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ソバの白花 初秋に満開

2024年9月1日


 辰野町内の畑で、ソバの花が見頃を迎えている。7月末から8月上旬に種をまいた「秋ソバ」が順調に成長。白い花が満開になり、秋の訪れを告げている。
 川島では、ソバの品質向上や増産を目指すプロジェクトが進んでおり、各耕地の営農組合が計約20ヘクタールで栽培。門前営農組合は7月28日に種まきをし、例年より少し早い盆ごろから咲き始めた。
 吉田秀志組合長(72)によると、適度に雨が降ったことで「生育は良好」。昨年も豊作だったが「それ以上の収量が期待できるのでは」と話す。花は5日(木)ごろまで楽しめ、収穫は10月上旬までを予定する。
 町産業振興課によると、町内では川島を中心に小野、新町、羽北地域などで栽培されており、本年度の作付面積は約120ヘクタール。稲よりも栽培が簡単なこともあり、転作作物として栽培面積は増える傾向にあるという。(写真は見頃を迎えたソバの花=川島門前)