NEWS
ハッチョウトンボ飛び交う 伊那市「トンボの楽園」
2024年6月16日
日本一小さなトンボとして知られる体長約2センチのハッチョウトンボが、伊那市の新山地区の湿地「トンボの楽園」で飛び交っている。7月初旬をピークに8月中旬まで観察できそうだ。
一帯を整備する「新山トンボの楽園を育てる会」によると、ことしは例年と同じく5月中旬に羽化が始まった。現在は、湿地帯を飛び回ったり、草の先に止まって羽を休めたりする愛らしい姿が見られる。
11日、トンボを探しに南箕輪村から訪れた60歳代男性は「ハッチョウトンボは小さくて見つけるのが大変」と苦笑い。この場所にはバイクに乗ってよく来るといい、「静かで自然が豊か。とても良い場所なのでお気に入り」と話していた。
(写真は、草に止まるハッチョウトンボ=11日、伊那市のトンボの楽園で)