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大輪まぶしく夏に映え—西箕輪上戸地区でヒマワリ見頃に—
2023年8月11日
伊那市西箕輪上戸地区の畑で、ヒマワリが見頃を迎えている。住民有志でつくる「上戸環境保全会」が毎年、遊休農地を活用して育てており、ことしも約30㌃が黄色の大輪で彩られた。見頃はお盆ごろまで。
地域住民らが連日、夏の風情を楽しんでいる。市内から訪れた60歳代と30歳代の親子は周りを散策しながら写真に収めた。「初めて来たが、山の緑、空の青、花の黄がきれい。また来たい」と話した。
同会は2014年度に発足。農水省の「多面的機能支払交付金」を活用し農地や水路、ため池などの整備に取り組んでいる。ヒマワリの栽培は景観を保全する活動の一環。6月末に種まきし、栽培を続けてきたという。
畑は自由に見ることができる。事務局の鈴木好実さんは「遊休地は何も植えなければ荒れてしまう。毎年景観作物を植え、景観を保っている。ことしもきれいに花を咲かすことができた。見に来てほしい」としている。
(写真は、満開のヒマワリ畑)