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夏休み自由研究の参考に 大芝高原で「宿題のキッカケ」

2024年8月4日


 南箕輪村観光協会は、夏休みの自由研究の参考にしてもらう催し「宿題のキッカケ」を村大芝高原で開いている。16日(金)までの平日、村の特徴を生かした工作や体験などを日替わりで計画。学んだり、楽しんだりしながら地域の魅力に触れる機会をつくっている。
 7月30日は森の交流施設で、高原内の松ぼっくりから種を採集し、栽培用ポットに植える体験があった。地域の子どもたちが参加。南箕輪中2年の女子生徒(14)は「初めて体験した。こつがつかめず、松ぼっくりから種を取り出すのが難しかった」と話した。
 期間中は、けん引式車椅子補助装置を使って森林を散策する体験や、センサーでふたが開閉するごみ箱作りのワークショップなどを計画。当日参加可能で、一部は事前の申し込みが必要。午前10時〜正午。費用は内容により異なり、500円以下。無料で体験できる催しもある。
 催しは同協会が季節に応じて開く観光地誘客イベント「4SEASONFES」の一環。同協会の担当者は「夏休みの宿題に役立ててほしい。高原に来てくれた誰でもできる、ここでしかできないことを体験して楽しんでほしい」と話している。
 問い合わせは同協会(電0265・72・2180)へ。
(写真は、松ぼっくりから種を取り出す子どもたち)