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ヘブンリーブルーが開花 上古田の遊休農地

2023年9月20日

元・ヘブンリーブルー230915
 上古田区内の畑で、ヘブンリーブルー(西洋朝顔)の開花が始まっている。同区内の住民有志による「これからの農業林業を考えるEグループ」が、遊休農地を活用して栽培する。メンバーが高齢化し、涼しさを感じさせる水色の花を観賞できるのは、ことしで最後になる。
 観光誘客や地域の活性化につなげようと始め、18年目になる取り組み。畑は上古田公民館東の町道沿いにあり、15アールほど。6月中旬にポットから定植したが、猛暑や少雨の影響で伸びが悪く、一部で枯れる被害も。それでも今月に入ってから開花し、爽やかな水色の花は初秋の澄んだ空気に映えている。
 唐澤光範グループ長(80)によると、10月中旬までは楽しめ、見頃の時間は午前10時から正午ごろ。「何とか続けてきたが、手が入らない。残念だが、ことし限りでおしまいにする」と無念の思いを語り、「町道沿いのため、気を付けて観賞してほしい」と話している。
(写真は、鮮やかな水色の花が魅力のヘブンリーブルー)