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大谷選手のグローブ 辰野にもきた〜
2023年12月27日
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が日本国内の全小学校に三つずつ寄贈したグローブが辰野町にも届き、26日、辰野東小学校の終業式でお披露目された。代表児童3人がキャッチボールをし、感触を確かめた。
グローブは、大谷選手のサインがプリントされた右利き用二つと左利き用一つで、小学校低学年用のサイズ。「野球しようぜ!」と書かれた写真付きのメッセージカードも添えられていた。
終業式で片桐広文校長はグローブを示して「挑戦すること、夢を追い求めることの素晴らしさを皆さんに伝えてくれる」「グローブからたくさんエネルギーをもらって」と語った。
全校児童240人余が見守る中、6年生3人がキャッチボールを楽しんだ。1年から野球を続ける児童は「最初に触ることができてとてもうれしい。使い心地も良い」、別の児童は「小さい頃から好きだった大谷選手のくれたグローブが手元にあって不思議な感じ。野球を全力で楽しみたい」と話していた。
大谷選手は11月、写真共有アプリ「インスタグラム」で全国の小学校約2万校にグローブを寄贈すると発表。「このグローブを使っていた子どもたちと将来一緒に野球ができることを楽しみにしています」とコメントしていた。
同校では校長室で保管し、希望する児童がいれば貸し出して使ってもらう。他校にも既に届いており、3学期の始業式でお披露目する学校もある。
(写真は、大谷選手が贈ったグローブをはめる児童たち)