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長谷道の駅でXマス企画—モミの木電飾点灯や特産品販売も—
2023年12月16日
伊那市長谷の魅力を伝えるクリスマスイベント「HaseXmas(ハセクリスマス)」がきょう16日午後3時から、同市長谷の道の駅「南アルプスむら長谷」で開かれる。市と市地域おこし協力隊が主催し、6回目。敷地内に植えられているモミの木の電飾点灯を目玉に、地域団体の発表ステージや特産品の販売などを計画し、雰囲気を味わう。
モミの木は高12㍍で、5日に職員らが約4000個のLEDライトや飾りを付けた。点灯式は午後5時に予定。点灯前には間伐材や経木で装飾品を作る体験会を開き、来場者に枝や葉に付けてもらう機会も提供する。
来場者には竹筒を使ったLEDライト入りのキャンドルを配り、点灯の様子を見てもらう試みを初めて企画した。竹は地域の竹林から切り出し、約200個を用意。一体感を演出し、イベントを盛り上げる。
ステージには、長谷小学校音楽クラブや長谷中学校音楽部など市内6団体が出演。市内の飲食店4店舗が、豚汁やコロッケ、鹿肉のハンバーグなどを販売するほか、地域で育てた玄米の甘酒の振る舞いもある。
イベント開催に向けて準備を進める市集落支援員の一人は「地域に定着し、待ち望んでいる人もいる。クリスマスの雰囲気を楽しみながら、長谷の魅力を知ってもらいたい」とアピールしている。
入場無料。電飾の点灯は1月15日(月)まで続ける。午後4時〜11時。問い合わせは市長谷総合支所農林建設課(電0265・98・2211)へ。
(写真は、来場者に配布する竹筒のキャンドル)