NEWS

すわ〜くネットが作品販売 やりがい感じる機会に

2023年9月3日

すわ〜く
 諏訪地域の障害者福祉施設職員でつくる「すわ〜くネット」は2日、利用者の作品や商品を販売する「わ〜くわくバザール」を茅野市塚原のオギノ茅野ショッピングセンターで開いた。丁寧に作り込まれた雑貨や食品販売を通じ、各事業所の利用者と地域住民が触れ合った。
 9事業所が参加し、手作りのパンや焼き菓子、革・裂き織製品、ジャム、トマトソースなどを並べ、日頃の作業風景も写真で紹介。キーホルダーとラベンダーポット作りの体験や、景品がもらえるスタンプラリーも用意し、来店者でにぎわった。
 森の工房あかね舎(諏訪市中洲)のスタッフは「たくさんの人が興味を示してくれた。『いらっしゃいませ』の声がけや、お客さんが商品を手に取っている様子を直接見るのはなかなかない機会。利用者にやりがいを感じてもらえたら」と話していた。
 バザールは利用者の社会参画と地域住民との交流が目的で、収益は利用者の工賃になる。次回は来年3月の開催を予定している。