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アートフェスあす開幕 県内外から芸術家ら100人集結

2024年9月12日


 県内外から約100人の芸術家や、表現者が集う複合アートイベントが13日(金)、岡谷市内3会場で始まる。アートの定着や振興に取り組むNPO法人アルボグランデ(諏訪市)が主催し、3年目。初めての試みとして、会場の一つを施設ではなく商店街に設定するなど、各所にさまざまな芸術が混和した世界観をつくり出して来場者を迎える。15日(日)まで。
 ジャンルやテーマを設けず、あらゆる表現が芸術として響き合うイベント「おかやアートフェスティバルMIX2024」として、市と市教育委員会が共催。主会場のJR岡谷駅前のテクノプラザおかや、岡谷美術考古館、童画館通り商店街で行う。
 展示は絵や陶芸、彫刻、映像、インスタレーション、写真、書など、パフォーマンスはダンスや弾き語りを予定。ワークショップ、制作者が作品を対面販売するマーケットもある。
 商店街には、通常は工事現場などに置かれるコーン標識に、芸術家が絵を描いて作品に仕上げた約個を設置。どんな物でも作品になり得るというメッセージを発信するとともに、通り沿いを盛り上げる。
 同法人理事長で、自身も画家の福島徹さん(茅野市)は「さまざまな芸術のミックスをはじめ、活動歴もそれぞれなどいろいろなミックスが楽しめると思う。大人が本気で『遊んでいる』のを見てもらい、更には普段は交わることのない芸術家同士の出会いで新たな化学反応が生まれる機会にもなれば」と期待する。
 いずれも入場無料。時間は各日午前9時半からで初日が午後8時、2日目は同5時、最終日は同4時までだが会場ごと異なる。問い合わせは、無料通信アプリ「LINE(ライン)」(イベントのウェブサイトにQRコードあり)の公式アカウントへ。 
(写真は、期間中、商店街に登場する予定の標識コーンを使った作品)