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足元でアトムにっこり 下諏訪町デザインマンホールふた設置
2024年2月22日
下諏訪町は、漫画家でアニメーション作家の手塚治虫(1928〜89年)の代表作「鉄腕アトム」キャラクターを採用した、新たなデザインマンホールふた2種類を町内2カ所に設置した。21日、現地で設置確認をした宮坂徹町長は「町内観光の目玉の一つとして、多くの人に見に来てもらい楽しんでほしい」と期待した。
ふたは、手塚が鎌倉時代の諏訪大社の神職、大祝(おおほうり)だった金刺盛澄の弟、手塚太郎(金刺光盛)の子孫であることに着目して作成。秋宮幣拝殿と「アトム」「お茶の水博士」を描いたふたと、春宮境内とアトムを描いたふたの2種類を2枚ずつ作り、各1枚は町役場で展示している。
秋宮にちなんだ1枚は、大社通り沿い「八幡坂高札ひろば」の公衆トイレ前、春宮にちなんだ1枚は「おんばしら館よいさ」のあずまや前に設置。いずれも手塚と諏訪大社の由縁を説明した看板を置き、ふたの裏にワイヤを付けて盗難対策も施した。
高札ひろばで宮坂町長は「通りに映えて良い感じ」と満悦。「ストーリー性と特別感があるマンホールで観光につながってほしい。下水道事業の理解、普及にもつながってほしい」と話した。
町はマンホールカードも作る予定で、新年度に配り始められるよう手続きを進めている。(写真は、設置したマンホールふたを撮影する宮坂町長=高札ひろばで)