れた女性(59)は「想像以上で素晴らしい」と喜んでいた。
 赤ソバの手打ちそばが楽しめる「そば処古田の里」は今シーズン新築され、初日から盛況。直売所ではリンゴや梨、コシヒカリの新米、そば粉などが並び、ジャガ芋の詰め放題も。地元・箕輪西小学校児童による手作り品の出店もある。押野光会長(73)は「おかげさまで多くの来場者があり、ありがたい。ゆっくり時間を過ごしてもらえれば」と話している。(写真は見頃を迎えた「赤そばの里」=1日昼)