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みのわ祭り 町民集い笑顔あふれる

2024年7月28日


 第35回みのわ祭りは27日、箕輪町松島仲町周辺を主会場に開かれた。踊りやみこし、ステージ発表などで中心市街地が熱気に包まれ、大勢の人が夏真っ盛りの一日を満喫した。
 熱中症対策のため、昨年よりも2時間遅い午後3時にスタート。オープニングセレモニーでは、白鳥政徳町長が「暑さに負けないよう、町民の皆さんの元気をいろいろな方に与え、いろいろな方と触れ合い、飲んで食べて楽しんでいただきたい。夏休みが始まった小中学生の皆さんは、ぜひこの祭りを夏の思い出にしてください」と呼びかけ、みのわ太鼓保存会や箕輪中学校吹奏楽部が演奏で盛り上げた。
 国道153号で行われた町民おどりには、小学校や地元企業など13団体の約620人が参加。激しい夕立ちのため30分遅れでの開始となったが、「箕輪天竜音頭」や「箕輪ワクワクソング」を力いっぱい元気に踊った。みこし大行進では、3団体が勇ましい掛け声を響かせた。
 メインステージには、姉妹友好都市・東京都豊島区の「東京よさこい」や、ダンスや演舞など13団体が出演し、磨き上げたパフォーマンスに観客から大きな拍手が送られた。スーパーボールすくいなどのイベントブースや出店もにぎわい、チョークアートコーナーでは柱形のモニュメントに来場者が思い思いの絵を描いた。
 夜は、みのわ手筒会などがみのわ天竜公園で手筒花火を披露。観客は間近で繰り広げられる煙火パフォーマンスに大きな歓声を上げた。番場原第2グラウンドでは、迫力ある打ち上げ花火約520発が上がり、祭りのフィナーレを彩った。