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ばら色に染まる伊那 来月22日まで催し

2024年5月28日


 伊那市内でバラを楽しむイベント「伊那まちバラぶらり2024」(実行委員会主催)が26日に始まった。中心市街地の通り町商店街沿いには地域住民が育てた花鉢がずらり。バラの苗販売や寄せ植え教室、コンサートなどを企画し、バラの魅力に触れる切っかけをつくっている。6月22日(土)まで。
 初日は同市荒井のいなっせで、第3回「バラのファッションショー」があった。「人生バラ色好きならずっと」をテーマに、一般公募に応じた11組12人が出演。華やかな衣装でランウエーを歩いた。
 出演者はそれぞれポーズ決めたり、踊ったりとパフォーマンスで会場を沸かせた。松川村の女の子は「花が好きで昨年も参加した。バラに合う衣装にした。お客さんが盛り上げてくれて楽しかった」と笑顔だった。
 演出を担当した同市東春近の男性は「選曲が難しかった。テンポを考え、表現しやすいようにした」とし、「会場と一緒に盛り上がったので最高に良かった」と話した。
 市内ではバラにちなんだ催しが開かれており、同市高遠町のバラ園「高遠しんわの丘ローズガーデン」では恒例のバラ祭り、バラの名所などを訪ねる市内のまち歩きの企画も開催中。6月2日(日)には伊那ローズボールと題したアメフトの試合もある。
 問い合わせは実行委事務局の若林さん(電090・4094・2870)へ。(写真はランウエーでポーズを決める出演者)