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石川復興願いはしご乗りで懸垂幕 諏訪市消防出初め式
2024年1月8日
第77回諏訪市消防出初式は7日、市文化センターで開いた。消防団第5分団が伝統のはしご乗りで「祈無火災」の懸垂幕を下げ「令和6年諏訪市異常なし」と宣言。続いて「祈復興 がんばろう石川」の幕も垂らして被災地に思いを寄せ、地域防災への決意を新たにした。
センター駐車場には市消防団や諏訪消防署、市防火防犯組合連合会の432人と、40台以上の消防車両が集結。観閲式で金子ゆかり市長らの激励を受け、分列行進は文化センター入り口から市道中浜2号線を通り、諏訪湖イベントひろばを堂々と進み、住民らに防火をアピールした。
表彰式では、消防団活動に功労した団員などをたたえた。小池敏彦団長は式辞で「市民の生命、身体、財産を守る使命の達成に消防団は一つの精神で一致団結して達成する」と決意を語り、昨年末あった団員の不祥事は「再発防止を徹底し、活動で信用回復していく」と述べた。
(写真は、被災地石川にエールを送った第5分団のはしご乗り)