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美しい濃淡で表現 7日から伊那文で県水墨画協会の会員展

2024年3月5日


 県水墨画協会南信支部の会員展が7日(木)から、伊那市の県伊那文化会館で始まる。新型コロナの影響で2020年以来4年ぶり。6〜30号の額装を中心に46点を展示し、成果を発表する。
 山水、花鳥、人物をモチーフにした近作が並ぶ。牛山和雄副支部長(73)は、埼玉県長瀞町の渓谷をモチーフにした作品など2点を出品。水面に映る岩場も、きれいな濃淡で描いており、目を引く。
 真野玉淳支部長(86)は絹の掛け軸を用意し、披露する。「県内の水墨画は全国でもトップクラスでレベルが高い。会員展にも優秀な作品が並んでいる。見てもらいたい」とアピールしている。
 会員展は15回目で、第36回県芸術文化総合フェスティバル(県芸術文化協会主催)の一環で企画。10日(日)まで開き、午前9時半〜午後5時(最終日は3時)。無料。自由に見ることができる。(写真は展示された作品を見る会員)