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岡谷南高放送部全国へ 参加した全7部門で出場

2024年7月4日


 岡谷南高校放送部が、22日(月)から東京都で開く第71回「NHK杯全国高校放送コンテスト」出場を決めた。6月に長野市であった県大会で、参加した全7部門で全国切符を獲得し、うち4部門では最高賞に当たる「NHK長野賞」を受賞。部員たちは「残り時間で、作品の改良や朗読の練習をして良い結果を残したい」などと意気込んでいる。
 県大会はラジオドキュメント、ラジオドラマ、テレビドキュメント、テレビドラマ、アナウンス、朗読、研究発表の7部門に出場し、テレビドキュメント、アナウンス、朗読、研究発表で最高賞を受けた。
 テレビの特徴を生かした作品を、8分以内で発表するテレビドキュメント部門は、「そろそろ行かね?」とし、自分たちが部活に行く前のやり取りをドキュメンタリーで描いた。
 研究発表は月に1度、同校で開く「アナウンス朗読発表会」の様子を映像で映しながら披露。朗読部門は指定作品の中から1編を選んで2分以内に読み上げ、アナウンス部門は1分30秒以内で発声、発音、マイクの使い方で得点を競った。
 自身も朗読と、ラジオドラマ部門で全国に出場する田中愛夏部長(3年)は、大会に向けて「残された期間は短いが、繰り返し練習して本番で緊張しないように頑張りたい」と話す。
(写真は、全国大会に出場する岡谷南高校放送部員)