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「小斉の湯」にことしも そびえ立つ氷瀑
2024年2月22日
茅野市のビーナスライン沿いにある日帰り温泉施設「小斉(こさい)の湯」の敷地内に、ことしも巨大な氷瀑(ひょうばく)が登場した。標高1000メートル超えの寒さを生かした冬の風物詩。幻想的な氷のタワーがSNS(交流サイト)などで話題となり、連日、地域内外から多くの人が訪れる。
近くを流れる川の水を、上流から40メートルのパイプで引いて噴き上げた水しぶきが凍り付いて出来上がる。パイプ3本で引き、今冬は暖冬の影響もあり、一番大きなもので高さは9メートルほどだが、それでも圧巻の光景。水は小斉川の湧き水で常時噴き出し、氷は朝晩の寒さで「成長」を続ける。
荻原高年代表(83)は「大変なこともあるけれど、利用客はもちろん、通りからもよく見えるように作ったので、ドライブ途中にでも立ち寄っていただければ」と話す。
3月中旬ころまで楽しむことができ、日没から午後9時までライトアップも行っている。見物は無料。問い合わせは小斉の湯(電0266・67・2121)へ。(写真はそびえ立つ巨大な氷瀑)