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全国の打ち手集い 岡谷で世界和太鼓打ち比べコンテスト

2024年6月30日


 全国の打ち手が集い、技と力を競い合う「世界和太鼓打ち比べコンテスト」が29日、カノラホールで開幕した。初日は「一人打ち」各部門の予選を行い、会場には全身全霊をささげた渾身(こんしん)の音が響き渡った。30日まで。
 8月の市民祭「岡谷太鼓まつり」の先陣を切る大会。2000年のミレニアムを記念し、直径2000ミリの平胴太鼓を製作したのを機に岡谷市や岡谷商工会議所、市観光協会、市区長会の主催で同年に始まった。
 今大会の一人打ちはジュニア、男子、女子、45歳以上のマスターズの各部門に60人余り、団体は映像による予選を突破したジュニア4組、一般5組が出場する。
 打ち手は「よろしくお願いします」と礼から入ると、精神を集中。一転して演奏が始まると「静」から「動」へと力強い音を響かせ、打ち終えると会場からは喝采が起こった。
(写真は、迫力ある音を響かせた、直径2000ミリの平胴太鼓)