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多国籍の人と交流を 来月15日ブラジル人グループが催し

2024年8月21日


 箕輪町などに住むブラジル出身の7人が、国籍を問わずみんなで楽しい休日を過ごそうというイベントを9月15日(日)午前10時〜午後4時、箕輪町のもみじ湖イベント広場で開く。飲食や手作り品の販売、エア遊具、ゲームなどのブースを設け、多文化交流の機会にする。
 箕輪町、辰野町、伊那市に住むブラジル人グループ「TOGETHER(トゥギャザー)」が、箕輪町の若者活躍応援事業補助金を活用して企画する。発案した会社員カマタ・シモーニ・アケミさん(38)=箕輪町=は、来日して20年、ほとんど日本人の友達がいないといい「外国人も日本人も、お年寄りも子どももみんな仲良く過ごしたい」と願う。
 イベントでは、大型のエア遊具、ペットボトルダーツ、ターゲットゲーム、輪投げなどが無料で遊べる。フードは、カマタさんが普段から夫と共にキッチンカーで販売しているブラジル料理「タピオカサンド」のほか、タイ料理、アイスクリームなどさまざまな出店を予定。クラフトの販売、音楽ライブもある。商品を購入するとチケットがもらえ、最後のお楽しみ抽選会に参加できる。
 出店者も今月26日(月)まで募集している。雨天時は9月22日(日=祝日)に延期する。問い合わせは同グループ(メールeventsinjapan@hotmail.com)へ。
(写真は、イベントに参加を呼びかけるブラジル出身者ら)