NEWS

湖上プロレスに歓声 レイクフッドで記念イベント

2024年6月16日


 岡谷市湊1の諏訪湖にある複合施設「LAKEHOOD OKAYA(レイクフッドオカヤ)」で15日、初の「湖上プロレス」が開催された。開業1周年を記念し、同施設が企画。長野市を拠点とするアマチュアプロレス団体「信州プロレスリング」が特設ステージで午前と午後に2回公演し、計約200人が観覧した。
 湖上からの景色に触れる切っかけにしてもらおうと計画し、同団体の協力で興行が実現。台船に6メートル四方のリングを設け、合わせて12人のレスラーが登場した。
 午後の公演は、やや強めの風が吹いて湖面も波立つ中でスタート。芸能人や有名スポーツ選手などをほうふつとさせる衣装をまとったレスラーたちは、コミカルな動きで会場の笑いを誘いながらも、機敏にリングを走り回って次々と大技を繰り出した。ライフジャケットを着用した選手が湖に飛び込む演出もあり、大きなどよめきと拍手が起きていた。
 市内から母親と祖母と共に来場した山岡天ちゃん(5)は「初めてのプロレス、とても楽しかった。選手も格好いい。また見たい」とほほ笑んだ。同施設責任者の鳴澤明久さんは「大勢の人が訪れて盛り上がった。これからもいろいろな湖上イベントを企画していきたい」と話した。
(写真は、観客が見守る中、湖上リングで大技を繰り出す選手たち)