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市議会だよりに若い感性 二葉高生の絵画を表紙に

2024年6月21日


 諏訪市議会が発行する広報紙「市議会だより」に市内高校生の作品が登場する。第1弾は諏訪二葉高校で、美術部の絵画が8月発行の第号の表紙を飾る。編集委員長の井上登議員は「ぜひ手に取り、見てもらいたい」とアピールした。
 「市議会だより」は年4回、2万部以上を発行し、広報すわと一緒に市内全戸配布される。2月の議会だよりモニター連絡会で、若者に読んでもらう紙面作りの提案があり、市内3高校に協力を依頼することになった。
 二葉高校美術部では、昨年度の「諏訪高校生美術展」に出品した3年生5人の絵画を用意。表紙には、宮澤心さん(17)の「視線」が選ばれた。大好きなピザを前にした愛犬の表情を描いたといい、「自分が思いを込めて描いた作品を、いろいろな人に見てもらえるのがありがたい」と語った。
 ほかの3年生の作品や生徒のコメントを掲載するページも設ける予定で、若い感性が紙面を彩るという。宮澤さんは「表紙を切っかけに、議会で何をしているのか、見たり調べたりしてみたい」と話していた。
 今後は11月号に諏訪清陵高校、来年2月号に諏訪実業高校の作品掲載を予定している。(写真は作品を描いた二葉高校美術部の生徒と議員ら)