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諏訪よいてこ 雨飛ばす熱気で

2024年7月28日


 第45回市民まつり「諏訪よいてこ」は27日、JR上諏訪駅近くの市営柳並源湯前をメインステージに開催した。ことしは5年ぶりに昼の部のステージ発表が復活。並木通りから柳並通りにかけての一帯を歩行者天国にして、22連約850人が踊りを披露した。
 昼の部のステージ発表は、歌やダンス、和太鼓、花笠踊りや長持など13団体が出演。子どもの晴れ姿を見守る家族やお祭り気分を楽しむ来場者が足を止め、多彩なパフォーマンスが会場を沸かせた。
 「こども広場」の駅西口は、諏訪商工会議所青年部による屋台、パトカーや消防車が並んだ「みんなを守るお仕事紹介」がにぎわった。チャリティーバザーや姉妹都市物産展も開かれ、招福ほいかごや長持の路上演舞が通りに活気を与えた。
 夕方からの踊りの部では、雷雨で一時中断したが、浴衣や法被姿の踊り手たちが「諏訪よいてこ」「よいテクノ」「お諏訪節」のリズムに乗って練り歩いた。コンテストは行わなかったものの、フィナーレで抽選会を実施。参加した踊り連に賞品を贈り、終幕まで祭りを盛り上げた。(写真は雨にも負けず踊る諏訪赤十字看護専門学校)