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古田人形芝居 13日に地元公演
2024年7月11日
箕輪町上古田に江戸時代から伝わる伝統芸能で、県選択無形民俗文化財に指定されている「古田人形芝居」の保存会は、本年度の地元公演を13日(土)午後7時半から上古田公民館で開く。多くの来場を呼びかけている。入場無料。
上演するのは、同会定番である八百屋お七の「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)火の見櫓(やぐら)の段」と、数年ぶりの披露となる「傾城(けいせい)阿波の鳴門—順礼歌の段—」の2演目。高校3年生から80歳代までの14人が、4月末から週1回、人形繰りなどを稽古してきた。
柴登巳夫会長(80)=上古田=は「火の見櫓の段は、クライマックスでお七がはしごを登り半鐘を鳴らす場面が一番の見どころ。自分で登っていくように見える人形に注目してほしい」と話した。
(写真は、公演のチラシを持つ柴会長)